研究テーマ
先生紹介
メンバー
研究
論文
活動
日本女子大学周辺マップ
記念企画
space
日本女子大学家政学部住居学科
薬袋奈美子研究室
地域居住ラボ CALL

(Community And Living Lab.)
〒112-8681
東京都文京区目白台2-8-1
tel 03-5981-3464
お問合せ
活動
space
本ページは、川崎市多摩区の大学・地域連携事業の一環で作成したものです。


生田緑地で令和の里山を考える

見出し令和の里山とは?

昭和までの里山

イメージ


生活の場・生活を支える薪炭林として、先人が育ててきた二次林で、常に木を切り、萌芽更新し、手入れし続けてきました。
しかし第二次世大戦後は、燃料革命、市街地の拡大、土地利用の変化で利用されなくなりました。それに伴い木々も大きく立派に成長しました。

平成の里山

敗戦後の高度経済成長で、豊かになった一方で、利益追求社会の歪が露わになってきました。緑を切り崩した住宅地の開発に疑問が呈されました。
一方で、経済的な豊かさだけでなく、やりがいや、社会のためにあることを意識する人も増えました。

平成10年・1998年  NPO法施行
イメージ

阪神淡路大震災では、ボランティアの重要性が認識されるようになり、NPO法が成立。ボランティア元年とも呼ばれました。ホームレスへの支援、緑の手入れの活動等も活発になりました。


平成15年・2003年  指定管理者制度
イメージ

公共施設の管理を、民間の力、NPOの力を活用して、それまでよりも柔軟に運営されるようになりました。
生田緑地も指定管理者制度を利用し、ボランティア団体とともに、指定管理者も里山の管理に協力しています。


イメージ



ボランティアが支える里山
指定管理者とともに支える里山


令和の里山は?

課題・社会情勢

脱炭素・SDGsが重視され、緑は減らせません。一方で、長く萌芽更新されていない木々で、カシノナガキクイ虫が大量発生して、生田緑地でも約2千本が枯れました。ボランティア活動中心の維持の限界が露呈しました。災害多発社会では、自然との共生方法の再検討も必要です。



イメージ
新しい里山のトレンド

人々が使って、支えたくなる仕組み、緑の維持・更新につながる仕事を模索する必要があります。


見出し生田緑地の未来に向けて参考にしたい取り組み

大規模ペレット工場を設けた高知県梼原町

全国に先駆けて風力や木質ペレットなどの自然エネルギー活用に取り組み、2009年に国から「環境モデル都市」の指定を受けた。
☆町内の間伐材から木質ペレットをつくり温浴施設で燃料として使用

図 高知県梼原町の事例

ゆすはらペレット工場
  • ゆすはらペレット工場 屋外の木材保管場所
    屋外の木材保管場所
  • ゆすはらペレット工場 重量を量る装置
    重量を量る装置
  • ゆすはらペレット工場 10kg詰めの袋
    10kg詰めの袋
  • ゆすはらペレット工場 600kgの袋を保管する倉庫
    600kgの袋を保管する倉庫

森福連携の取り組みで小規模なペレット工場を作った 
一般社団法人ひまわりの会

徳島県東みよし町にあるひまわり作業所を運営している
☆障害者就労継続支援B型事業所であり、木質ペレットを製造している

図:一般社団法人ひまわりの会の事例

ひまわり作業所
  • ひまわり作業所 おがくずを運ぶ車
    おがくずを運ぶ車
  • ひまわり作業所 おがくずをサイロに送る様子
    おがくずをサイロに送る様子
  • ひまわり作業所 成形機 手前の袋に溜まる
    成形機 手前の袋に溜まる
  • ひまわり作業所 一番左はマルシェ用の小さな袋に詰めた物
    一番左はマルシェ用の小さな袋に詰めた物

子供たちにも楽しんでもらえる地産地消で森を管理する 
株式会社リトル・トリー

会社代表が山梨県道志村での薪ボイラー導入に関わった後、道志村の温浴施設に薪ボイラーを導入。小菅村地域林政アドバイザーでもある。
☆村内の森林から薪をつくり温浴施設の薪ボイラーで使用  
   マテリアル利用や空間利用にも取り組んでいる

図:株式会社リトル・トリ―の事例

  • 株式会社リトル・トリ― 薪ボイラー
    薪ボイラー
  • 株式会社リトル・トリ― 薪製造所
    薪製造所
  • 株式会社リトル・トリ― マウンテンバイクのコース
    マウンテンバイクのコース

まとめ
生田緑地の未来に向けて~令和の里山に必要なこと~

適切な情報提供と意識育成

生田緑地情報の提供で、木を切り活用することの重要性を伝えます。
学校・社会教育で、関心と正しい知識を持つ人を増やします。

少しの効果でも、生産物を使ってもらえるために「共感ビジネス(ソーシャルアントレプレナー)」の実現が必要です。

理解をして使い支える人を増やします。
使うことに誇りを感じるようになります。

現代生活で使う知恵

・現代生活に必要なものを探る
・生活を豊かにするもの =納得感・満足感のある消費

ビジネスとして成り立つ

・ボランティアではなく、仕事としてかかわる

竹林の手入れにつながる竹パウダーの商品化提案

土壌改良にも、消臭剤にもなる竹パウダーが、ボランティア団体によって制作されています。 ペットボトルに入れ、手入れへの理解を促す説明ラベルに入れて、商品化を提案します。 大切なことはラベルの説明。共感ビジネスに繋げます。

  • 竹炭パウダー ボトル
    竹炭パウダーのボトル
  • 竹炭パウダー ラベル
    竹炭パウダーのラベル

見出し学生からのユニーク提案

動画を視聴できます。クリックすると別ウインドウが開きます。


space
このページのトップへ