miya akiko architecture laboratory
スケール・エラーを誘発する空間デザインの考察と提案
福山真由
木の節を見つめていると、広大な都市に思えることがある。小さな段差は頭の中で巨大な建造物にもなるし、小さめのベンチにもなる。
明日の予定をふと思い出したり、違う世界を夢みたりする、頭の中のとりとめもない世界を大事にしたい。特別な空間ではなく、日々暮らす住宅のなかで大事にしたい。認知科学における「スケール・エラー」という現象にヒントを得、住宅空間を構成するもののなかからスケール・エラーを誘発しうるものを見つけ出した。それらの形の大きさに関する分析と考察を経て、住宅を設計した。
ひとときの妄想や自己との対峙体験にふけることで、自分の住宅での建築体験が豊かでささやかなものとなることを期待する。
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