miya akiko architecture laboratory

 

雲間から見る

― 日本的思考による「隙間」と「雲」の生成 ―

岩城瑛里香

 

雁行型の建築が有する空間性や日本画に表れる身体性を分析し、都心部の高密度化・高層化の需要に応じて、それらを立体的な建築にて現代に実現する。可変的な都市の中で、時間を超えて身体を通して自己を中心に捉えられる建築を目指す。

空間は立体的に連続して展開し、室空間や通路、そして外部空間が同じ価値を持って構成される。

空間の隙間やズレは「見える・見えない」の関係性を生じさせると共に、雲間から人々を見下ろす洛中洛外図のように、異なる用途の空間が隣り合い、曖昧なあいだを形成していくことも許容する。

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