miya akiko architecture laboratory

 

SCALE TRANSER

―建築的想像と創造の世界を拡張するゲーム体験―

兼高彩乃

 

私たちは生まれ持った身体スケールで空間を捉え、他の生き物の身体スケールに成り代わることはできない。しかし、想像力を働かせることで例えば小人のように小さくなることや鳥のように空を飛ぶことができる。

想像上では自身の身体スケールや視点はあらゆるものに成り代わることが可能であり、こうした想像力は建築設計時において頻繁に用いられる。例えば模型の中に身体を縮小させて入り込み、一方で俯瞰の視点を持ち合わせる。このようにスケールを変化させながら空間を想像することは、「建築的想像」と言えるのではないだろうか。

建築物は固定的だが、建築的想像を用いることでスケールを様々に変えながら体験することが可能である。

建築設計者は設計をする際、スケールを横断しながら「創造」を行う。

本制作ではスケールを変換することを「スケールトランス」と呼び、建築設計者が行う建築的想像を拡張し体験できるツールを「ゲーム」作品として提案する。

 

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