miya akiko architecture laboratory

 

デジタル社会におけるパーソナルスペース

-用途から解放された公共建築-

 

近年インターネットやデジタルデバイスの普及はめざましく、社会のデジタル化はコロナ禍により一層加速したといえる。デジタルデバイスにより、どこからでも勉強、仕事、作業ができるようになり、場所と用途は一対一対応の関係ではなくなっている。場所の選択が用途に縛られなくなったことで人々の居場所に対する解像度は上がり、さらにデジタルデバイスの利用によって人々の身体感覚もこれまでとは変化していると考えられる。このことから、公共空間は用途から規定するのではなく、人々の多様な身体感覚から規定することが求められているのではないか。用途から解放され、人々が実空間における感覚によって居場所を選択することのできる新しい公共建築のかたちを提案する。

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