miya akiko architecture laboratory
2016
ロイ・フラー再現プロジェクト
BONUS(日本女子大学人間社会学部文化学科木村覚准教授が主宰する団体)の『超連結クリエイション』のロイ・フラー(Loie Fuller)は、アメリカで生まれ、舞踏家としてパリで主に19世紀末に活躍した人物です。モダン・ダンスを生み出す一因となり、美術界で印象派、アール・ヌーヴォーなどにも影響を与えたそれは、大きな布と光をまとい絶え間なく変化する形象の創出でした。また、当時最先端である近代文明の技術を駆使した舞台演出の数々は見る人に幻想的な美しさを与え、熱狂をもって迎えられました。
私たちは限られた設備の中、観客自らが踊り手の衣装に照明を当てることによって、鑑賞者であると同時に光源自体となり、踊り手は鑑賞される人によって光を照射されるという、見る見られる両者の互換性を意識化させることを考えました。それは、フラーが踊り手と鑑賞者との間に相互をつくりだそうとしていた表微性の再現の試みでした。
主要メンバー 中島由貴
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