miya akiko architecture laboratory

 

イダマリ

―人の拠り所になる空間の提案―

罍 彩子

 

現代の都市には、「居場所」が不足しているように感じる。 自宅こそが自分の「居場所」であり、一度外に出ると人々は 「居場所」すなわち「拠り所」を失う。その「拠り所」を失 うことで、人々の自発的なアクティビティやそこから生じる 偶発的な出会いは減少してきた。かつても、このような状況 だったのだろうか。

何か特別プログラムを設定する訳ではない。人々が空間に触れながら、自ら居心地の良い と思える場所を見つけていく。まるで「陽だまり」をみつけて日向ぼっこするように、「居 心地のいい場所」つまり『イダマリ』を見つける。その見つけた場所で、各々の好みのア クティビティを行う。そのアクティビティとアクティビティが重なり合うことで、出会い が生まれ、何か影響が波及するような空間を目指す。

© miya akiko architecture laboratory 2018 All rights reserved.