miya akiko architecture laboratory

 

法律のない裁判所

村上琴美

 

裁判所は問題解決の場としての機能を満たすためのものだった。そして国民から縁遠い存在である。

しかし裁判所の下す結果はその国がどういう国か、この時代にあった考え方を示す力を持っていると思う。裁判所を国民性や倫理観を決定する場として捉え直した時、裁判所は国民がみんなで司法を考える場となるのではないだろうか。

 

法律を用いて司法を考える裁判所と、誰も管理していない広場(=法律のない裁判所)でひとりひとりの生き様や考えを問う。

 

プログラムから建築を考えたとき、裁判所は、人を裁く機能としてではなく、司法を考える役割としての建築に生まれ変わる。

 

 

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