アナグリフ

 

<原理>

テキスト ボックス: 右眼画像テキスト ボックス: 左眼画像アナグリフとは、左右の眼の画像それぞれを赤と青の2色で合成した画像です。

そのしくみは、図1のような補色関係となっている赤と青のフィルタを使って白い紙の上にその2色で描画されたものを見ると、赤で作成された部分は赤いフィルタで通過し、背景の白と見分けがつかなくなります。また、青で作成された部分は通過せず、背景の白と見分けられ、画像として観測されます。同様に、青いフィルタを用いたときは赤で作成された画像が観測されます。

その2枚の写真を合成し、左眼が赤、右眼が青の立体めがねをかければ、両眼視差により3次元映像を得ることが出来ます。

 

アナグリフは1853年にロールマン(Rollman)によって原理が導かれました。

立体画像を作る上では最も古いものであるため、作り方は容易ですがさまざまな問題点があります。

@     フィルタなどの色とメガネの色が一致していないと、クロストークが起こりやすい。※クロストーク…2重に像が見える状態

A     淡い色を使えばカラー画像にすることが可能であるが、完全な立体画像とはならない。

       

    解決策として「偏光フィルタ方式」が生み出されました。※「偏光フィルタ方式」については配信を含めた動画像の表示で行っています

 

・ 「ステレオグラフィックス&ホログラフィ ザ3D」 秋葉出版 安居院猛・中嶋正之 著

http://www.ecs.cst.nihon-u.ac.jp/oyl/3d/ana.html を参考にさせていただきました。

 

  

<アナグリフの作成>

まずデジカメで写真を撮ります。このとき写真は6cmずらして2枚撮影します。撮影した2枚の写真をパソコンで合成します。

2枚の写真の合成にはフリーソフトのアナグリフのソフト「アナグリフ・メーカVer1.08」を使用しました。

「アナグリフ・メーカVer1.08」:http://www.stereoeye.jp/software

出来上がったアナグリフが図3です。

 

 

また、画像の処理ができるフリーソフトの「ピクトベア」を使えば1枚の写真から6cmずらした画像を作ることができるのでその画像からアナグリフを作ることができます。

「ピクトベア」:http://sleipnir.pos.to/software/pictbear/