6G(第6世代移動通信システム)時代に欠かせない技術――水中光無線通信技術

  最近は、「5G」という言葉をよく耳にするのではないのでしょうか。1980年から現在まで、1G〜5Gと約10年ごとに移動通信技術が進化しています。また、これらを用いたサービスも約20年ごとに移り代わっています。5Gにより、実世界から収集された情報をコンピューターで分析し価値ある情報を生み出し実世界で活用する「サイバーフィジカル融合」が促進されました。これをさらに高度化するために、既に「Beyond 5G」や「6G」という言葉が流行り始めています。

  「5G」が私たちの生活に普及していないなか、「6G」などまだまだ先のことだと思っていませんか?しかし、「6G」の時代、すなわち海中から宇宙までいつでもどこでも超高速のリアルタイム通信が実現する時代へのカウントダウンは、実は既に始まっているのです。

  宇宙の研究や開発が日々進歩し「宇宙旅行」という言葉に違和感がなくなってきた現在、「海中旅行」という言葉を耳にしたことはほとんど無いのではないでしょうか。 海は「通信のラストフロンティア」と呼ばれ、身近にありながら未知な領域であり、将来非常に期待されている領域です。海中での通信を実現するためには、「水中光無線通信技術」が必要不可欠です。