こんにちは。日本女子大学JWU PR アンバサダーです。学科の魅力をより多くの方々に知っていただくため、アンバサダー同士のインタビューを通じて発信していく連載企画の第5弾!今回、史学科2年の荒木奈々さんにインタビューをしました。
さらに、史学科の魅力について3年生の中山梨瑚さん、三島千奈さんにも教えてもらいました。(インタビュアー家政経済学科2年井原咲幸、福田琴子)

―早速、インタビューをしていきたいと思います!
まず初めに、なぜ日本女子大学、そして史学科を選んだのですか?
荒木さん:私は中高が女子校だった事もあり、実際に試験会場に足を運んだのは女子大のみでした。日本女子大学の受験日に、先輩方が「頑張って」と笑顔で応援してくださり、強く励まされたのを覚えています。
学科は最初から史学科に決めていたわけではなく、合格をいただいた学科の中から自分が4年間何を学びたいか、今ある興味をどのように繋げていくかに重点を置いて考えました。得意科目が世界史だったことももちろん大きいですが、絵画が大好きだったということも学科選びのポイントになったかと思います。
―絵画が大好きだったことが学科選びのポイントになったのは意外です 。
荒木さん:そうですね。多くの画家は自分の経験や心情、社会に向けて訴えたい感情といったものを直接ではなく、絵で表現していると考えています。受験生時代に精神面でつらかった経験をしたとき、自分が好きな絵画作品に結び付けて考えることがありました。こうした経験を経る中で、当時の画家が「どのような心境で、どのような表現をしたかったのか」そういったことを研究してみたい、考察したい……。なんとなくではありましたが、そういった思いが浮かんだことも決め手だったかと思います。例えば、史学科の必修科目である基礎演習の授業では、前期と後期の2回に分けてゴッホやムンクといった、精神を病んでいたことで知られている画家についての報告を行いました。絵が描かれた時の彼らの心情を史実と絡めて一つひとつ辿ると、絵のタッチの仕方や表現方法の違いが見え、とても楽しく研究ができました。とはいいながらも入学費用の振込前日まで迷っていました(笑)
―なるほど。受験生時代の経験から、史学科にたどり着いたのですね。続いて、史学科の人にしか分からないことをお聞きしたいと思います。史学科とはどのような学科なのでしょうか?
荒木さん:一言でいうと「勉強する」学科だと思います。1年次から演習科目が必修であるため、担当の先生にもよりますが発表や報告といった機会が定期的に設けられており、自分の研究結果やそれに対しての意見を人前で述べるための準備が必要だからです。
しかし、自分の好きなものを突き詰められる、そして「歴史」というもの自体が自分の興味関心あるものと絡めやすいことから、授業も必然的に興味のあるもので埋め尽くされていくので、とても楽しむことができています。例えば、私が好きな絵画は、文化や伝統によっても変化するもので、歴史を学ぶ上で大きなポイントになることから多くの授業で取り扱われています。

―確かに、発表や報告といった授業が定期的に行われるのは他の学科にはあまりない特徴かもしれませんね…。先輩方はいかがでしょうか?
中山さん:確かに、日本女子大学の中では勉強量が多い学科だと思います。ただ、前期と後期で連続した授業が多いので、履修のバランスが取りやすく勉強しやすい環境ではあります。
三島さん:そうですね。何より発表する機会が多いことで、物事をまとめる能力がつきます。そのような場面では、データ分析というよりは自分の意見をまとめることが多いですね。
―なるほど。勉強しやすい環境にとても魅力を感じます。
続いて、史学科の雰囲気はどのような感じでしょうか?
荒木さん:優しく親身になってくださる先生方をはじめ、思いやりがあり頼れる友人達も多く、明るい学科ではないかと思います。
入学前は、個人的に大学での「歴史」「史学」という言葉を聞くと少し堅いイメージでしたが、十人十色で個性たっぷり、のびのびとしている友達が多いような気がします。この点、先輩方はいかがでしょうか?
中山さん:私もそのとおりだと思います。さまざまな趣味や意見を持った人が自由に過ごしている雰囲気です。
三島さん:そうですね!授業内での発表を聞いていくと、その人の考えや性格を知ることができることも特徴だと思います。
―個性豊かな学科なのですね。ありがとうございます。
続いて、時間割の組み方など、史学科の特徴について教えてください!
荒木さん:まず、1年次では、日本史、東洋史、西洋史の基礎的な内容を満遍なく学びます。
2年次は自分の興味のある分野の授業を取ることができるようになります。ただ、史学科は卒業論文を執筆するために必要な授業が各分野に応じてあります。
卒業論文執筆のために必要な3・4年次で履修したい授業を履修するためには、2年次からの選択が重要になります。
例えば、日本史についての卒業論文を執筆したい場合には「古文書基礎演習」を、西洋史についての卒業論文を執筆したい場合には「世界史の方法」をといった『授業を履修するために必要な授業』の条件が、2年次の時点で選択できるようになります。そういった意味ではコース分けなのかもしれません。私は、歴史表象という分野に進みたいので、その為に必須である第2言語の中級の単位を取得するために奮闘しています(笑)
荒木さんの時間割(1年次)
前期

後期

荒木さんの時間割(2年次)

―ありがとうございます。
続いて、史学科の面白い授業やおすすめの授業はありますか?
荒木さん:久保田静香先生の歴史文化講義Ⅱ-1です。フランス文化や芸術作品を深く学ぶことができます。また、生徒同士がどのような事象、物に興味を持ったのか共有する機会があるので、さまざまな観点から歴史を知ることができとても楽しいです。
中山さん:私は山下将司先生の「東洋史演習I-1」をおすすめします。この授業では、『旧唐書』安禄山伝を自ら読み、授業内で疑問点や考察を報告しています。準備の過程では、『新唐書』などの関連史料と比較することで、同じ人物でも記述が異なるところから新たな発見や気づきを得ることができます。漢文史料を読むのは簡単ではありませんが、史料・文献を比較し、自分の目で歴史を読み解く面白さを実感しています。
三島さん:私は、関口真規子先生が開講している「日本文化史-1」の授業をおすすめします。
この授業では中世日本の食文化の歴史について学びます。当時の食を通して、文化や価値観に触れることができます。また歴史を知るだけではなく、「あの武将って、こんなものを食べていたのか!」といった興味をそそる話が次々と出てきて、楽しみながら学ぶことができます。

―ありがとうございます。興味深い授業がたくさんありますね。
最後に、これだけは伝えておきたい史学科の魅力などがあったら教えてください!
荒木さん:「歴史」という「起こった事実」をそのまま頭に入れるだけでなく、それに対してどのような立場で、どのような意見や批判を述べるのか。そこに「史学」の面白さがあるのではないかと思います。また、意見や批判を共有する上で、一人ひとりの考え方・感じ方の違いが明確に現れ、そういった違いを学ぶことができるのもこの学科の魅力なのではないでしょうか。
また、大学生は、自由度が高く制限が少ないので、挑戦した分だけ世界が広がると思います。だからこそ、自身の興味や関心を大切にして、それがもし「史学」に関わるのであれば、ぜひこの学科で一緒に学びましょう!!
※2026年4月からは文学部の改革に伴い、「史学科」から「歴史文化学科」に名称が変更されます。
歴史文化学科では、4つのコースに分かれて学生の興味関心を究め、授業は演習重視のカリキュラムで、独自の歴史・文化像を構築していきます。歴史学的視点から現代を再認識し、未来に貢献できる人材を養成するカリキュラムが整えられているので、ぜひ興味をもっていただければ嬉しいです。
詳細はこちらから↓
歴史文化学科|日本女子大学文学部
―史学科を詳しく知ることができました!
荒木さん、中山さん、三島さん、ありがとうございました!
