日本女子大学家政学部食物学科

食品学・食品包装学研究室

北澤 裕明

准教授(農学博士・工学博士)

研究室の主要テーマ

1)食べ物の「おいしい」を保つための包装設計(品質保持包装設計)
2)壊れやすい食べ物をまもる包装方法の開発(損傷防止包装設計)

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●担当・経歴

担当
日本女子大学大学院 人間生活学研究科(博士課程)、家政学研究科 食物・栄養学専攻(修士課程)

経歴
鳥取大学大学院連合農学研究科、神戸大学大学院海事科学研究科 修了。   
農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門勤務を経て現職。

●研究室の主要テーマ

1)食べ物の「おいしい」を保つための包装設計(品質保持包装設計)
2)壊れやすい食べ物をまもる包装方法の開発(損傷防止包装設計)

●担当授業科目と授業内容の概要

食品学:食品素材について正しく理解するために、個々の食品の成分組成、栄養特性、理化学的性状、用途などについて学びます。

食品保蔵学、食品加工・貯蔵学:包装技術を含む食品保蔵の原理とともに、身近な加工食品の製造・加工原理、栄養などについて包括的に学びます。

食品栄養学基礎実験、食品学応用実験:食品の栄養成分の分析に必要な操作技術と分析の原理について学びます。

学生へのメッセージ

 食品ロス削減の観点から包装は不可欠なものですが、一方で、行き過ぎた使用は環境負荷を大きくしてしまうことにもつながります。研究を通じて、食品ごとの「適正包装」を提案していきましょう。

 授業と実験で学ぶ個々の食品の特性は、包装を設計する際の「まもるべきもの」を考えるうえでも非常に重要なものとなります。確実に習得しましょう。