2025年度 第1回 定例研究会報告
第1回定例研究会の報告です。
日時:2025年4月18日(金) 15:10~16:50
場所:120年館 資料閲覧室
報告タイトル: 「Beyond Borders: Korean Immigrants and the Dynamic Healthcare Integration Continuum in Australia」
(国境を越えて:オーストラリアにおける韓国系移民とダイナミックな医療統合の連続性)
講師 Dr Hong-Jae Park (Social Work and Communities, School of Social Sciences, Western Sydney University)
ウェスタンシドニー大学のHong-Jae Parkは、老年学がご専門で、とくに韓国、ニュージーランド、オーストラリアなどの環太平洋地域の社会的孤立問題を研究しています。
現在、サバティカル期間で日本にも立ち寄ることになり、本専攻の定例研究会でお話しをしていただくことになりました。
研究会では、Park先生が韓国系移民であることもあり、豪州における韓国系移民の医療へのアクセスやその利用についての新たな知見を話されました。
移民は、豪州と韓国等の国境を越えた二つ(以上)の国のサービスを組み合わせながら活用し、ダイナミックな医療戦略を展開しているということで、Park先生は、こうした枠組みをダイナミック医療統合の連続性(DHIC)として説明されました。
そして、国境を越えた医療連携の必要性やデジタルツールと文化的仲介者が重要な役割を果たすという示唆を提示されました。
講義は英語で行われましたが、一方的に話を聞くのではなく、参加者の大学院生との議論をしながら、Park先生の穏やかな人柄もあり、なごやかな雰囲気で行われました。

