日本女子大学社会福祉学会第31回日本女子大学社会福祉学会大会のご案内
日本女子大学社会福祉学会第31回日本女子大学社会福祉学会大会のご案内

第31回日本女子大学社会福祉学会大会のご案内

下記の通り、第31回大会を開催いたしますので、お知らせいたします。

【大会テーマ】 排除へのソーシャルアクション

【日時】 2025年7月12日(土)13:00~17:00 ※13時~総会がありますので、会員の方はご出席ください。

【会場】 日本女子大学目白キャンパス百二十年館12001教室 ※対面のみの開催

【対象】 会員・非会員・大学生・院生等

【参加費】 無料

【参加申込】 下記のURLにて、7月2日(水)までにお申し込みください。

https://forms.office.com/r/9W490DmYXJ

【概要】 2025年度第31回大会では、自由研究報告、サバティカル研究成果報告に加えて、「排除へのソーシャルアクション」をテーマとしたシンポジウムを行う。

現在、政府は、在留資格を持つすべての外国人を、「社会を構成する一員として受け入れていくという視点に立ち、外国人が日本人と同様に公共サービスを享受し安心して生活することができる環境を全力で整備していく」としている。この方針が念頭に置くのは、近年のグローバリゼーションがもたらしている地域社会における共生の問題である。しかし、従来からの問題として、日本には未だ現実に、社会保障の基本的な権利さえ享受できていない外国人が存在する。

そこで、飯山由貴氏(美術家)、李幸宏氏(DPI日本会議)、田中宏氏(一橋大学名誉教授)をシンポジストに迎え、マイノリティのなかでもさらにマイノリティである在日外国人障害者の問題に着目し、制度からの排除に抗するソーシャルアクションを議論する。具体的には、法制度における在日外国人の課題を把握した上で、精神障害やDV被害者等、マイノリティの人権を題材とした映像作品を数多く制作する美術家と、自らの権利を求めてロビイングする当事者から、複合差別と闘うソーシャルアクションの実際を学ぶ。それによって今後、外国人を「社会を構成する一員として受け入れていく」こと、「外国人が日本人と同様に公共サービスを享受し安心して生活することができる環境」を整備することの実質化を図るための示唆を得たい。

皆様のお申込・ご参加を心よりお待ちしております。