ハドロン理論グループ
(英語ページ)
日本女子大学 理学部
数物情報科学科
(研究室から池袋中心部を望む)
卒業研究のための基礎的勉強課題
研究分野: 理論物理学、素粒子原子核物理学、ハドロンの構造関数
核子は基本粒子であるクォークやグルーオンから構成されている。核子や原子核をクォーク・グルーオン物理の立場で詳細に理解することは、現在の標準理論を 超える現象を発見するために、重イオン核反応によってクォーク・グルーオンプラズマの性質を調べるために、さらに高エネルギー領域における核子や原子核の基本的構造のメカニズムを解明するために重要である。この核子や原子核の構造を理解するために、特にパートン分布関数、破砕関数 や高エネルギーハドロン反応に関する研究を行っている。最近は、核子スピン構造の起源、核子質量の起源、核子トモグラフィー、スピン1粒子の構造関数、エキゾチックハドロンを研究している。
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場の量子論:
不変性と自由場を中心にして, 坂本眞人 (裳華房, 2014).
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ハドロン物理学:
クォークとレプトン--現代素粒子物理学入門--
F. ハルツェン, A. D. マーチン (著), 小林澈郎, 広瀬立成 (訳) (培風館, 1986).
原著 Quarks and Leptons: An Introductory Course in Modern Particle Physics
F. Halzen, A. D. Martin (John Wiley & Sons, 1984).
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量子コンピュータ: 量子コンピュータによる量子化学計算入門,
杉崎研司 (講談社, 2020).
量子コンピュータを理解するための量子力学「超」入門,
村上憲郎 (悟空出版, 2022).
構成員
地位
研究分野
熊野 俊三
特任教授
理論物理学, 素粒子原子核物理学
國友 理紗
2023年3月卒業
ニュートリノ反応を用いた核子の重力形状因子に関する理論研究
松本 理恵子
2023年3月卒業
量子コンピューターを用いたチャーモニウムの研究
城下万里奈
学部学生, 4年次
量子コンピュータを用いたハドロン物理学
橋本佳代子
学部学生, 4年次
量子コンピュータを用いたハドロン物理学
リンク:
数物情報科学科,
日本女子大学,
KEK理論センター