シュルレアリスムとシェアハウス

 ― 日常の中に夢をみる ―

 

―夢の中では何者にもなれ、願望を叶えられたり現実ではあり得ないことが起こったりするように、夢は現実の硬直した部分を解いてくれるのではないだろうか―

思考の硬直した現代人に豊かさを与えられる建築とは何かについて研究し、現実ではあり得ないことが起こる夢の世界を実空間で体験可能にする設計を考えた。

卒業制作では批評性や社会問題からではなく、私的な興味から始めたが、リサーチを進めるうちに、夢を空間に取り入れることが現実の既成概念を上手く取り壊し建築の可能性を広げるのではないかと気づいた。手法は、夢と現実の混ざった状態を表す芸術運動シュルレアリスムの技法を設計に用いて違和感のあるモノとモノの組み合わせをつくることで、設計者ではなく住まい手が各々自由に居場所を探してテリトリーをつくれる、新しい建築の在り方を研究した。

今井 祐伊

梗概

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