都市の庭化

ー心と身の還れる居場所ー

 

辛い時や苦しい時、人には時より自分というものを見失ってしまう時がある。そんな時ありのままの自分を受け入れ、自分が自分に還れるような居場所があれば良いと思った。自己に回帰するには自分がモノや人、環境との距離感、間を自由に変化させられる事が重要であると考えた。そこには「庭」との共通点がある。多くのモノやコトで溢れ、また自分に迫ってくるかのような現代都市においても、環境あるいはその場所を一度思い切り自分に引き寄せてみたり、遠くに離して俯瞰してみたり…。そうしたやりとりの中で人は自己を回復していけるのではないだろうか。

菊地ゆかり

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