戦後から現在に至るまで、ハコ型住宅による内側に閉じる外に対して保守的な「ヘスティア的住み方」は変わらず続けられてきた。しかし、住宅の中で完結した同心円的なつながりは内に住む人の逃げ場をなくし、引きこもりや独居老人等様々な問題を生んだ。

本設計では人間が根本的に持つ二つの住み方、「ハコ型住宅」の持つ閉鎖性、そこに住む住人の状況等の関係をまとめることで問題を深刻化させている要因を調査する。

「戸建て住宅とは基本的に血縁による核家族が集って住むものであり、他者は入らない」という前提条件をなくし、同心円的なつながりを再編成するような非ヘスティア的住み方を促すような提案を行う。

小原佳奈

梗概

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