「もの」の研究 -window chest-
① 風景や建築、人と「もの」が同様に感じられる関係
②「もの」が主体となって居場所を見出しているかのように、対象化されること
昨年度の上記研究を元に、実例として研究室を取り上げ、新たな家具の設計と制作を行いました。
「もの」の存在を空間化させる<奥行>と、「もの」が背景に沈まず前景化する<領域化>の二つを軸とした、窓枠を想起させる棚。画家ハンマースホイの作品からインスピレーションを受け、描かれた窓枠の比率を分析し、白銀比というある種の幾何学を寸法体系として用いました。
それぞれの区画が帯状の枠で縁取られることで、棚自体の強度が高まると同時に、「もの」がそれぞれの居場所を持ち始め、両者が空間の中で調和しながらも自立した存在として意識されます。
昨年 12月に実施制作を行い、窓の風景、空間の見え隠れ、視線の広がりを生む組み合わせを考え、研究室に設置しました。
主要メンバー 榎本直子 大野蓮 小口真由 亀田鈴香 長島夏希
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