今回が最後の更新となりました。まなみです。
大学生活が終わった今、日本女子大学で学ぶことができて本当に良かった、と心から思っています。本当に毎日が楽しかった。今ちょっと自分でもびっくりしてるのですが、こうして書いていて涙が出てきました。卒業式でも泣かなかったのに。今、一人暮らししている部屋で一人で大学生活を振り返ったら、あんなに楽しかった毎日に二度と戻れないことが辛くなってきました。
私は学寮に大学1年と2年のときに入っていたので、寮で同じ階に住んでいた他学部、他学科の親しい友達が多くいます。卒業旅行に同じ階で同じ学年の12人でハワイに行くような仲の良い友達です。出身も学科もサークルもバラバラだけど、寮で一緒にご飯を食べて談話室でテレビを見て大浴場に入って(ときには浴槽の中でぐるぐる回って流れるプールを作って)深夜まで課題をやって、そうやって2年間を過ごした家族みたいな存在です。そうした友達の私生活を間近で見て来たのですが、みんなとても充実した毎日を送っていました。それぞれの友達の様々な大学生活の過ごし方を見た上で、大学生活こうするといいよ!こうすると楽しそうだったよ!ということを少し紹介したいと思います。
1.サークルについて
大学生活は様々な過ごし方がありますが、充実した大学生活に欠かせないのがサークル活動です。入学したらすぐに色々なサークルに勧誘されますので、気になったところは全部見に行って、楽しそうだな、と思うサークルにはとりあえず顔を出してみることがおすすめです。
私は日本女子大学書道研究会と、史学舎(歴史サークル)に入っていました。
特に入ってよかったと思うのは日本女子大学書道研究会です。このサークルは文字通り日本女子大生のみが入れる書道サークルなのですが、「東京学生書道連盟」という9つの大学の書道サークルの集まりに参加しています。早稲田、慶應、明治、立教、法政、國學院、東京女子、跡見学園女子、日本女子大が加入しています。他大学の学生と一緒に展覧会を開いたりなど交流がありますので、学外に友達、知り合いが増えます。私はそこまで熱心にサークル活動をしていた方ではないのですが、展覧会委員を一緒にやったメンバーとは定期的にご飯に行ったり、社会人になった先輩たちとも未だに仲良くしていただいていて、このサークルを通して本当にいい人たちと巡り合うことができたと思っています。
サークルは出来れば2つ入った方がいいです。サークルって合わなくて辞めてしまう人が多いのも事実です。良いと思って入ったサークルでも、後になって何か違うと思って辞めてしまったら、そこからまた新しいサークルに入るのって結構勇気が要ります。(サークルって途中でやめる人は多いけど途中から入る人は少ないし、途中から入っても人間関係が既に完成されていてなんだか居場所が見つけにくいこともあるそうです。)
最初から興味のある所に2つくらい入っておいて、あとで本格的に活動する方を1つ選ぶでもいいし、私のように両方続けてもいいと思います。入ったサークルを辞めるのってなんだか無責任なんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そういう人は沢山いるのでそこまで気にしなくて大丈夫です。(もちろんサークル内で何らかの役職を持ってしまったら突然辞めるのは迷惑なので仕事は投げ出さずやり遂げるべきとは思います)
また、入るサークルは自分が楽しめるか、自分が成長できるか、人に胸を張って言えるような活動内容かをしっかり見極めて入ってくださいね!
2.アルバイトについて
私は大学生活で様々なアルバイトを経験しましたが、一番楽しかったのはデパ地下での洋菓子販売のアルバイトです。これは私が単純にチョコレートが好きなので(店長公認でつまみ食いできて)楽しかったというのもありますが、お客さんから「ありがとう」と言われる頻度が高かったことも理由の一つです。やりがいを強く感じました。
アルバイトは大学生という若くて貴重な時間と労働力をたった時給1000円くらいで売ってるようなものなので、自分が本当に楽しいと思えるものでないと時間がもったいないです。いざアルバイトを始めてみたら聞いていた内容と違った、契約と違った、仕事内容がつらい、一緒に働いている人が怖い、残業代が出ない、などありましたら、あなたの貴重な時間を無駄にすることはありませんので上司にちゃんと理由を説明して早めに辞めることをオススメします。時間は限りある資源です。
最初からイメージ通りのやりたかったアルバイトを始めてそれをずっと続けられるのが一番だと思いますので、やりたいと思っているアルバイトをしている先輩などによく話を聞くのが良いと思います。
3.恋愛について
これは本当に人それぞれというか、恋多き乙女もいれば、恋愛にはあまり興味を持たず4年間浮いた話無く趣味に没頭した友達もいました。
女子大なのに彼氏がいる人は異性とどこで出会っているのかというと、圧倒的にサークルが多いです。私の周辺だと早稲田や東大とのインカレサークルに入っている人が多かったです。大学って、高校時代までは恋愛の舞台にあがってこなかった人もこぞって彼氏彼女を作り始めるので、色んな場所で恋愛が始まる可能性がとっても広がっているように思いました。あとはバイト先の人と付き合っている人も割といました。あとは合コンや街コン、恋活パーティーなど出会いの場に積極的に参加する人は恋愛強者でしたね…。
個人的に思うことなのですが、合コンなどの恋愛に発展することが前提の出会いの場は、顔がめちゃめちゃ可愛い子や会話がすごく上手な子はとてもモテるのですが、地味めな子や人見知りな子は輝けないことが多いです。私も一度だけ某六大学の野球部との合コンに参加しましたが、私は顔が可愛いわけでも初対面の人と話すのが得意なわけでもないのでただひたすら目の前のフライドポテトを食べていました。私の目の前のポテトだけ光の速さで無くなっていきました。
サークルやバイト先などの出会いは普段の自分の姿を見てもらえるので、見た目より中身で勝負したい人はサークル、バイト先で恋愛に発展する可能性を大切にすべきと思います。彼氏と長く続いている人はサークルの同期や先輩と付き合ってるという人が圧倒的に多いです。
彼氏がいる人たちの中には、大学生と付き合っている人もいれば、社会人と付き合っている人もいて、どっちがいいとは一概には言えないのですが、どっちにしろ相手の身分をしっかり確認しておくことを強くオススメします。サークルの男子など共通の知り合いがいる人と付き合うとかなら問題ないのですが、合コンで出会った人と付き合ったら実は相手は結婚して子供までいた……なんて話を耳にしたことがあります。誠実なおつき合いをしているつもりが不倫関係だったなんて笑えないのでこれは本当に……。
社会人の彼氏がいる子は毎回デート代を全額奢ってもらえて記念日などには高価なプレゼントを貰えて羨ましいなあと思いますが、向こうが忙しくてなかなか会う時間がなかったりもするようです。
学生の彼氏がいる子は相手も時間があるので頻繁にデートに行っているし、お互い学生同士で価値観が合うので楽しそうにしているなあと思います。デート代が割り勘のケースが多いと思うので出費は大変そうですが。
4.学科の先生と親しくなろう
これは私がやらなくて後悔したことです。日本女子大の日本文学科はとても熱心にご指導してくださる先生がたくさんいらっしゃいます。先生との距離はかなり近い方だと思います。その道の研究者の方とこれほどまで近い距離でお話しできる機会って卒業したらそうそうありません。学生の特権を生かして、(もちろん失礼のない範囲で)積極的に関わっていくと大学生活がとってもとっても充実すると思います。
ここまでつらつら書いてきました。振り返ってみると、ああすればよかった、こうすればよかったなあと思うことが多々あります。
大学生って時間があるのでフットワーク軽めにしていくと本当に色々な経験ができます。もう一度大学生をやり直せるなら、部屋でプースカ寝てないで、興味のあることは片っ端から挑戦していきたいです。
あと数日で入社式。日本女子大で学んだことを誇りに頑張っていきたいと思います。
今まで私の拙いブログを読んで下さって本当にありがとうございました。
公園で卒論を遊ばせたブログだけの一発屋でしたが、書いていて本当に楽しかったです。
いつか電子の海でまたお会いできると嬉しいです。