怒涛の4年週間、3番手のえりこですこんばんは。
卒業しました!
卒業式に出るのはこれが4回目だったのですが、昨年までは4年生を送り出していたのに、ついに送られる側になったかと感慨深いです。
久しぶりに校歌をメロディーで高らかに歌いましたので、もう何も悔いはありません。
これが最後の記事ということで、大学生活をふり返ってみると、つくづく合唱と『源氏物語』に捧げた4年間だったなぁと思います。学科の講義は中古系ばかり取ったり、学科以外の科目(特に語学)は大した成績ではなかったり、就活中でもサークルのことで頭がいっぱいだったり……本当に、好きなこと、やりたいことしかやらなかった4年間でした。高校の進路相談で、『源氏物語』をやりたいがために「日本文学科に進みたい」と先生に言ったとき、「それはいいけど、そこで学んだことを将来何に生かすんだ?」とか「日文に行くのに教員にはならないの?」とか色々言われましたが、「好きな勉強をしに大学に行って何が悪い!」とヘソを曲げた甲斐がありました。
せっかくなので、本学を受験したときのエピソードをば。もともと私は公立志望で、私大にはあまり目を向けていなかったのですが、母に勧められて本学のオープンキャンパスに足を運んだ際、日文図書館の蔵書を閲覧できる機会があり、前田利家の娘の嫁入り道具だった絵巻の複製や、奈良絵本を見せていただきました。案内してくださった先生が熱を入れて説明してくださり、それまで活字の古典にしか触れていなかった私はいたく感動して「私絶対ここの日文に入る!!」と興奮して母に宣言したのを覚えています。そう言えば、この時案内をしてくださったのが確か中古のT野先生でした。あくまでも私の記憶が正しければの話なのですが、受験のきっかけを与えてくださった先生に卒論の指導をしていただいたことになります。すごい……。幸せ……。
ブログ部のほうはと言いますと、……まぁ~~~好き勝手書いたな~~~~wwww(過去記事を見返しながら)
「よほどヤバイ内容でなければ検閲はなし」というのがブログ部のスタンスですので、本っ当に好き勝手書いたのですが、私の記事の内容って
・合唱の話(たぶんこの4年間で8回は\宣伝ですわよー!/って言った)
・『源氏』にまつわる話
・同期の話(に附随してCLAMPの話)
・それ以外の雑談
の大体4択なんですよね。一昨日の記事でかつーんが「『情報発信』を重視して大学関係の堅めの記事を書くことにしていた(超訳)」と言っていましたが、えらいなーと思います。私は「ふにゃふにゃの学生が女子大生活をエンジョイしている様子」が伝われば、と思ってやわめの話題を選んでいました。あえて避けてたのは就活と卒論の話題でしょうか……。うっかり就活卒論つらいつらい!って書いたら後輩たちのいらぬ不安を煽ると思って、そこには触れないようにしていましたね。全部終わってから訓戒的な記事は書きましたが。
自分の記事を読み返してみると、4年間を通して文章は支離滅裂で(笑)、読者の方にとっては決して読みやすい記事ではなかったと思います。が、仮にも私も「日文の広報部隊」の一人ですので、大学生活がいかなるものか、日本女子大の日本文学科がどんなところか、少しでも伝わっていましたら嬉しいです。
タイトルは本学の校歌より。こちらによれば本学の学生は「乙女」ではなく「若人」だそうですので、ならばいっそ勇ましく、新しい道を進んでいきたいと思います。最後に、我が愛すべき母校と、誇らしき日本文学科と、愉快なブログ部に感謝を込めて。本当に有難うございました。
それでは皆様ごきげんよう。
えりこでした!