ごきげんよう!とうとう最後の担当になりました、さえです。
物事って、始まりがあると必ず終わりがあるものですよね。苦しい作業も必ず終わりがありますし、楽しいこともまた然り。そしてついに4年間の私の大学生生活がまもなく終わります。
小学校から中学校、高校、大学と各ステージを踏んできましたが、私はこの4つのステージの中で、最も苦しかったのが間違いなく大学時代です。
様々な方が見ているこの場で言うのも恐縮なのですが、率直に言って私は大学受験を失敗しました。これは決して日本女子大学に入学したことが間違いだったという意味ではありません!目指していた大学に受からなかったという点で、私は失敗したのです。今でしたら最大限の確信をもって、「大切なことはどこに行くかじゃない、何をするか」と言えますが、まだまだ思春期最中の高校生にしてみたら、友達がKO大学、W大学と名だたる志望校に合格しているのに、自分だけ中学校から通算10年間女子校というのはなんとも受け入れがたかったのです。
そんな鬱々とした気分でスタートした大学生活ですが、いつまでもくよくよしていたら、大学受験失敗の二の舞です。周りを見渡して、身近で一番大変そうな資格が教職だったのでそこに飛びつきました。また、ある時中高の友達に「女子校だから彼氏できなくてもしかたないよ」と言われたのが悔しくて、優しくて格好いい最高の彼氏を見つけました。勉強もアルバイトも恋も絶対に一歩も引きたくない、大学受験の同じ轍を踏んでなるものかと突っ走ってきましたが、ふと足元を見ると4年間で踏みしめてきた一歩一歩が確実に自分の力になっているものですね。何かをしようと思わなければなにもできない。でも、しようと思えばなんだってできるのが大学生だと最近常々思います。
そして紛れもなく、厳しくも暖かく迎えてくださる先生方、頑張った分だけ正当に評価してくださる環境、色々なピンチを一緒に乗り越えた友達がいたからこそ、日本女子大学を我が愛する母校と言い切れます。
私の大学時代は間違いなく最も苦しい期間でした。しかし、同時に間違いなく最大の人生の転換点でもあります。日本女子大学に入学して本当に良かった。日本文学科で一生懸命やってきて本当に良かった。授業のレジュメや、レポートを見返すたびに、そのページ一枚一枚がなんと愛おしいことか!
最後に。
大勢の学生が在籍する日本女子大学日本文学科4年生のなかで、数少ない日本文学科公式ブログ部の一員として、この場に様々な気持ち、日常の嬉しいを綴れることがとても幸せでした。ありがとうございました。
最後まで取り留めのない文章で申し訳ない限り。本当に文学部なのかよってね。
それでは、ごきげんよう!