アイマスクを薦める話

こんにちは、せきねです。

最近は睡眠の質を上げることを切実に心がけております。

睡眠は時間も大事ですが、どれだけ「寝た!!」と感じられるかも大事。

寝た気がしない…という睡眠ほどふざけたものはありません。

それでせきねがとった選択は、アイマスクでした。

せきねの寝るところは右手側が窓になってまして、しかも天窓みたいな窓でカーテンが付いていないんですね。

そのうえ真ん前に街頭があるのでビカーッッッと青い光がせきねの視界を襲うんです。LEDの暴力です。

アイマスクで外の光を遮断することで安眠効果を得られるとネットで知り、さっそくトライしてみました。

無印良品の700円くらいの安いアイマスクで。

使う前は、目が覚めても暗くてかえって起きられないのでは?という不安があったのですが、まァ試してびっくり。

目が覚めるとマスク、どっかに吹っ飛んでます。それは大して重要ではない。

勝手に目が覚めるんです。ばっちり。

しかも普段の起床時間の1時間くらい早くに目が覚める。

そして十分寝た!という感じの寝覚め感。

睡眠時間がギュギュッと濃縮される感じがします。夜遅くまでパソコンしていても、せきねの場合アイマスクして一晩寝れば、翌朝には眼の疲れも回復しています。

安眠グッズすごい!と感動しているので、今度は耳栓も気になっているのですが、さすがにこれは不測の事態のときが怖いので見送っております。

アイマスクは本当におすすめですー。

いわゆる「見て見てー!」というもの

こんばんは、せきねです。

図書館で卒論の打ち込み作業をしていたのですが、気分転換にパソコンで音楽聞こうとして、ヘッドホンして、再生ボタンをプッシュ。

いまいち聞こえが悪くて音量を上げていたら、ヘッドホンのコードがオフラインしていたことに気づく七秒後。

うっかり3階にヨルシカを響かせてしまいました。ただの阿呆です。

 

さて。

投稿者は絵をかくことが趣味の人種なのですが、かなりの見せたがり屋です。創作系の趣味をお持ちの方はお分かりかと思いますが、かなりの褒められたがり屋です。

というわけで、最近描いたものを。

狂言スタンプ⑲【きゅぴーん】

狂言スタンプ㉖【うむ】

これは本当に気に入っているやつです。

一万年前から地道に作っているラインスタンプの一部です。

可愛くないですか?

描いててばかみたいに自画自賛(文字通り)していたのですが、そろそろ虚しくなってきたので人様の目にも触れていただきたく。

本当はこんなことをしている暇はないんですけどね…。

 

スタンプの進捗 75%

卒論の進捗 20%

 

さすがに!!!!!!

せきねでした!!!!!

『新感染』鑑賞

こんにちは、せきねです。

この間の火曜日、バイト先のお姉さんに誘われて、映画の試写会に行って来ました。

「せきねちゃん暇?しんかんせん見に行かない?」

と訊かれ、「上野にでも行くのかな?」とよく考えずに二つ返事をした結果、のちに届いたメールで己の脳内変換ミスを思い知る。

IMG_3489

 

パニック系サバイバルゾンビ映画でした。

 

それがま〜〜〜〜〜よかった。

 

3回くらい泣いた。

ソフトコンタクトが流れ出るのでは?てくらい泣きました。

 

未知のウイルスで感染者がゾンビになる

列車に感染者が駆け込み乗車

車内で感染が広がる

乗客たちは無事に目的地まで生き残れるのか?

というあらすじ。

別れた奥さんに会いたいと言う娘を連れたエリートサラリーマン、臨月間近の奥さんと旦那さん、恋人未満の高校生2人にスポットが当たりつつ物語が進んで行くのですが、いちいちみんなキャラを立ててこちらを揺さぶりにくるのですごい。すごく辛い。

あとゾンビになっちゃう人に恐ろしく感情移入をさせにかかってくる脚本が怖い。ゾンビより怖い。

あとゾンビの躍動感がすごい。

「逃走中」のハンターみたい。スローモーションで表現されるレベルの動きの速さ。ゾンビってあんなに機敏に動くものなんですね…。

 

ゾンビ系に耐性のある方は観て損なしの作品です。

映画のジャンルのキャパシティを開拓された感があります。

 

君に決めたをキメてきました。

こんにちは、せきねです。

せっかくのレディースデイだったので、映画を観に行ってきました。1人で。

タイトルは、

「ポケットモンスター 君に決めた!」。

サトシくんの旅立ち、アニメ版ポケモンの、初期も初期の話のリメイク。

前評判では新規キャラの派手な追加で、「ポケットモンスター 君は誰だ?」なんて言われていましたが。

 

ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~よかった。

 

サトシとピカチュウの絆をしみじみ見せつけられるストーリーはもちろん、「ポケモンと旅をする」「ポケモンと人が生活をしている」ことが丁寧に描かれていて、何でもない町の様子、旅の描写ひとつひとつに泣かされかけていました。

ごはんを食べる、トレーナーとバトルをする、野生のポケモンと遭遇する…。

「トレーナーバトルで放った技の流れ玉が野生ポケモンに当たって怒らせてしまい、相手と揃って逃げる」や、「川に飛び込んだら泳いできた水ポケモンにぶつかりそうになる」など、ゲームでは描写しきれない、けれど「ポケモンが身近にいるから起こりうる出来事」が余すところなく描かれていて、たまらない気持になります。

 

手持ちのポケモンで出身地が分かる。

ポケモンが進化すると、周りの人たちがトレーナーとポケモンに「おめでとう」と声をかける。トレーナーもポケモンを「おめでとう」「やったな!」と祝福する。

ゲームをプレイしている側としては当然のように受け止めているメタ的な事実(様々な地方のポケモンを持てること、ポケモンが進化すること)も、この世界の人たちにとっては文脈の違う、特別なことなのだなァとしみじみ感じました。

こういう描写を延々と見続けられたらいいのになァと思い続けて、あっという間に終わる上映時間。

 

思えばポケモン(あとじゃがりこ)と同じ年に生まれて、早22年。

ラプラスの背中に乗って海を渡ったり、ピジョンに掴まって空を飛んだり、そんな空想を心のどこかでずっと温めて、歳を食っていたようです。

img119

 

私もこんな空をポケモンと見上げたかったなァー…。

まあまあ。

 

 

映画館がほとんど同年代の方で埋まっていたのもなんだか面白かったです。

ノスタルジー以上の何かがある、素晴らしい映画でした。

美容院に行ったら豆腐が出てきた話

こんにちは。せきねです。

唐突ですが、みなさんは美容院で担当の人とどんなお話をしているのでしょうか。

せきねは美容師さんとのトークがとても不如意な感じになる人間です。

そもそもハサミとかドライヤーの音で相手の声が拾えない。

正直ずっとコナンとか読んでいたい。

もうこの歳になると漫画は出してもらえなくなりますがね。

 

しかしこの間、頭を切りに行ったときは少しお喋りができました。

話題は「冷奴に何をかけると美味しいか」。

食べ物の話は鉄板だ。信者になる。

わたしが「細かく刻んだザーサイとネギとラー油とポン酢」と話したところ、担当のとっぽい美容師さん(ケンドーコバヤシみがある)は対抗するように、「後輩から貰った出汁かけると美味い」とおっしゃいました。

いわゆるご当地調味料で、秋田の方のものらしい。

滔々と、こうすると美味い、うどんのつゆとかにしても美味いと聞かされ、よだれの止まらない投稿者。

時刻はちょうど夕飯時。

髪のアイロンがひと段落したところで、「ちょっと待っててね」と席を外す美容師さん。

他のお客さんのドライヤーでもしに行ったのかな、と思って待つせきね。

しばらく瞑想しつつ、「少し長くないか?」と思い始めた頃、「ほい」と差し出される黒いお茶碗。

中にはかつ節のかかった白い正方形が2つ。

豆腐だ。

美容院で豆腐を出された。

 

「旨いよ」

 

はい。

 

仕上げのカットをしてもらっている間、ガツガツ冷奴を貪るせきね。

鰹節と、くだんの秋田のお出汁がかかっているだけ、というシンプルイズベストな構成。

まァめっちゃ美味しかったです。

コンビニの安いお豆腐が驚くくらい深淵な味わいになっていました。

 

無心に豆腐をガッついていると、こちらをしきりに伺う若い美容師さん(イケメン)が1人。

内心びくびくしていると、

「あ、その出汁くれたのそこの彼」

そりゃ気になるな! ごちそうさまです!

というかよく職場に出汁と豆腐があったなァと思い、訊いてみると「それ俺が上がったあと食べようと思ってたやつだから笑」。

恐縮のいたり。

そして出された黒いお茶碗はリラックマの紋が。

「お茶碗可愛いですね」

「それローソンのキャンペーンのやつ。やってたでしょ?」

あったな春のパン祭りみたいなやつ!

集めたのかリラックマのシール!

このむくつけきおっさんが?!(失礼)

 

さらにお出汁のボトルまで見せてくれました。1.8リットル。でかい。日本酒単位か。

 

あまりにもよいお味だったので、銘柄もばっちり押さえさせていただきました。

キッコーヒメ『味どうらくの里』!

メーカーさんの名前もフフッとなるユーモアがありますね。

さっそく通販でお試しセットを注文したので実食が楽しみです。

いなげやさんとかでも扱いがあるそうなので(500mlサイズ)、気になった方はぜひ。

 

好きなアニメの話

こんにちは。

最近レジ打ちしかしていません。

せきねです。

 

今日は暑い日も涼しくなりそうなアニメを一つおすすめします。

『怪 ayakashi 化猫』

日本の怪談を現代のアニメ技術で気合入れてリメイクしようという企画の第3弾です。

 

武家の花嫁が式の直前、何者かに殺される。

通りすがりの薬売りの男は、『怪』の仕業だと言って武家の人間を問いただしていくのだが…。

 

あらすじ的には推理要素の入ったサスペンスなのですが、それに相まって目を惹くのは絵や画面の奇抜さ、映画のような演出です。

浮世絵が現代風にアレンジされて、そのまま動いているような色彩と線。

ばしばし飛ばされるお札。

徐々に明かされていく怪の謎、キャラクターの本性に胸高鳴りつつ、肝の冷えること請け合いです。

 

DVD持っているので、観たい方はよければお貸しします。

学校のPhotoshopが使えない

こんにちは。

京都のお土産に、品川で那須高原のチーズケーキを買って帰りました。せきねです。

 

今年の春休みに、メディアセンターのパソコンが何か新しくなったのは皆さんご存知のことと思います。

新しくなるのは良いのですが、ここで投稿者にとってありがたくない事態がひとつ。

 

Photoshop(画像加工ソフト)が使えない。

 

そう言い切ってしまうと語弊があるのですが、以前と比べてめっぽう使いづらくなってしまいました。

まず、フォトショの入っているパソコン自体が少ない。

前は全部の演習室に一定数、入っているパソコンがあったのですが、今は演習室1・2の一部のパソコンにしか入っていません。

「Photoshop」というテープが画面の端に貼ってあるのですが、分かりづらい。

そして。

PhotoshopがElementsではなくなってしまいました。

○フォトショップエレメンツは、操作の簡略化された初心者向けのPhotoshopのこと。

投稿者はエレメンツしか使えないへっぽこフォトショラーなので、プロフェッショナル仕様のフォトショの前にはなす術なく、マウスを無意味にガチャガチャさせることしかできませんでした。

授業でソフトを使うガチ勢向けのアップデートだったのだと思うのですが、わがままを言えばElementsも残しておいて欲しかった…。

 

逆に言えば、今から画像加工ソフトを学校で使おうかな、と考えている人たちは、まずプロフェッショナル仕様を試せるということ。

 

Illustratorとかアドビのソフトがそれなりに入っているので、デジタル加工、デジタル作画に興味のある人はぜひとも学校で試してみてね。

大抵周りの人はレポートしてるので謎の肩身の狭さと快感があります。

 

 

教育実習の話

こんばんは。

教育実習より帰還しました、せきねです。

高校に行ってきたのですが、黒板の高さにまず驚きました。スペース下から三分の二くらいしか書けませんでした。

あと高校生大きい。

そして眩しい。

毎日忙しく、一生懸命勉強をして、部活をして生活をしている。

貴重な時間でした。

 

今日は教育実習で持っていて便利だったものを書きます。

 

①クリップボード

案外使いました。

実習生は期間を通して色々な授業を見学するのですが、たいていパイプ椅子を教室に運んでそこに坐ります。

ノートやメモをとるときに、これがあると便利。

授業のときも、用意してきたチョンボを挟んだり回収したプリントを挟んだりできて、なかなか重宝しました。

あと、これを抱えているとすごく勤勉な人っぽく見える気がします(要出典)。

②のど飴

有効成分入っているようなガチめのやつを推奨。

塾などのアルバイトをしている方は日頃実感されていると思いますが、とにかく授業、喉を使います。

家に帰っても一言も喋る気が起こらないほど喋ります。

これはあった方がいいと痛感しました。

③赤ペン

丸付け用に。

投稿者は学校の近所のコンビニに買いに走りました。

自分の筆箱に赤色のペンが常備されていない事実にびっくりしました。

ブルーブラックとか山ぶどう色とか、微妙な色しかなかった。

小テスト、案外たくさんあります。使います。

④付箋

教科書に貼ったり、配布プリントをクラスごとに仕切ったり、かなり使いました。

学校にもあるとは思いますが、自分のを持っておくと便利です。

 

まだ何かあったような気がしますが、こんな感じでしょうか。

 

授業をする大変さや難しさ、人前で喋る大変さや難しさをしみじみ実感してまいりました。

それでもやっぱり、「説明が分かりやすかった」や「丁寧な授業だった」という声が聞かれると嬉しく、感謝の念が湧いてきます。

しかしなんだかんだ、自作のコメントシートが、一番生徒さんから良い反応を貰えた気がします。

気合を入れて描いたものの、生徒さんの手元に残るわけではないと配布中に気づき、何ともいいがたい気持になりました。

image

こんなのや

image

こんな風なのを作りました。

全部今私の手元にあります。

 

それもまた思い出でしょうか。

教育実習前

こんにちは、せきねです。

今日はアルバイト先のお話を少し。

せきねはスーパーでレジ打ちをしているのですが、あるうららかな夕暮れ、よく見かける小さい女の子のお客様がいらっしゃいました。

そしてレジを見渡して一言。

『いつもと違う〜』

レジの仕様が変わったことを言ってるのかなー、と思い(最近機種変した)、『あら〜、やっぱり分かりますか〜?』とかにっこにこで相槌を打つせきねに向かって頬杖をつく女の子。

『ううん? 可愛い♡』

その目はまっすぐ投稿者を見つめていました。

 

と、と、投稿者のことかーー!!

 

普段アルバイトは眼鏡+ほぼスッピンでやっているという気合の足りなさなのですが、その日のシフトはコンタクト+それなり化粧でレジを打っておりました。

バイトが面接のあとでそのまま行ったためというしょうもない経緯だったのですが、それはさておき。

 

最近の幼女やばいな。

違いが分かるのか。

 

母親に話したところ、『いつもは可愛くないと思われてたんかい』という切れ味の鋭い返しを頂戴しましたが、オーマイリルガールの可愛さにメロメロだったせきねの心は揺らぎませんでした。

 

その女の子のあとにいらしたミドルのお客様には、『せきねちゃん、いつものがいいよー』と朗らかに言い放たれました。

幼女を見習え。

オタクで読みたい『第七官界彷徨』

こんばんは。

卒業論文のテーマに、尾崎翠の『第七官界彷徨』を扱いたいと思っております、せきねです。

 

『第七官界彷徨』は詩人志望の女の子、小野町子による創作と恋の試行錯誤を描いた短編小説です。

町子の目指す詩の境地は「第七官に響く詩」であり、彼女は「第七官」という感覚を模索し続けます。

「第七官」の支配する感覚世界が「第七官界」。それを彷徨う物語、ということでこのタイトルがついているようです。

 

【本文】

私はひとつ、人間の第七官にひびくやうな詩を書いてやりませう。(中略)しかしこの目的は、私がただぼんやりとさう考えただけのことで、その上に私は、人間の第七官といふのがどんな形のものかすこしも知らなかつたのである。それで私が詩を書くのには、まづ第七官といふのの定義をみつけなければならない次第であつた。

 

「第七官」は五官・第六感と異なる感覚。どこで感じるどのような感情なのか、町子本人でさえ定かではありません。

よって、先行研究では「第七官とはどのような感覚を指すのか」が、テーマとして多く取り上げられています。

 

〇戸塚隆子「尾崎翠の作品解釈―『第七官界彷徨』『歩行』『地下室アントンの一夜』を中心に」(「日本大学文理学部(三島)研究年報」一九八二年)

〈第七官界〉とは、第六感――いわゆる勘やインスピレーションと呼ばれるもの、理屈では到底説明のつかない、人間の五感を越えるもの(翠は官を用いている。)――を、また一つまたぎ越した世界のことである。

(中略)

「人間の第七官にひびくやうな」――つまり既成の認識を越えた全く新しい世界の提示。これこそ尾崎翠がこの作品で探求し、描こうとしたものにちがいない。

 

せきねは考えました。

「第七官」とは何なのか。

「第七官界」とは何の境地であるのか。

 

あえて言いたい。

「萌え」であると。

 

以下、言いたい放題しています。

大変頭が軽い。

Continue reading