皆さん、こんばんは。こりです。
月日は流れ、人生最後のブログ更新となってしまいました。折角なので思い出を語っていきたいと思います。
ブログ部の最初の出会いは1年生の時の説明会。その時は「ほ~ん…そんなのあるんだ」ぐらいで、別に調べもしませんでした。その頃の自分はまさか自分が入るとは微塵も思ってません。
確か冬になりかけの頃だったでしょうか。能研のある1人の先輩が「アドバイザーの先生にこりのメアド教えて良い?」と突然LINEを飛ばしてきました。当時の私はアドバイザーの先生をひどく恐れていて、「やべぇ…何かしでかしたんだ…私…」と冷や汗をかきながら先輩に「大丈夫です」と一言、返信しました。その後すぐに先生から「ブログ部員にならないか」というお誘いが。
〔当時の私の心境〕
えーっ…ブログ…私…三日坊主で超飽き性だよ…しかもPCを開くの時間かかるし…(その当時インターネットが繋がってるPCは親のみが知るパスワードが必要であった。つまり私のPC利用時間は親に管理されており、唐突に深夜使うことや長時間使うことは許されていなかった)…いや…何より面倒いな…でも先生からお誘いきてる…これ断るって選択肢なくない?えー…でも私やり切れる自信な…お断り…でき…でき…
私はその数分後「ブログ部員になります!」と先生に返信。その後先生から「二つ返事でお引き受け…」と来て、(これは迷って良かったやつだったのかー!!)と膝から崩れ落ちたのだった。
このような経緯を経て、ブログ部員へ。そもそもテンションで話す私。文字化すると一気に語彙が減るし、文章がまとまらない。
初期から(いや、今でも)文章が長い。打ち込む時間も長い長い。そしてすぐに更新日を忘れる。
え、つまりどういうことだって?
…更新日に更新ができないんだよ!!!(エコー)
いや、長い文章書くなら、前もって準備しておけばいい話なんだけどさ。私が悪いんだけどね?「あ、いっけねー☆更新日、今日だった。これから書こう!」と思って書き始めて3時間。やっと書き上がると日付がとっくに変わってるとか日常茶飯事。というかこれはいい方。旅行とか手が離せない用事が重なってる時「更新忘れてますよ」とメンバーから連絡が来た。
〔心境〕
LINE。あ、いっけね。昨日だったか。え~でもこれから友達と会う約束だから…すぐには無理だな。でも今日中には更新しよう。まず何をネタにしよう。ネタがないわ。寝て食べて、それしかないわ。どうしよう。ネタないし、時間もないから、1時間ぐらいで書けるかも。いや、どうせネタがないわってくだりから始まって…3時間コースか??あ~今から書くことダルいわ…あとで家に帰ってからプロット書こう…
となってズルズルと伸びていく…更新日。本当に申し訳なかったなと思います。(というかまだ10月31日の再更新してないじゃん。もう終わるってのにヤベェなこれ。)
あれ、これ。完全にブログ部の愚痴だけになってるじゃん。違うのよ??これからよ、これから。
では話は戻りまして、ブログ部に入った当初のお話へ。最初は不安いっぱいの私。
その時にアドバイザーの先生のご自宅へ伺うというイベントが発生。断れない私は勿論伺うことに。因みにアドバイザーの先生は能研の顧問でしたが、まだ代表の仕事は先輩がやっており授業でしかお会いしていませんでした。またこの場で初めて会う新入ブログ部員。今まで語学のクラスで一緒だった子もいれば、全く知らない子も。
〔実況〕
「こちら会場は先生のご自宅。さぁ、パーティスタート。おおっとこり選手、緊張状態により最初からハイテンション」『過去の傾向から行ドン引かれるか可能性が高いですね』「…かと思いきや、意外とノリよく皆さん乗ってくれた!」『皆さん、心が広いんですね』「ここで先生と初めてお話しする。先生は色々な方面の知識に強く、私の話を興味深く聞いてくださる」『ありがたいことですね…』
という感じで、先生も周りのブログ部員も私の話を優しく聞いてくださったのです。
実はこの当時オタクバレというのをしてなくて、日文では微笑みのビーナス、能研に行ってハッチャケるという生活を送っており、初めて日文の前でハッチャケ…え、そんなことない?もう既に知ってた…?おやおや…私ったら本性がちょこちょこバレていたようです。
そしてブログを書き始めて良いことが。
①弱点が分かった。そう。今まで飽き性ということは知っていたが、自分の文章が纏まりがないことを知った。だからなるべく簡潔にまとめようと試みた。その結果書き直し等が起きて、まぁ…締め切りが…まぁ書き直したところで結局また文章長くなっていくので意味ないんですよね。でも弱点を知れただけで大きな成果かなと私は思いますよ!
②文章を書く癖ができた。何かを伝える文章。起承転結。強制されないと中々コンスタンスに書けないと思うんですよ。でもブログ部にいる以上、月2で書かなきゃいけない。自分の感動を誰かに伝えるってことは難しい。その練習が出来たのは良かったです。
③日記としての役割。今自身の過去のブログを読み返してるんです。読んでいるうちに「この時、ディズニー本当に好きだったな」「あ、竹生島もらったの、この時か。随分前だな」としみじみと思い出す。そしてこの4年間楽しかったなと思い出に浸ることが出来ます。
④先輩友人後輩との関係。ブログ部に入ったことで仲良くさせてもらった先輩。気を許せる友人(謝恩会で「ブログ部で写真撮ろうよ」と発言する程、私はブログ部員が大好きだ)。ブログ部にいるという所から会話を広げて仲良くできた(ゼミの)後輩。本当にブログ部を通して広がった友人の輪は大きい。
⑤先生との出会い。先程お話しした通り、私は学生の噂や基礎演習での自己紹介から先生を恐れていた。でも先生とブログ部の新入生との交流会にてお話しして先生のことが大好きになり、日本文学Ⅲ(中世)を受講し、結果中世ゼミに所属。先生の元で卒論を書き上げた。きっとこのブログ部に所属していなかったら、大きく違う学生生活を送っていたのではないだろうか。
さて、ここからが本題。
私はインカレに入って、彼氏作って、青春を謳歌するんだ。
日本文学を大学で勉強するなら、絶対『源氏物語』。武士だけは絶対にない。
ブログ部?めんどくさいし、入りたくない。
就職するなら、華やかな民間。公務員なんて地味な仕事はやりたくない。
【本当は、私は日本女子大学に入学したかったわけではなかった。】
以上は私が実際に抱いていた気持ちです。以下が過去を振り返ってみて。
「大学生の時にしかできないことをしたい」その思いが強くて、日本女子大学観世流能楽研究会に入った。でも私はインカレに入らなかった。
『源氏物語』をやりたくて日本文学科に来たのに、卒業論文を一番ないと思っていた中世で書いた。
ブログ部、めんどくさいと思いつつ、入った。その結果、自分の弱点を知ることが出来た。そして先生や良い友人と出逢い、人の輪が広がった。
結局安定を取って公務員へ。
【「屈折した思いで入学したが、今卒業して、私は日本女子大学で良かったと思う」。そんな安っぽい台詞でこの四年間をまとめる気はない。だって未だに屈折した思いは心に残っている。私の大学生活が日本女子大学が良かったか、卒業した今でも自問自答する。でもこの学校で知り合った友人や先生は本当に良かった。先生の授業はタメになったし、面白かった。友達と色んな話をして、遊びに行ってとても楽しかった。もしこの学校でなければそれらを経験できなかったというのであれば、私はこの学校に入学出来て良かったと思う。とても楽しい大学生活でした。】
人は夢を持つ。希望を持つ。
でも現実は甘くない。
思わぬところから機会は突然やってくる。
意に沿わないこと、やりたくないことをやらなければならない場面が立ちはだかる。
その時に、尻込みせずにとりあえずノリでやってみる。
マイナスな気持ちを持って、取り組むのではなく、本気でやってみる。
すると意外と楽しいことや自分に合っていることがヒョイと見つかることもある。
『だからどんな時も前を向いて、全力で取り組むことが大事』だと思う。
きっと新一年生の中には複雑な思いを抱えて、入学する人がいると思う。複雑な思いで入学し、卒業した私から上記の言葉を送ります。少しでも心にとめておいてくれたら嬉しいです。
そして未来の私へ。「黒歴史だ」と青ざめるかな。「青臭いことを」と鼻で笑うかな。でも私は大学生活でこれを学びました。これからこの理論が間違っていないか検証しに、未来へと向かうのが少し楽しみです。(日記的役割)
さて、ブログ部にノリで入っちゃった話から、ここまでやってきました。
最後少し恰好付けたので、恥ずかしいですね。
おや、もうそろそろブログ部や学生生活とお別れをしなくてはいけないようです。
それでは、みなさん、また会う日まで。
アディオス☆