我ら日々狙うマイクイチバン

ヒプノシスマイクが好きです。

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総勢18人のキャラクター達が6つのチームに所属して、ラップバトルを繰り広げるというもの。
キャラクター達にはそれぞれバックグラウンドがあり、時に敵チームのキャラクターとの間に因縁があって、睨み合いながらもお互いに譲れないものがあります。
そうした信念をラップバトルでぶつけ合うのですが、私は初めてこのコンテンツを知ったとき、本当に何もよくわかりませんでした。多分ここまで私のつたない説明を読んでくださった方の頭の中にも「?」が浮かんでいるのではないかと思います。すみません……

説明文だけ読んでも頭に?が浮かぶばかりで、関心を抱かなかった私とこのコンテンツの2度目の出会いは、この楽曲でした。

ヒプノシスマイク Division All Stars 「ヒプノシスマイク-Division Battle Anthem-」https://www.youtube.com/watch?v=kJ-SE6dhjAg

一目惚れならぬ、一聞き惚れをしました。一言でいえば、とても格好よかったのです。けれど、とても一言では言い表せない衝撃が走ったのは確かで、本当に未知の領域の音楽。未知のコンテンツ。ラップやヒップホップに触れてこなかった私には、この感覚を言語化する語彙がなかったのです。

気がつけば他の楽曲を聞き漁り、またとても親切なコンテンツなので、ラップの何たるかを教えてくれる生放送なども展開されていました。そこで、微々たるものではありますがラップやヒップホップの知識を身に着けて、現在に至るまで3年くらいの間、このコンテンツを追って来ました。

それで話が戻るのですが、現在ヒプノシスマイクでは、2nd Division Rap Battleが開催されています。最初に貼った画像は、このバトルのフライヤーです。コンテンツ至上、2回目のラップバトル。各チームがトーナメント方式で対峙して、勝敗を決します。

この勝敗、ファンの手に委ねられているのです。

もうどうしたらいいの????????!!!!!!!!

はい、これが今回のブログで一番言いたかったことです。

各対戦カードごとにライブの配信と、新規楽曲が収録されたCDがあり、その購入ごとに投票権が付与されます。ライブを観て、CDを聴いて、勝者を選べというわけです。

私にも好きなチームがあって、やはりどうしてもそのチームに優勝してもらいたい、と強く思います。ですが、冒頭でも述べたようにそれぞれのキャラクター、チームに譲れない信念があって、それはとてもじゃないけれど優劣をつけられるようなものではないのです。

けれどこれは、現実のラップバトルに準拠した勝敗の付け方。サッカーや野球のように得点で必ずゲームに勝敗がつくわけではないラップバトルは、オーディエンスをどれだけ沸かせることができたかが力を測る指針なのです。

もちろん、目に見えるスキルとしてラップの上手い・下手はあるのですが、演者である声優さんたち、みんな上手く……本職ではないからこそ、本当に努力を重ねたのだろうと推察します。そういった、同情心のようなものもまた、優劣をつけることに躊躇を産みます。

また、このコンテンツの魅力かつ巧みなところは、評価軸が本当にいくつもあることです。それもまた私を悩ませます。

このバトル、作中の政府である「中王区」が主催しているものなのですが、「箱庭の中の戦い」とそのトップが言及しているように、中王区がエンターテイメントとして消費するために開催されています。これは、現実に生きる私たちが、このコンテンツを消費している図とリンクしていますよね。あぁ。

実は、キャラクター同士の因縁のほとんども、この中王区によって仕組まれたものでもあり。

その中でシリアスに、時に文字通り命をかけて戦っているチームもある一方、エンターティメントとして認識し割り切り、楽しもうとしているチームもある。

手のひらで踊らされながらも決死の覚悟で勝利を志すチームと、その構造を理解して乗りこなすチーム……この場合、どちらが優れているのでしょうか???また、どちらが勝ち進むべきなのでしょうか……?????ああああ……

評価軸1つとっても、勝っている、と思えるチームがぐるんぐるんと入れ替わり、本当にどうしたらいいのかわかりません。

なので当初は、本当に投票券を無視して、どこにも入れずにいようかと考えていました。

けれど、改めてこのコンテンツと向き合ってきた3年間を思い返してみると、自分がどの評価軸を大切にするか。それこそがヒップホップが重んずる観念たる「信念」なのでは?と思い至りました。

来年から社会人になる身としても、どちらも正しい、けれもどちらかを取らねばならない、という場面に対峙することは往々にあると思います。

何をとり、何をとらないか。自分は何を大切にする人間なのか。

2次元のコンテンツ。それに触れることで、現実の自身を成長させるチャンスをもらえているのかもしれない、と思います。

投票しよう。改めてそう思いました。

わー!!!!でも本当にどうしよう!!!!!!!!!期限いっぱい悩みたいと思います!!!

それでは今日はこのへんで。お相手はむーでした!

続・多肉植物と暮らす

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

去年の8月から、多肉植物のエケベリアピーチプリデと暮らしています。プリデ氏。

暮らしたての頃のブログはこちら。→

http://mcm-www.jwu.ac.jp/~nichibun/blog2/?p=12966

最近のプリデ氏は、こんな感じです。

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定位置が、わたしの部屋の窓からベランダへと移動しました。

というのも、やはり窓から入る日光だけでは生育に適さなかったようで、葉っぱがどんどん落ちるようになってしまったのです。

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これは一時期のプリデ氏。丈夫な葉が黄色くなって、枯れかけているのがお分かりいただけるかと思います……ごめんね、プリデ氏……

ここから、晴れた日には1日中外に出し、日光と風に当たってもらうようにしたところ、めきめき元気を取り戻していってくれました。

尊いいのち……

これからも、大切にします。いつか画像検索で出てくるみたいに、キャベツみたいにもさもさしたプリデ氏になってくれたらいいな。

最後に、めちゃくちゃ可愛かった写真でのろけてお別れしたいと思います。

こちら。

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ある朝起きて、最初に目に入った光景でした。

プリデ氏の影。

か、かわいい〜!!!!!!影すらかわいい!!!!!

というわけで、今日はこの辺で。お相手はむーでした!

原点回帰🥛

こんにちは! 今日のお相手はむーです。本年もどうぞよろしくお願いします🙇‍♀️☀️

新年1回目の投稿ではありますが、しょうもない話をします。

ここ1年で、オンライン飲み会の機会に沢山恵まれました。

けれど私はアルコールがあまり飲めない人間で、会が催される度に、コンビニでマウントレーニアみたいな容器に入っている美味しそうな飲み物をかわるがわる買ってみたり、近くのミスドでタピオカを買ってみたりしていたのですが、「量が少ない」「すぐ飲み終わってしまう」という壁にぶち当たってしまい、どうしたものかと思っていました。

だからといって、2,3本買って参戦するのもコスパが悪いし。アルコールを飲んでいるみんなと同じペースで、楽しんで飲める飲み物があればいいな、とずっとぼんやり思っていました。

 

あと、アルコールの世界で憧れを抱いていたものがあって。それは、リキュール。

一度友人宅で、一個のリキュールを使って様々にアレンジを楽しむ会が催されたことがありました。シンプルなサイダー割りに、マイルドな牛乳割り、フロートソーダ……

1つの原液から、様々に飲む楽しみが広がっていく素敵な飲み物だと感じて、一杯だけ作ってもらったリキュールと生クリームと牛乳のカクテルの美味しさに目を剥き、すっかり憧れの存在になっていました。

 

さて、そんなこんななむーでしたが、年始にスーパーで買い出しをしていて、急に天啓が降りてきました。

ノンアルコールで、コスパの良い飲み物。1本で、色んなアレンジが楽しめる。

えっ………それって…………

カルピスの原液……では…………!??!?

 

 

 

……はい。

というわけでカルピスの原液(いちご味)を買って帰路につき、早速牛乳で割って飲んだところ、とてもとても良くて、あああ気付いてよかった……という気持ちになりました。

実質いちごオレみたいな飲み物が家で作り放題になる幸せ。普通にお水で割っても抜群に美味しく、この1週間ですっかり飲みきってしまいました。

思い返せば、カルピスの原液が家にあるのなんて幼稚園生ぶりぐらい……? そのころからカルピスの牛乳割りが大好きで、いつも母にねだって作ってもらっていたことを思い出しました。

 

巡り巡って謎の原点回帰をしてしまった2021年の初春。

改めまして、本年もよろしくお願いします。

それでは今日はこのへんで! お相手はむーでした〜

どんなラッピングに包もうかな

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

卒論!!!!!!!!!!!
出しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウワアアア(´;ω;`)
とりあえず新年は健やかな気持ちで迎えることが出来そうです……よかったほんと……まだ受理されるかはわからないけれど……

今年度は、日本文学科はオンライン提出でした。例年であれば製本会社さんにお願いしてハードカバーにしたものを二冊用意し、一冊は保管、一冊は研究室まで届けに行くのですが、現在私たちの手元にあるのはデータのみです。
けれど、おそらく今後の人生で論文を書くことはないだろうし、ある意味一生ものだから。それと2月に控える後述試験で、「〇〇ページの何行目について~」と質問された際に現物があると便利、とも聞くので、出来がいいわけじゃけしてないけれど本の形にしてみようかな、と考えています。
どんな製本会社さんにお願いしてみようかな。せっかくならソフトカバーで作って、同人誌みたいな感じで遊び紙をいれてもらったりとか、表紙のデザインも考えたりしてみようかな。

あまり調べもしないうちから、夢を膨らませています。そもそも1冊からでも作ってもらえるものなのか……? だめそうならたくさん作るか……

自分の文を本にするのって、すごくわくわくしてしまいますね。きっとこれが卒論提出期間中であったなら、デザインなんて迷ってる暇なし!!! 一番オーソドックスなやつ!!!一番早く作ってもらえるやつ!!!! だったと思います。これこそきっと一生に一度の機会、少しゆっくり悩むことが出来て、嬉しく思う気持ちもあります。

自分で自分にあげるお年玉というか、かなり遅めのクリスマスプレゼントというか、そんな気持ちで作りたいなと思う所存です。

それでは今日はこのへんで!
お相手はむーでした、みなさま良いお年を!!!!!!!

4年間やってみて思った!文学のたのしさのはなし

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

卒論は終わっていません。書けば書くほど書き足さなきゃいけないことが出てきて、なんだか段々、永遠に完成しないのでは……? と思うようになってきました。サグラダ・ファミリアみたいな。完成する未来が見えません。

と、最近口を開けば卒論、卒論ばかりで、卒業まであと数えるほどしかないブログの更新日を自分の進捗報告に吸い取られるのも悲しくて、今日1日、何を書こうかなと悩んでいました。

でもやっぱり、卒論について書こうかなと思います。私が文学の、難しいけれど本当に面白いところだと思っていることについて。

皆さんは「花粉の落ちた花」という比喩を聞いて、どんな様子が思い浮かべますか?
今わたしはこの比喩に、冗談抜きで死ぬほど頭を悩ませています。

わたしが取り扱っているのは、戦後の女性文学です。近代文学専攻で、自分の性に合った学問を揺蕩うことが出来るのは本当に楽しく、得られたものも本当に沢山あって。日本文学科に進んでよかったと心から思っています。

その「得られたもの」はかなり様々なのですが、その内の大きなウエイトを占めているものに、「雑学」があります。

文学は、文学だけを勉強していたのでは、読み解くことが出来ません。いくら白樺派の作家たちの名前を諳んじられるほど文学史に詳しくなったり、宮沢賢治の作品を全て読破したり、『こゝろ』の先行研究を読みつくしたりしても、それは対象テクストを読み解くための材料の一部分に過ぎません。

テクストを読み解くためには、実に様々な知識が必要になります。
時代背景や小道具、人物の服装。舞台設定、象徴的な装置。そうしたものについて1つ1つ調べ、その意味を探ろうとすると、日本史や世界史について独自に調べたり、調査が哲学や医学、天文学、地学、そこから現代日本の福祉制度の領域にまで及んだり、時として「チェス」や「麻雀」のルールを1からさらうことになったりします。

文学は1つの学問ですが、これを通して膨大かつ様々な領域の学問にアクセス出来る。それが文学の大きな魅力だと思っている、の、ですが、やはりここがすごく難しいところ、とも同時に思っています。

話は戻り、「花粉の落ちた花」。これは私の対象テクストに用いられている比喩で、50代くらいの女性が「花粉の落ちた花」のようだと、テクスト末尾で喩えられています。

花粉の落ちた花、とは……………………?

植物に全く詳しくなく、花粉が花から「落ちる」ケースにどのような場合があるのか、本当にわかりませんでした。生殖機能を失ったことの示唆なのか、老化ということなのか。でも、何かが実を結んでも、花粉は落ちるのかもしれない。そうなるとテクスト末尾の読みは大きく変わってきます。

調べようにも、おそらく植物界では常識中の常識なのでしょう、そんな基本的な情報は見つけることが出来ませんでした。けれど、小中学生向けの教材などを見てもやはり掲載されていません。花が老化すると雄しべが落ちることがある、とか、花は受粉すると急速に枯れる、とか断片は拾うことができても、もっと他にも何かあるのではないか、私の知らない知識で他の読みが展開出来はしないか、と不安でたまりませんでした。

そんなときです。何気なくしていた作業通話で、ぽろりと私が「花粉の落ちた花ってなんなんだ」と嘆くと、友人がそれを拾って、こう返してくれました

「ユリの花とかって、飾るとき花粉取るよね」

もう、もう!!!
その時の私の感動と言ったら!!!!!!!

本当に、全くの目から鱗でした。全然知らなかったのです。彼女の教養に敬服すると共に、知識が読みを開くってこういうことなんだ、と改めて実感させられました。「知らない」と「知る」の間にこんなにも隔たりがあるとは。そもそも知らなければ、じゃあそれについて検証しよう、という発想すら生まれません。
生け花に関する知識もなく、ずっと植物としての知識に固執していた私は、花を飾るという方向の発想に至れなかったのです。これで、飾るために取る、という場合にどう読めるのかを確かめて、自分の従来の読みと比較することが出来ます。大きな前進を遂げた瞬間でした。

正直言うと、これを読んでくださった方ひとりひとりに「花粉が落ちるってどういうことだと思いますか……?」と聞いて回りたいほどなのですが、仮にそれが出来たとてもはや還元できる時間もありません。
そんな私から皆さんへ、知識や教養は、文学に限らずとも様々な場面であなたを助けてくれるものと存じます。広く知ろうと思ってする行動は全く損ではないと思うし、またもしあなたが文学を学んでいるのなら、それは自ずと果たされていくだろうとも思います。

それからそもそも、今の時点であなたには、本当に様々で、時にある分野に特化した教養が備わっていることと思います。100人に聞いて、99人が持っていなかった知識を、あなたが持っていることは十二分にあり得ます。

何が言いたいんだ、という感じですが、教養って大切だし、その人の経験とか生き方を反映してるんだな……というしみじみとした感傷のまま、ここまでブログを書いてしまいました。

その自分が得てきた教養や、調べて読んで新たに得た知識、また時として偶然知ったこと、そんな全部を組み合わせて立ち向かい、最後には思考の力で答えを見つけ出そうとするのが文学研究なのかな、と思っています。

今の私は、自分の持ってる知識のカードを、思考に移して移して移しまくる段階にあります。卒論、頑張ります。次回のブログでは、「終わったーーーーーーーーーーーーー!!!!!」と第一声言えることを目指して!!!!!!!!

それでは今日はこのへんで。お相手はむーでした。

まさか胸に残る恩師の言葉がこれとは

むーです!! 卒論を書いてます!!!!!!!

本当に卒論がまずいです。あと指折り数えて3日が経てば、12月1日。卒論提出期間がはじまってしまいます。

17日の正午がタイムリミットなのですが、一体いつ出せるのか。12月の第1週になんとか間に合わせたい……!!

11月中旬の進捗確認では、今何字書けていて、これがこれくらいこうで、あとこんなことを書こうと思っていて…とおはなしすると教授から、「あがけるだけあがくといいと思います」とのご助言をいただきました。

あがけるだけあがく……

いったいどういう意味なのか……? 恐ろしさからそのときは思わず笑ってしまいましたが、いや、あがかなければならないと、追い詰められた今こそ切に切に思います。

言われた当初は、たたただ漫画かアニメの悪役の台詞のように感じられて恐ろしかったのですが、執筆中に思い返す度に不思議と勇気をもらっていて。まさに厳しい励まし、激励をいただいたのだ、と今頃になって気がつきました。

そう、あがけるだけあがいて、資料や、解釈や、作品の評価や、「もう無理だ」と思うまで、いや「これが自分の答えだ」と思えるまで、テクストに向き合いたいと思います。

そして、要旨も書いて。諸情報も入力して。卒論本体を無事に完成させて提出して。教授に、「先生の言葉に励まされました」って言いたい。

そんな未来を近いうちに手に入れるため、頑張りたいと思います。ひゃー!!!

それでは今日はこのへんで! お相手はむーでしたーーー!!

卒論のおともに☀️を

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

卒論がやばいです。

卒論がやばいながらも集中力は続きません。大学の図書館に行くと、どうしても「気晴らし」がしたくなってしまいます。

そんな日々を過ごす中で、最高の「気晴らし」スポットを見つけてしまったのでご紹介します。

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目白台運動公園!🙌🙌🙌

目白の図書館から、1分半くらいのところにあります。めちゃ近。新泉山館の方へ歩いてすぐです。

この間、同じく図書館で作業していた友人とここをお散歩していたら、最高に気持ち良くて幸せになりました。

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芝生に思わず腰掛けてしまった。

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結局、日が少し傾くまで、芝生に座りながら文献などを読んでいました。

友人の専攻は中古文学で、ちょうど自然あふれる場面を卒業論文で取り扱うから、自然の中に居るとイメージが湧いて良かった、とのこと。

最近家に引き籠ることも多かったから、外でゆっくりするのがわたしにとっても気持ち良くて、いつもより捗ったような気がします。

しかもこの公園、さらに素敵なことに、セブンティーンアイスの自動販売機があります。(夢中になって食べてしまったのでお写真はありません、あなや)

「太陽が気持ちいいね」なんて言い合いながら、アイスを食べる至福の時間……

けれど、きっと1人でこんな、芝生に腰掛けて日向ぼっこしながらファイルをガン見して、アイス食べてる人間がいたら良くないだろうな、と思うので、本当に持つべきものは趣味の合う友……という気がしています。本当にありがとう……

 

図書館で勉強していて、ちょっと一息つきたいなと思ったら、良かったらこのブログのことを思い出してみて下さい🙋‍♀️

それでは今日はこの辺で!お相手はむーでした!

カワスイ!

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

先日、川崎水族館に行ってきました!2C3C97F8-2ABB-4EB4-8643-05348931FEA9

川崎にちなんでか「川」がコンセプトで、市民に馴染み深い多摩川に暮らす生物から、アフリカの広大な水辺に住う生き物まで、様々な生き物たちと出会うことができました。

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これは休むヤドカリさん。

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これはずっと一緒に行動していた亀さん方。

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おおきなお魚さんから、

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中くらいのお魚さん、

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小さなお魚さんまで。

1つひとつの水槽が独立していて、いままで通ってきた水族館と比較すると「大水槽」みたいなものがないのが印象的でした。「海の生き物と違って川の生き物は狭い場所を好むのかな」と漠然と考えていたのですが、その理由は後ほどわかりました。

+800円で行けるバックヤードツアー!

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水族館の裏側に入る、滅多にない経験を出来ました。張り巡らされたパイプは館内の水槽と繋がっているそうで、コンテナのような薄青色の予備水槽にはお休み中のお魚や、生まれたばかりの稚魚が泳いでいました。まさに水族館の裏側!

川崎水族館は開業したばかりの水族館。いわばオープニングスタッフである職員さん達から、「どうやって生き物を館内に運び込んだか」から、「生き物たちは何を食べるのか」など、本当に様々なことを教えていただきました。海洋大の学生さんたちの実習を100万倍易しくしたらこんな感じかな、と思いながら、雛のように職員さんたちの後をついていくと、本当に興味深いお話を聞く方ができました。

こちらのスペース。

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右の方に色とりどりの鳥さんたちがいるのがお分かりでしょうか、川崎水族館で1番大きな水槽と、それに伴う環境が整備されていて、ものすごく長いお魚から鳥、カピバラまでがここに一堂に会しています。

天窓が印象的で、かつすこし蒸し暑いくらいの温度と湿度が一定に保たれていて。ここは昔、プールだったそうなのです。

もともと川崎水族館は、水族館として建てられたわけではありませんでした。そのため、大きな水槽を入れてしまうと、水の重さで床の底が抜けてしまいます。それが、他のスペースに大水槽のなかった理由でした。

けれど、ここだけは違ったのだそうです。こここは昔プールがあった場所で、だからこそ水の重さにも耐えきれて、湿度も一定に保つことができます。

だからこそ、省スペースで育てられる水辺の生き物にフォーカスしたのかなと邪推しましたし、プールだった場所を一番の目玉に持ってくる構成がとても巧みだと感じました。

、、、というわけで、すごくすごく楽しかったです!

最後に、意図せず持って帰ってきたお土産をご紹介します。

特典に、同じ建物内のクレーンゲームの無料券が付いてきて、人生初のクレーンゲームをしました。連れの方のアドバイスにふんふん頷きながらレバーを回したところ、

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ビギナーズラック。

この子、

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膝と机の間に死ぬほどフィットします。

これから私とオンラインでお話しする各位、そのときには私の膝の上にこの子が乗っているものとご承知おきください。

それでは今日はこの辺で!お相手はむーでした🐙

野外で演劇

こんにちは! 今日のお相手はむーです🙋‍♀️

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演劇企画CaL番外公演、『山の神様』の撮影が、ちょうど先週の金曜日にありました。

主人公は物乞い達。お恵みを貰うために選んだのは、神様のフリ!?

アイルランド演劇界のファンタジーの真髄、ロード・ダンセイニの名作戯曲です。


むーは、出演したりチラシ作成、小道具などに携わっていたりしました。こっそり2ヶ月くらい従事していた日々は刺激に満ちていて、ものすごく沢山、書きたいことがあります。けれどそれらには蓋をして、今日は2つのことに焦点を絞ってお話できたらと思います。

それは、このお芝居が

①野外演劇

かつ、

②オンライン上映(10/23から)

だということです。

私もびっくりしたのですが、公演のリーダーである「演劇企画CaL」の主宰さんはもともと、コロナ禍になる前から野外演劇をしたい、と考えていたそうでした。

その理由が、このロケーション。

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東京都練馬区の石神井公園。池を取り囲むように木々が茂り、広〜く緑が広がっていて、休日には家族連れで賑わい、スワンボートが池を泳ぎ、その間を慣れた様子で鴨が抜い、どこからかバイオリンの演奏と拍手が聞こえる、そんなのどかで素敵な場所でした。

(これは完全に余談ですが、ほんとうに素敵な場所すぎて冗談抜きでずっとここにいられると思いました。卒論に詰まったらパソコンを持ってここに来たいです。多分絶対寒さが肌を刺すだろうけど)

そんな石神井公園に散歩に来た主宰さんが、↑に貼ったお写真の場所を見て、「ここでお芝居をしたい」と思ったのがこの公演の始まりだそうです。それは、コロナ禍になるずっと前。

お写真だと見えにくいですが、ここは池に浮かぶ小島の先端の部分です。先っぽのところには石が、テーブルとそれを囲う椅子のように5つ並んでおり、それより手前側には石のベンチが3列並んでいます。

どんな意図で、この公園を作った人はこの石達を配置したのでしょう。主宰さんは、連想ゲームのようにこの光景を「小さな舞台のようだ」と変換して、記憶していました。

みなさんもよろしければ、もう1度上のお写真をご覧になってください。ここは、どんなところのようにあなたの目には映りますか? どんなことを、されてみたいと思うでしょうか。

住居学科に所属していればきっと4年間で痛いほどに感じていただろうと思いますが、空間の設計がいかに人間に豊かさを提供してくれるのかを感じてしまいます。この空間の、さまざまに使い方があるうちのひとつが演劇で。きっとこの石たちは、演劇につかわれた経験も、川を眺めてぼーっとする人たちのお尻を受けた経験も、タバコを押し付けられた経験も(石の上にシケモクが置いてあったことがあったので、あなや)、すべて抱き込んでまた新しく公園に訪れた人たちの想像を受ける器になるのだろうな。なんて不思議なご縁なんだろう、と思います。

そんな風に、この光景が主宰さんに撒いた種が、このご時勢にばっちりなのでは、とコロナ禍で芽吹いて。

そうこの空間、すごくこじんまりしているのです。密を無視しても、ベンチには20人座れるかどうか。オンライン上映、映像配信という手段は、この作品を多くの人に届けるためにとても適しています。

てっきり、コロナ禍だから野外で出来るところを探して、オンラインで、、、というような経緯で立った企画だと思い込んでいた私は、石神井公園のこの場所に下見で訪れた際にこの一連の話を聞いて、なんだかすごく、不思議に心がすっと透き通るような気持ちになりました。

たしかに、この場所から全てがはじまるの、わかる。

そう思わせるものが、確かにあったのでした。


芝居はなまものとよく言われ、生で観るのと、映像を通して観るのとでは別の作品、と言ってもいいほどのものと思います。

私の感じた空気感も、きっと映像を通すと全く別種のものになりますしな、、、映画研究会の門を叩き、映像のなんたるかを教わりたい気持ちに駆られます。

それはさておき、もし万が一、ご興味のある方がいらっしゃったら、よろしければこちらからお願いします。

こんな見ず知らずの匿名の人間の劇を観よう、と思われる物好きの方、そもそもこんな長い文を最後まで読んでくださった方がいるかどうかも分からないけれど、そんなあなたがもし居ればぜひとも🙇‍♀️

 

それと、もしよろしければ、いつかぜひ石神井公園に脚を運んでみていただきたいな、とも思います。

もし機会があって、もしこのブログのことをふと思い出されたら、このロケーションを探して、池を眺めていただけたらなぁと思います。

 

と、やはりながながと書きすぎてしまいました。

それでは今日はこの辺で。お相手はむーでした🙋‍♀️

 

多肉植物と暮らす

こんにちは! 今日のお相手はむーです。
8月の初旬くらいから、多肉植物との暮らしを始めました。

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↑いらっしゃった初日の様子、同時期にいらっしゃった亀と共に。

植物を育てるのは小学生以来で、正直いくら多肉植物とはいえ、枯らしてしまわないか、きちんと世話ができるのかが不安でした。
正直今も不安でいっぱいですが、日々その生命力を感じ「いのちだ、、、」と思いながら、楽しく暮らしています。

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真上から見ると薔薇のようなかたち。これはエケベリアピーチプリデという品種で、「ピーチ」を冠した名前の通り、春に葉の先が桃のようにピンク色にいろづくのだそうです。
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黄昏の中のピーチプリデさん。自室の中で一番日当たりと風通しの良いここが定位置です。

ただ最近、急に寒くなりはじめ、またあわや台風上陸か、という天気の悪さ、湿度の高さも相まって、ピーチプリデさんの元気が見るからに損なわれていきました。
根元の葉がどんどん枯れ始め、中心に近い若い葉の表面にも白い点々が。

このまま枯れてしまうのではと怖くなった矢先、9月末には秋晴れが続いて、日差しも日焼けが怖くなるほどに降り注ぎ始めて、心の底から安堵しました。ピーチプリデ氏を日向ぼっこさせられる!

とかく日当たりと風通しの良い場所を好むピーチプリデ氏なので、晴れた日はベランダで一日中おひさまと風を浴びてもらう日々。

すると、葉に浮いていた白い点々が無くなり、色つやも心なしか良くなってきました。ほんとうによかった……!

そんな毎日を続けていたせいか、最近ピーチプリデ氏は太陽の方に太陽の方にと、どんどん傾きはじめています。

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右に向って軸が傾いている。

日々刻々と生きているピーチプリデ氏。一緒に暮らすのは本当に楽しく、いつも元気をもらっています。
ピーチプリデ氏にも、こいつのところに来てもよかったかな……と思ってもらえるよう、今後もっと知識を身につけて大切にしていきたいです。

いつか、複数の多肉植物を同じ鉢の中に植えて育てる「寄せ植え」もしてみたいな。ピーチプリデ氏を無事に一年間育てることができたなら、新しい多肉植物を迎える準備をしたいと思っています。

ぜひ皆さんも、多肉植物と共に暮らしてみてはいかがでしょうか! 花屋さんでもかなり安価で入手出来たり、恐ろしいことに百均で100円で売っていたりもするので……!

それでは今日はこの辺で、お相手はむーでした!