みなさまこんにちは、てるです。
最近夜が冷えますね。妹と『花ざかりの君たちへ』を観返すのが日課になっているのですが、先日、視聴中寒さに耐えきれず妹が布団に逃げました。「よし、こたつ出すぞ」という私の意見と、「こたつ出したら出てこられなくなる」という妹の意見がぶつかり合いましたが、隙を見てセッティングしたら、なんやかんや落ち着き、今では夜になるとこたつ周辺に集うように。
みなさまはこたつ準備しましたでしょうか。
~唐突に始まるこたつあるある~
①こたつで横になるとヒーター部分がふくらはぎあたりを熱するので、途中で「あっちい!」って脚を外に出すものの、またひんやりしてきて、元に戻り、また「あっちい!」ってなっての繰り返し…。
②こたつ内で複数人で横になろうとすると、たいてい足がぶつかるため、うまいこと体を斜めにする。ただ、途中で入ってくるひとほど難易度がアップする。
③正方形のこたつだと、横になった際足先だけ外に出てしまい足先がとても冷える。そのため、多くの場合、脚を曲げることが要される。
④こたつの端のほうで横になるとたいてい体の片側が露わになってしまうため寒い。何度か寝返りをする運命。
…こたつあるある終わり。
まだ昼間は暖かいので、こたつの電源は入っていたり入っていなかったりですが、これから、寒くなるにつれて、顔だけこたつからだした状態━━時にそれは「こたつむり」と呼ばれる━━にはならないよう気をつけたいです。
話は変わりまして、本日初めて中目黒とやらに行ってきました。中目黒駅を降りたあと、川沿いを歩いてチーズケーキを食べてお昼ごはんを食べて目黒区美術館にゆきました。
美術館では『線の迷宮〈ラビリンス〉Ⅲ 齋藤芽生とフローラの神殿』という展示がされてまして、興味本位で入ったのですが、ほんっっっっっっとに!!!創作意欲がぶおんと沸きたつ展示でした!!!!!恥ずかしながら、絵画の展示はすいすーいと進んでいってしまう人間なのですが、今回はまじまじ見てしまいました。
齋藤氏によって創作された架空の植物が展示されているのですが、説明も絵画内に記されており、楽しんで文も読んでいました。ひまわりではなく「かげまわり」という植物があったり、ひとの指に羽がついた指先蜂など、絵を細部まで見たくなる要素がてんこもり。実際にはいないけれど、いるかもしれない、そういう微妙な境界を貫く植物がたくさん。いるかもしれない、と思わせる理由のひとつとして、筆致の細かさが挙げられると思います。
ちょいとした設定でも細部まで練られていると、リアル感が増すではないですか。怖い話も、嘘だと思いつつも、設定が細かいと「ほんとかも…」ってなるではないですか。その感覚と似ているんじゃないかな。
また、幻想的な画面の中に、ふとんたたきやペットボトル、下着、物干し竿など、どこか日常を感じさせるアイテムがちりばめられていて、この画面ではどんな意味を持つんだろうとか考察が滾ります…!
帰宅してから、齋藤氏の作品についていろいろ調べており、久々に好奇心のわくものに出会えて新鮮な気持ちになりました。
12月1日まで展示しているとのことなのでぜひぜひ行ってみてください…!
行けたらもう一回行きたいなあ。
最後に、お昼に食べた鶏肉のトマトソースの写真を置いていきます。肉がぷるぷるしてました。美味。
本日はこのへんで失礼します。
それでは、また。