みなさん、こんにちは。ここです。
実は、今日少しお手伝いさせていただいた舞台の千秋楽でした。つい先ほどまで、舞台のバラしのお手伝いをしていました。
主催は高校の部活の同輩で、一緒にやろう!と声をかけてもらい、本当にうれしくて意気揚々と参加を決めたのですが、時期的に忙しく、中々貢献ができなかったのが申し訳なかったです。
ともあれ、無事に千秋楽を迎え、自分も少しだけ携わった舞台が形になったのを見届けることが出来てとても幸せでした。
なんだかとても久しぶりの感覚。
つい数年前までは3か月に一度くらいのペースで経験していたのに。
舞台の千秋楽と言うのは何度経験しても良いものです。舞台という正解のないものを複数の人間の手によって作り上げることは、どうしたって衝突を生みますし、障害が多いものです。だからこそ、得られる達成感は大きく、千秋楽を迎えたあの瞬間、今までの一切合切をすべて許せるような、優しく高揚した気分になります。
演者として関わることが多かった未熟な高校時代、楽日の幕が下りた後の舞台の上は、私の人生のすべてで、私の唯一の誇りで、それと同時に葬儀場でもありました。数か月間一緒に居た役と、数か月の間その深みに沈むことだけに没頭した自分との別れの場でした。
達成感と高揚感と喪失感。
様々な大きな感情がごちゃごちゃになって、やり終えたという安堵の息と共に吐きだされていたような。
こういう経験を簡単に得られる場所を用意されていたのが高校時代だったと思います。結局私はそれを0から自分で獲得しにいくことができる程、気概のある人間ではなく、大学に入ってからは舞台から遠く離れてしまいました。
ただ、あの恵まれた最高の環境で得られたものを更新することなく終えられたのは良かったかなと思っているので後悔しているわけではないです。
久しぶりにこの感覚を思い出して、肌で感じて、とても良い時間を過ごさせていただきました。
舞台に関わってくださった皆さま、特に同輩、本当にありがとうございました。
この文章を見ることはないでしょうが。
まあ、こんな自分語りは共有する必要のあるものではないので良いのです。私がこの時こういう感想を持っていたという記録みたいなものだと思う。未来の自分がこの感覚と感情を忘れないように、いや、ふと思い出せるようにするための。
じゃあブログに書くなよという話かもしれないんですよね。思いっきり読者のみなさまと共有しようとしていて矛盾だらけだ…!
まあ、こういう場じゃないと書き残そうと行動に移すこともないので…お許しください。
このブログを読んで、わかるー!と思ってくださった方、私と握手。
何言ってんだこいつ?と思った方、一発演劇やってみませんか?観に行きたいので、もしやったら教えて下さいね。連絡先は…↓↓↓
なんてね。それでは。