【速報】ジブリ映画劇場公開決定
こんばんは。みずほです。
先ほど私は衝撃を受けました。
ジブリ四作品が劇場公開されるということに。
私は小さいころからジブリが大好きで、家にも何作かDVDがあります。
私たち世代からすると、ジブリ作品には生まれる前の作品も多いので、
家で楽しむことしかできないと思っていました。
それが!映画館で!!観ることのできる日が来るなんて!!!
ということで今日は、公開される四作品の私的推しポイントをご紹介したいと思います。
これから劇場で観ることを楽しみにしている方は、ネタバレにご注意ください。
1、風の谷のナウシカ
改めて調べてみたのですが、厳密にいえばジブリ作品にカウントされないみたいですね。
しかしジブリ作品に共通するトトロのブルースクリーンからスタートしますし、
ジブリシリーズと認識されているようです。
皆さんは、この作品の原作漫画をご存じでしょうか。
私は中学生の時、家の本棚にあったのを発掘して全巻読みました。
そこで驚いたのは、アニメとの内容の違いです。
アニメは小さい子どもも観られるようにだいぶ柔らかくなっています。
それでも巨神兵の描写や、蟲に食われる街の様子はドキッとさせられるものでした。
ですが漫画を読むとその上を行くシーンが多かったんです。
分量としてはアニメのあとの話の方が長いのですが、話の展開にも衝撃を受けました。
ナウシカは巨神兵と交流を持つんですよね。
アニメ映画に登場しないキャラクターも存在します。
アスベルもなかなかかっこいいですが、私はセルムも好きです。
2、もののけ姫
今回公開される作品の中で唯一DVDを持っていない作品です。いつか買う。絶対。
とにかく自然描写が美しいですよね。最後の山がよみがえるシーンは圧巻です。
もののけ姫に関してはストーリーはもちろん、音楽が有名なのではないでしょうか。
主題歌のタイトルはそのまま「もののけ姫」。短いながら、歌詞が奥深いです。
「悲しみと怒り」に「まことの心」がある。好き。
もののけ姫には多くの動物が出てくるわけですが、まるで神話のような世界です。
神聖な動物たちは大きくて人間と意思の疎通も可能です。
彼らは神様のような存在でもあり、山を守っていました。
その頂点ともいえるのがシシ神様でしょうか。
私、シシ神様のお顔を直視できないんです。ちょっと怖いですよね。
でもその怖さが必要なんだと思います。
神は畏怖の対象としての側面も持ちますから、怖いと思うその心が大事になるのでしょう。
そして忘れてはならないのがヤックルですよね。あのつぶらな瞳。たまりません。
あと山犬さんたち。あのモフモフにうもれたい。
3、千と千尋の神隠し
私がジブリ作品の中で一番好きな作品です。もうすべてにおいて好き。大好き。
この作品は、千尋ちゃんが普通の女の子であることが重要だと思います。
普通の女の子が違う世界で成長するっていうのがミソなんですよね。
序盤で湯婆婆の部屋を訪れるシーンと、終盤で銭婆のおうちに行くシーンは
特に顕著だと思います。初めは「ノックもしないのかい」とあきれられていました。
それが、お部屋に入る前に挨拶できるようになっているんですよね。成長してます。
私が一番グッとくるシーンは、ラストのハクと千尋がお別れする場面です。
ハクが銭婆の所へ千尋たちを迎えに行く前、湯婆婆との会話の中で
「八つ裂きにされてもいいんかい」と言われるところがあります。
そのシーンがあるからこそ、最後のハクと千尋が手を離すシーンがとても切ないんです。
千尋が手を離して走りだしてから、スクリーンにはゆっくりとおりるハクの手が残ります。
お別れの切なさをこのように表現されては、オタクはもう泣くしかありません。
映画では千尋がトンネルを出たところまでしか描かれないです。
その後ハクがどうなったかはわからないまま。
でも湯婆婆との会話や、あの手の表現があるからこそ、なんとなくわかってしまう。うっ…つら、
語り出すと止まらず最終的に語彙力が足りないカオナシと化すのでこの辺にしておきます。
4、ゲド戦記
こちらは宮崎吾朗監督作品です。いままでのジブリ作品と少し毛色の違った雰囲気ですよね。
原作の方は途中で挫折したままなので比較はできませんが、
結構違うというのを聞いたことがあります。
ストーリーに触れる前にひとつだけ。
主役のアレンの声を担当しているのはV6の岡田准一さんなんです。
何を隠そう私、V6の大ファンでして。「好き×好き=最高」の法則が成り立っています。
ゲド戦記は細部までこだわった衣装や、街のギラギラ感が好きです。
人間の欲望や世界の混沌、闇が描かれていると感じます。
ハジア売りのうっとりさせるような目と、それに惹かれるアレン。
そしてそれをとめるハイタカ。ハジア中毒者を見てからのアレンの反応もリアルです。
私、クモ様も苦手なんですよね。最近までは飛ばして観てました。怖くて。
最後の目がぐるぐるするところあるじゃないですか。そこが特に苦手でした。
ゲド戦記を観てて感じるのは、テルーの身体能力の高さです。
もちろん彼女は特別な存在ですから、ある程度はいろいろできてしまうのでしょうが、
普通、屋根から飛び降りたら怪我の一つは負うのでは…?と思ってしまいます。
ゲド戦記も音楽が有名ですかね。あの歌詞も吾朗さんが書いているんですよ。
以上語ってきたわけですが、まだまだ足りない……!!
最近はジブリ作品を知らない人も増えているとか。
もったいない!人生損してる!と伝えたいです。
皆さんもぜひ、ジブリの世界を楽しんでください!そして共に語りましょう。
おやすみなさい。良い夢を。