新たな扉

こんにちは!れいかです。
約1ヶ月ぶりの更新になりますが、この期間に事態が急速に変化しました…。
少しでも早く収束することを願うばかりです。

今日から遠隔でのガイダンスが始まりましたね!
こまめに情報を確認するようにしましょう。
先月新設しました、ブログ部のTwitterでも適宜お知らせをしているので、是非覗いてみて下さい。
フォローもお待ちしております。

外出自粛により、家で過ごす時間が長くなりました。
そんな最近のマイブームは、オンライン英会話と料理です。
部屋の断捨離を1月から2月にかけてやり、「思う存分本を読みたい!」という欲求は3月にほぼ満たされたところで、授業開始日の延期が決まりました。
遊びに行くことができず、バイトも少ししか入れない。「さて、何をする?」戸惑いながらも、新しい世界に足を踏み入れることにしました。
英会話は始めてから3週間、料理は2週間ほど経ったところです。今までほとんど触れてこなかったことをしながら過ごす日々は刺激的で、1日があっという間に感じられます。
英会話は1日25分。講師は皆フィリピン人です。緊張しいの私は「初対面の人と英語で話すなんて…。AIとの英会話から始めようかな…。」と弱気な発言をしていました。しかし母に背中を押されてやってみたところ、想像以上に楽しくて続けることができています。なかなか外出できず家族としか話せない中、毎日はじめましての人とお喋りでき、英語を教えてもらえるのは一石二鳥です。レッスンのエピソードや学べたことなどを、またの機会に詳しく書きたいと思います!

2つ目は料理。母の仕事がお休みになり、家にいることが多いので、おすすめの料理本を貸してもらったり、道具の使い方を教わったりしています。
「ホットクック」がとても便利で、毎日とても助けられています。材料を切って、調味料を加え、スタートボタンを押すだけ!混ぜながら加熱をしてくれる優れものです。完成した様子を見たくて、蓋を開けるのが癖になります。本当に使い勝手が良く、先日も「ホットクックがあと3台くらいあったら、お店出せるね。(笑)」と母と話していました。水を入れなくても、野菜の水分を引き出して煮込み料理などが作れるので、甘味やうまみが凝縮します。楽して美味しい!なんてお得!と感動の日々です。

言語があるから、伝えたいことが正確に相手と分かち合える。
食べることは生きること。自然のものに生かされているという事実。
当たり前だと思っていたことをもう1度じっくり眺めてみると、気づきの光に照らされて、日常が輝き出します。

ちなみに私は今、所属している合唱サークルのオンラインパート練習に参加しながら、このブログを書いています。
Skypeでの練習で、マイクのオンオフの切り替えが容易にできるため、パートメンバーと話したり、ラジオ感覚で聴いたり、状況に合わせた使い分けが可能です。
思うように外に出れない生活は一見すると不自由ですが、「工夫次第だ!」と思いました。

家で過ごす時間はとても楽しいです。
でも、ニュースを見たり買い物に行ったりすると、異常事態だということを改めて思い知らされます。
1日でも早く、この世界が心穏やかな空気感を取り戻せますように。

変えられないものを受け入れる平静さと、変えられるものを変えていく勇気。
こんな今だからこそ、どちらも心に携えて過ごしたいものです。

皆さんもお体に気をつけてお過ごし下さい。それではまた!

めぐりあわせ

こんにちは。れいかです!

まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ風が春めいている気がしています。
さて!今日は、先月の嬉しかった出来事をお話ししようと思います~!

 

ある先輩と一緒にご飯に行きました!
偶然に偶然が重なって、長い間お世話になっている先輩です。

 

最初の出会いは、私が小学校1年生、先輩が6年生の時でした。
私は地元の公立小学校に通っていました。
入学した時、先輩は1年生のお世話をしてくれる「1年生係」をやっていて、一緒に遊んでもらったりしているうちに、大好きなお姉さん的存在になりました。

 

先輩が小学校を卒業し、再会したのは私が小4、先輩が中3の時。
本校の中学の文化祭に行った際に、家庭科棟の廊下でばったりお会いしました。(笑)
私はおそらく気づいていなかったのですが、先輩が「れいかちゃん」と声をかけて下さり、私も一緒にいた両親もびっくり!
とても嬉しい再会でした。

 

次の出会いは、私の中で一番印象的で、「こんな偶然あるんだ!」という感じで、かなりよく覚えています。
私が中3、先輩が大学2年生の時です。
私は第一志望校だった本校に無事合格し、のびのびとした中学校生活を送っていました。
そんな中学校生活もあと2か月で終わろうというとき。
放課後、教室で漢検を受けていました。
漢検を受けて、用紙を集め終わった後、試験監督の人が私の名前を呼んで近くに来ました。
私は突然のことにびっくりして、「なぜ?」「不正は何もしていないはず」という思考回路でした(笑)

 

そして、監督の方はあの時の先輩だったことが分かったのです!
この時先輩は二十歳。
先輩が小学生、中学生の時しかお会いしたことがなかったので、もう見た目も話し方も完全に大人で驚きました。
名前を見て気づいて下さり、わざわざ声をかけて下さったことが本当に嬉しかったです…!
漢検をやっていた教室は5個以上あったはずなのに。今振り返ってもこの偶然はすごいな~と思います。
本校に入ってから、先輩に学校内でお会いしたのはこの日が初めてでした。

 

 

その約2年後。私が高校2年生の時に先輩は中学校の教育実習にいらしていて、再び校舎内でお会いすることができました。
翌年には高校の国語の非常勤講師をされていました。
残念ながら、私は先生の授業を受けられませんでしたが…。
大ホールで新任の先生の紹介があって、目の前に先生として立っていらっしゃった時は驚きと共に、とても嬉しい気持ちになりました。

 

そして私は日本文学科に進むと決め、今に至ります。
先輩は大学院に進まれたので、去年は何度かキャンパス内でもお会いすることができました。
さらに、先輩はこのブログ部の卒業生でもあるので、共通点が多く運命を感じます(笑)
ブログネームは「ほっしー」さん。ご存じの方もいますでしょうか。

 

長くなりましたが、念願かなってご飯に行ったんです。
小学1年生を思えば、電車に乗って先輩と二人でご飯に行けるなんて、夢のまた夢という感じで…!(笑)

 

お店を決めるのも楽しかったです。
グルメ通な先輩は候補をたくさん出して下さって、知らないお店も多かったのでワクワクしながら見ていました。
「好きなところでいいよ~」と言って下さり、結局カレーに行きつきました。
また?という感じでしょうか(笑)ブログの記事が3連続でカレーになってしまいました。
千駄ヶ谷駅にある「MOKUBAZA」
ここも行列ができるお店ということで、開店時間の30分前に着いたところなんと1番!
ラッキーでした!

 

キーマカレーのお店で、サイズはSMLから選べます。
チーズやアボカド、ナッツなどがあり、トッピングもできます。
店内は本棚などがあり、素敵な空間でした。
ただ、席数が少ないので早めに行くことをおすすめします。

mokubazaキーマカレー mokubaza

カレーはとっても美味しかったです。
見て分かる通り、ぱっと見「目玉焼き!?(笑)」という感じのインパクト大の見た目!
この白いのは全部チーズです!
私はカレーの次くらいにチーズも大好きなので、(小学校の自由研究でチーズについて調べて新聞を作ってました(笑))
ほんとに最高の組み合わせでした!幸!!!

 

キーマカレーはスパイスがきいていて想像よりも辛く、チーズのまろやかさと絶妙に合うんです!
そして生卵を崩しながら食べると二重に楽しめます。
先輩はアボカドチーズカレーを頼んでいました。
チーズの下に薄切りされたアボカドが円状に並んでいて、見た目が美しかったです!
キーマカレーが更に好きになりました。

 

お店を出ると行列ができていました…
早めに行って大正解!人気の理由が分かります。

 

お茶でもしようか~となり、向かった先はモスクラシック!
初めていきました。
店内はおしゃれで落ち着いていて…。
マークはモスですが、特別感がありました。
ダッチ・ベイビー・パンケーキを注文。
前からひそかに気になっていたので、嬉しかったです。

ダッチベイビー

パンケーキとフレンチトーストを足して2で割った感じ(笑)
伝わらないですよね。(笑)
甘すぎず、量もちょうど良かったです。
アイスがアクセントになっていました。
冷たいものとあったかいものの組み合わせ、好きです!

 

写真には写っていませんが、カフェラテを飲みながらいろんなお話をしました。
小学校から大学まで同じ学校の唯一の先輩!
共有できる話がたくさんあって楽しかったです。
小学校のときの先生の話、中学校の行事、高校の部活、先生、クラスなど、話題は多岐にわたりました。
忘れかけていた思い出が鮮やかによみがえり、とても懐かしかったです。

 
年が5個離れていると中高大で直接関わることはないため、自分の時と違う部分(学校のルールや流行っていたものなど)もあって、お話してそれが分かるのが新しい発見でした。
貴重な機会だなと思います。
大学の授業のことや資格のお話もお聞きすることができ、楽しいと共にとても勉強にもなった時間でした。

 
大学一年生は目の前の授業や課題に追われ、気づいたら終わっていたという感じだったので、慣れて余裕が生まれる分、これからは楽しみながら学びたいなと思います。
そして、先生方ともっとお話ししてみたいと感じました。
大学で1年間過ごしたからこそ分かる話もあり、春休みの今、こうして様々なお話ができて良かったです。

 

10年以上続いている、このご縁に心から感謝したいです。
そして、これからも人との出会いを大切に過ごしていきたいと思います!

それでは、また!

愛に包まれて 武相荘

こんにちは。れいかです!

皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、春休みが想像以上に楽しく、一日が終わる早さに日々驚かされています(笑)
友達と遊んだり、サークルやバイトに行ったり、アクティブに過ごす日も好きですが、予定が何もない一日家でゆっくりする日もとても貴重!
今日は数少ないオフ日です。お家大好き!時間に追われないって素晴らしい!!

さて、今日は、旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)に行った時のことを書きたいと思います!二週間くらい前の話です。
旧白洲邸?クエスチョンマークが浮かんだ人も多いことでしょう。
この家に住んでいたのは白洲次郎と白洲正子。私もこの二人のことを知ったのはつい最近です…。
簡単に紹介すると、白洲次郎は戦後、吉田茂に請われてGHQとの折衝にあたりました。GHQは彼に対して「従順ならざる唯一の日本人」という印象を抱いたとされています。白洲正子は白洲次郎と結婚し、小林秀雄、青山二郎らと親交を結び、文学、骨董に力を入れた人物です。

実はこの旧白洲邸、私の家から車で10分ほどで行けるんです!「せっかくだから行こう!」と家族で足を運びました。
邸宅につく前には門と竹林の小道があって、なんだか旅行気分になりました。
椿や梅の花も綺麗に咲いていました。寒かったですが、今の季節ならではの良さだと思います。
邸宅はミュージアム仕様になっていて、生活感が感じられる空間で展示を楽しむことができました。
書斎、着物、食器。どれを見てもセンスが抜群で、決して派手なわけではないのに目を引くものばかり!
そして家全体の雰囲気と見事に調和していて、見ているだけで心が静まり、穏やかな気持ちになっていきます。
『たしなみについて』『白洲正子のおしゃれ』などの本を読むと白洲正子さんの価値観や美意識が伝わってくるのですが、それがそのまま物にあらわれていると感じました。

旧白洲邸に行く前から、母に話を聞いてこのような旧宅があるというのは知っていたのですが、その時は全く興味がなく……(笑)
去年の十月ぐらいにたまたま寄った無印良品で、白洲正子さんの『たしなみについて』を手に取って読んでみたら面白くて、家に帰ったら同じ本があったので全部読んで、正子さんの考え方や生き方に惹かれました。その時に、この旧白洲邸と白洲正子さんが私の中で繋がったのです。

自分が弱いものである事を痛感しないかぎり、芸術家でも美術家でもありません。
人間の感情、気まぐれな好みとか、たよりない言葉は十人十色であり、その時々変るものであるにかかわらず、
又美しい物は世の中に多いにもかかわらず、美はたった一つしかない、—そういう事を美術は教えます。
たった一つしかないからには、それは物の美しさであるとともに、それをつくった、或いはそれをつくらせた人の美しさでもあります。
結局、真の人間嫌いとは、ですから、ほんとうは誰よりも人間を愛する人の事を言うのです。

『たしなみについて』の中で特に響いた部分を載せてみました。
自分の心に正直に、嘘をつかずに過ごすことを心掛けると、いろいろなことに敏感になっていくような気がします。
それと同時に他者の無意識の言動に気付きやすくなって、嫌な気持ちになることも増えます。
他者を批判せずに赦し、不快に感じてしまう自分の感情もありのままに受け止め、すべてを愛で包み込む。
これがなかなかに難しい……
自分の弱さ。感じずにはいられないです。何をしていても。
以前はそれを必死に隠そうとしていた気がしますが、今では弱さも含めての自分だと感じます。
日々生活していたら、見たくない人間の醜い部分が自然と見えてしまう。私は目を背けずにそれらをただ観察して、意識の光で照らしていきたいです。
正子さんの文章を読むと「厳しい」という印象を持つけれど、傷つくことは決してありません。その理由は、愛から生まれた厳しさだからだと思います。
自分を誤魔化さず真剣に生きてきたことが、言葉の一つ一つから伝わってきます。
何に美しいと感じるのかは人によって違っても、美はたった一つしかない。
この唯一無二の美を、言葉を通してではなく、自分の心で、目に見えない部分でちゃんと感じていたいです。

正子さんは均整の取れた美しさを、自らの行動で示してきた方なんだということを、本やミュージアムでの展示を通して感じました。
その姿は私を勇気づけてくれます。正子さんは私が生まれる二年前に亡くなっていますが、こんなに近くに住んでいたんだと思うと、励まされるような気持ちになります。

私は、美しいきものはほしくはない。顔のきれいな人が羨しいとも思わない。
ただ、人ときものの完全な調和をのぞむのである。

なるほど、一つ一つとってみれば実にいい、手もかかっている、が、全体の
とりあわせが悪ければ、みにくくなることもあり得るのです。

こちらは『白洲正子のおしゃれ―心を磨く88の言葉』から。
主にきものの選び方、着こなしに関連した言葉が多いですが、モノも人も他者であるという点で、あまり区別はないと思います。
調和を重んじた正子さんの信条が強く表れている部分です。

滞在時間は2時間くらいでしたが、ゆったりとした時の流れの中で充実した時間を過ごすことができました。
締めは、白洲次郎が愛した海老カレー!
舌鼓をうちました。

普段なかなか会えない人に会ったり、来月は旅行に行ったり…!
引き続き春休みを満喫したいと思います。
それではまた!

白洲邸次郎カレー

はじめまして!

はじめまして!れいかです。
ブログを書くのは初めてで緊張しますが、同時にとてもワクワクしています。
2020年は「恐れずに新しいことをどんどんやってみる」というのがモットーなので、ブログも楽しくやっていきたいです。

私がこの「新・当世女子大気質」の存在を知ったのは高校2年生の冬でした。附属高校では高校2年生の12月に研究室訪問と言って、大学の気になる学科の説明を伺いに行く機会があるのですが、その時にチラシを貰ったのです。(ちなみに私は中学から本女です)
次の日、学校に行く途中に早速読んでみると、スマホの画面をスクロールする手が止まらなくなりました(笑)内容が多岐にわたり、文体にも個性が溢れていて、しばらく飽きが来なかったことを思い出します。

文章を通して漲る自由が伝わってきて、顔も知らない先輩方に強い憧れを覚えました。
そのため、ブログ部加入のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです!
読者の側から書き手になれるなんて、夢にも思いませんでした(笑)

高校生になってSNSに多くの時間を割くようになり、自分の語彙力と文章力の低下を痛感し…
1年生の後期の約5か月間、ある教養の授業で「言葉を大切に、丁寧に扱うとは?」という問いを立てて考察し、自分なりに言葉と向き合いながら過ごしました。
前提として、言葉は目に見えないものを表す枠組みに過ぎず、言葉でこの世界のことを全て伝えきることはできません。
それでも、語彙を尽くして豊かに言葉を紡いでいく努力は大切だと思うのです。

言葉には力があります。1度口に出したら、文字にしたら、無意識のうちに脳や心に刻まれていきます。人はそれだけ言葉に影響を受けるということです。
「それならば、ポジティブで前向きな言葉を主体的に使っていきたい!」と私は強く思います。

人とお話しする時、考えが浮かぶ時、文章を書く時、読書をする時。
言葉に触れる機会は日常に溢れています。その度に、自分の気持ちにぴったりとくる言葉がなかなか出てこなくて、もどかしい気持ちになります。
一方、本などを読み、思いがけず心に響くフレーズに出会うと、とてつもない喜びを感じます。

私は、自分に背かない言葉を使っていきたいです。自分に背かないとは、自分にも他者にも痛みや毒を与えないということ。
拙くても不器用でも、素直な飾らない言葉で今の私を表現したいと思います。
自分自身から離れることなどできないのですから。

どう頑張って藻掻いても、自分以外の誰かにはなれません。
しかし自分を変えることについては、無限の可能性が広がっています。
広くアンテナを張り、語彙を豊かに楽しく書く。このブログを通して、私も自分を磨いていきたいです。

前置きが長くなりましたが……
最後に一つだけ!

先日、母と日本一のカレーを食べに行きました。荻窪にある、トマトというお店です。
開店は11時半ですが、10時半に人数確認が始まり、その直後には営業終了の札が掛けられました。
さすが人気店…!
私たちは8時45分に並んで3組目。
極寒の中3時間近く外にいるのは体に堪えましたが、1巡目で入ることができて良かったです。
人気No.1のビーフタンカレーに季節の野菜をトッピング。
柔らかく煮込まれたビーフタンの上には存在感を放つ菜の花。そしてたくさんの野菜たち。
トマト、さつまいも、にんじん、かぼちゃ、たまねぎ、じゃがいも、きのこ、なんとマスカットまで!(笑)
宝探しをしているような気分を味わいました。
濃厚なルーは、チーズがトッピングされたライスとの相性も抜群!
昨年の4月にテレビで見てからずーーっと気になっていたお店だったので、行くことができてとても嬉しかったです!!

トマト カレートマト カレー ライス

 

好きな食べ物No.1はカレー。これは物心つく前から変わっていません。
不動の1位です!
そして「トマト」のカレーに出会って、更にカレーが大好きになりました!

こんな感じでブログを通して、私のことや大学生活についてなど、いろいろ知ってもらえたら嬉しいです。
これからよろしくお願いします♫

それではまた!