「みゆきの歌に手が届く」
中島みゆきの「夜会」が1989年に始まった時のキャッチコピーです。
先日、みゆきさんのコンサートに行ってきました。夜会ではないです。でもそれでも、この言葉がぴったりと合うと私は感じました。
中島みゆき 2020ラスト・ツアー 「結果オーライ」
最後のツアー。これからも地域を絞ってのコンサートや夜会は行うそうですが、全国を回るツアーは今回が最後でした。最初聞いた時、素直にショックで悲しかった。私にとってはみゆきさんは永遠の女神だから…。でも仕方ないんです。みゆきさんだけでなく周りのミュージシャンの方々も年を重ねているのだから。スタッフの方によると「1カ所に腰を落ち着けてクオリティーを高めたコンサートをお見せしたい」という思いだそうで。みゆきさんはいつも前を向いていて新たな挑戦をし続けている。私はその思いと姿に、いつも感動します。
さてコンサート当日。私はCD、DVD即売の先着特典の直筆サイン色紙のために昼から並びました。
グッズはとりあえずパンフレットと、クリアファイルと、歌姫国パスポートと、ステッカーと、ガチャと…的な軽いノリで行ったら普通に0が4つ着いて一瞬絶望。けれども躊躇いもなく財布から出す私。みゆき効果は恐ろしい(終演後に更にキーホルダーとファンクラブのファイルを買ったのは秘密)。そうツアーは最後だもの…買わない後悔より買う後悔(皆さま念仏のように唱えましょう…)
そしていよいよ開演。
ここからネタバレオンパレードになるので、見たくない方は自粛お願いします!
一曲目「一期一会」 幕が上がりミュージシャンの方々によるイントロが流れ始める。下手側からみゆきさん登場。みゆきさん、高いピンヒールに袖がシースルーの衣装。きれい、美しい。女神降臨。舞台の空気が一瞬で変わる感じがしました。私は個人的に「一期一会」と「ヘッドライト・テールライト」のイントロが似てると思っていて(実際似ていない)、最初「ヘッドライト・テールライト」かと勘違いしました(汗)
私、みゆきさんが歌い始めた時点で涙。初めて演技や舞台ではない、コンサートでのみゆきさんの声を聞けたという喜び、感動、同じ時間を共にしているのが現実とは思えなくて、その驚きに気づいたら視線が涙で揺らいでいました。
私が「一期一会」の中で好きな歌詞は「忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで」っていう部分なのですが、これってすごいと思いませんか?究極の愛。みゆきさんが私たちにまさに語り掛けるように歌っていて、その愛が会場を包み込んでいて、幸せな空気でした。
MCを挟んで「アザミ嬢のララバイ」「悪女」。デビュー曲である「アザミ嬢のララバイ」は、1978年の初めてのコンサートツアーでの1曲目だそう。「悪女」は、よく私の母がカラオケで歌っていて、最近になってやっと曲の意味や良さが分かってきたという私の思い入れのある曲です。
みゆきさんの声はいつまでも素敵。約40年前と変わらない声で、みゆきさんが一人の少女のようにも見えました。まさかこの曲を聞けると思っていなくて感動の二曲でした。
次の三曲は「浅い眠り」「糸」「ローリング」。内「浅い眠り」「糸」は、アルバム「EAST ASIA」に入っています。「EAST ASIA」は個人的に神アルバムだと思っています。1991年の夜会「金環蝕」内の歌が二曲入っていて、一曲はタイトル通りの「EAST ASIA」、私は夜会工場でこの曲を巫女さん?のような姿で歌うみゆきさんを見て感動したのを覚えています。ブルーレイ出た時、その踊りまで一緒にやりました(笑)もう一曲は夜会のテーマ曲である「二隻(そう)の舟」で、「EAST ASIA」が初収録です。「浅い眠り」はもともとシングルの曲で、ドラマ『親愛なる者へ』の主題歌です。初めてシングルミリオンセラーの曲でもあります。ちなみに『親愛なる者へ』はみゆきさんも出演されています。
「糸」はもともとアルバムの中の一曲でした(これ結構テレビ番組でも間違えていたりする…)。その後ドラマの主題歌になり「命の別名」と共にシングルになり、アーティストのカバーやCM起用などによって多くの人に知られる曲になりました。あんまり普段「糸」を聞くことがなかったのですが、今回聞いていて「なぜ生きてゆくのかを 迷った日の跡のささくれ」の歌詞がひっかかりました。「幸せ」「仕合わせ」をかけて糸を男女に例える、というのが「糸」の解釈ですが、こんな歌詞で厳しいこと言っていた…?と今回初めて感じました。「なぜ生きてゆくのか」重いテーマです。これはただ男女の出会いを描いたものではないと、改めて思いました。今よくよく歌詞を見ているのですが、すごく難しいです。特に「織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない」「織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない」の部分。特定されない「誰か」で、「かも」なんです、断定じゃない。みゆきさんの曲は、まだまだ分からないことだらけです。
最後の「ローリング」はアルバム「中島みゆき」内の一曲ですが、「中島みゆき」が発売された1980年代半ばあたりを後にみゆきさんは「御乱心の時代」と言っています。世の中の音楽が変化してみゆきさん自身の曲調や歌詞にも変化が起きた時期なのです。次作の「グッバイガール」からは瀬尾一三という音楽プロデューサーと組んで「御乱心の時代」は終了するわけですが、私はむしろ初期とか「御乱心の時代」の曲も大好きです。みゆきさんの若さや迷い、模索が率直に出ているから。すごく共感します。ここら辺の曲は語りつくせない…。ちょうどみゆきさんのオールナイトニッポンも終わった時期なんですよね。
「お便りコーナー」第一弾を挟んだ後は、アルバム「LOVE OR NOTHING」の「流星」でした。
(幸せすぎて、ここら辺の記憶が曖昧になっています)
続いて「お便りコーナー」第二弾!ここで、みゆきさんは私の近くに…!心臓に悪い。
近いのでこのお姿を記憶にとどめておかなくては!と必死に凝視。細いしお肌綺麗だし、姿勢もよくて、そしてかわいい。衣装近くで見たら更に素敵でした。あまり絵心がないので衣装のイメージを伝えられなくて残念ですが、緑色ベースで他にいろんな色がポイントとして散りばめられている感じ(記憶が曖昧…)です。これも幸せでした。
次は「最後の女神」「齢寿天(そら)任せ」、休憩を挟んで「離郷の歌」でした。「最後の女神」は、1993年発売のシングル曲ですが、縁会2012~3でも歌われていました。約2年前縁会の劇場版(映画でコンサート映像が見られる)で見た時感動したので、2年越しに生で聞くことができて嬉しかったです!
続いての「齢寿天(そら)任せ」「離郷の歌」は、先月発売になった最新アルバム「CONTRALTO」からの二曲で、「離郷の歌」は倉本聰脚本『やすらぎの刻~道』の主題歌の一曲となっています。「CONTRALTO」は、みゆきさんの音域のことらしく、アルトより下テノールより上のちょうど中間あたりのことらしいです。最新曲が二曲も聞けるなんて思っていなかったので、ちょっとびっくり。みゆきさんアルバムより声やより優しくて深かったです。
続いての三曲は「この世に二人だけ」「ナイトキャップ・スペシャル」「宙船」でした。この世に二人だけ」はアルバム「予感」「いまのきもち」に、「ナイトキャップ・スペシャル」は「恋文」に収録されています。二曲ともアルバムの曲なんですよね。「この世に二人だけ」の「二人だけ この世に残し 死に絶えてしまえばいいと 心ならずも願ってしまうけど それでもあなたは 私を選ばない」って歌詞、諦めというか絶望というか…最後に好きだった彼とその彼女が結婚していることが分かるのですが、「嫌いになどなれるはずがない あなたの愛した女(ひと)だもの」と言ってしまっている所が、私は秀逸だなぁと感じます。彼が好きだから故に、恨み切れない嫌いになれない、見た目は強がっているのに心は優しい女性の姿が目に浮かびます。
次の「ナイトキャップ・スペシャル」の収録アルバム「恋文」って、2003年発売なんですよね。初期中島みゆきっぽいと感じるのは私だけでしょうか…。
コンサートでみゆきさんを見ていると、各曲でみゆきさんの雰囲気が大きく違っていて、ある時は私たちと同じ等身大の女性で、ある時はすべてを達観した女神のようになると感じました。でもそこに共通するのは、深い愛なんです。愛するのも恨むのも、懐かしがるのも、共感するのも、突き放して背中を押すのも、望郷もすべて「愛」が根源なんですよね。みゆきさんは、一つの言葉やフレーズにも愛を持って真摯に丁寧に歌っている。一人の人間として尊敬するのはもちろんですが、向き合うという苦しみをどこかで抱えて歌っているのだろうと思って、時折胸が苦しくなるのです。
「宙船」は言わずとしれたTOKIOへの提供曲。セルフカバーもしているのですが、かっこよくて力強くて、いつも元気を出したい時、励まされたい時に聞く曲です。今回「宙船」聞きたいなと思っていたので、嬉しかったです!
いよいよコンサートも終盤に差し掛かり。次の曲は「あたいの夏休み」。私は最初この曲と分かった時、意外だなぁととても感じました。シングル曲ですが、収録アルバム「36.5℃」だと最後の「白鳥の歌が聴こえる」の方が、オールナイトニッポンの最終回の最後の曲で使われていたり、コンサートでも最後に歌ったりしているし…。
「36.5℃」のジャケット、ネットで検索かけていただければ分かるのですが、背景の夜のビル街に、救いを求めている女?の人の手に男?の人ががっちりとつかんでいる絵が印象的です。
いよいよ最後の4曲。控えめに言って神曲。
一曲目「麦の唄」は、連続テレビ小説『マッサン』の主題歌で、この曲で「地上の星」に続き二回目の紅白出場をしています。私がみゆきさんのファンになったのはこの曲が契機だったと思います。まだ「singles」しかアルバムを入れていなかった時、よく公式YouTubeで「麦の唄」を聞いていました。最初は元気づけられるなぁとしか思っていなかったのですが、よくよく歌詞を見ると、多分故郷から離れて愛する人と暮らしている今現在のことを書いていて、「麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと」の歌詞から、容易には故郷には帰れないことが分かります。ここで、歌なんですよね。距離の隔たりのある愛する故郷へと歌で伝えてくれ、という意味だと思うのですが、歌は距離や時間を越えていろんな人たちを元気づけたり励ましたりできる。そういう意味を含んでいるのではないかと思います。更に「どんな時も届いて来る 未来の故郷から」ということで、愛する人と暮らしている場所が後に自分の故郷になることがここで分かります。時代を追うと、みゆきさんの「故郷」像が変化しているのが分かるのですが、ここではきっと故郷は一つとは限らないんですよね。そしてなんといってもこの歌の魅力は「未来の故郷から」の後のロングトーン。紅白も鳥肌モノなのですが、今回は更に素晴らしかった…!会場全体にみゆきさんの声が響き渡り、震えと涙が止まりませんでした。
続いての「永遠の嘘をついてくれ」 まさかこの曲が聞けると思っていませんでした。1995年に吉田拓郎さんに提供した曲です。この歌といえば、みゆき&拓郎&かぐや姫ファンなら皆知っているだろう伝説の「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006」。
この野外ステージになんと中島みゆきがシークレットゲストとして登場、吉田拓郎のラストステージで「永遠の嘘をついてくれ」を一緒に歌ったのです。若い頃みゆきさんは吉田拓郎さんの大ファンだったようで、コンサートのバイトもしていたそう。吉田拓郎さんはずっと殆どの曲を自分で書いていたのですが、ある時「実際の俺は夢のない中年男だから、夢のない歌を」とみゆきさんに曲を頼んだそうです(自分の才能の限界とか色々感じてたのでしょうか…ファンではないので詳しいことは知りませんが)。そこでみゆきさんが「永遠の嘘をついてくれ」。みゆきさんにとって憧れの吉田拓郎へ、いつまでも嘘をついて夢を見させてくれとエールを送ったのです。
私が最初「つま恋」を見た時、理屈抜きにぽろぽろと涙がこぼれていました。互いを尊敬しあって、音楽シーンを駆け抜けてきた二人。きっとそこにはいろんな痛みや悲しみもあったと思います。だからこそそのステージの二人はかっこよかった。最後ステージから帰る時、みゆきさんはボーカルの坪倉唯子さんの手を握るのですが、それも無条件に感動。みゆきさんはアマチュアの時の思い出もよみがえったでしょうし、時が過ぎさった懐かしさやちょっぴりの悲しさといった複雑な気持ちがこちらまで伝わってくるようでした。みゆきさん、この一曲だけ歌ってすぐに帰るんですよね…。それがまた潔くて好きです。ちなみにその映像、後ろで指揮をしている瀬尾一三さんも映り込んでいるのですが、この3ショットは今後一生見られないな…と思いました。私は「つま恋」のカメラマンになりたかった!
そんな思いのある「永遠の嘘をついてくれ」は、みゆきさん含めて会場の多くの人が特に思い入れの強い曲だったのではないでしょうか。みゆきさん、ちょっと恥ずかしそうに歌うんですよね。その姿にきゅーーーんときちゃいます。かわいかった。
三曲目「慕情」は、2017年発売のシングル、『やすらぎの郷』の主題歌です。「慕情」のジャケットはみゆきさんの若い頃のモノクロ写真なのですが、すごい好きです。私が初めて買ったアルバムはこの「慕情」が入った「相聞」(タイトルは万葉集の部立からとられたそう)です。私は、「慕情」が今のみゆきさんの等身大に一番近い姿なのではないかと思っています。みゆきさんの曲はやっぱり「愛」が大きなテーマで、いい意味で年を重ねたからこそこの「慕情」が書けたのではと思っています。
そして最後の曲。「慕情」のBGMがフェードアウトし、みゆきさんが
「中島みゆきでした。さようなら」
と。少し寂しそうなかすれががった、でも一方で明るくてあたたかくて綺麗な声。今までみゆきさんの曲を聞いてきて共感し、感動した時のこと、そしてみゆきさんが歩まれてきた約45年という歳月。いろんなことが走馬灯のように駆け巡りました。
本当にコンサートツアーはこれが最後なのだなと実感した時、静かに流れた曲、それが「誕生」でした。
「誕生」は先ほども紹介したアルバム「EAST ASIA」の中に入っています。もともと私も大好きな曲です。「誕生」が流れた時、静かに、でもみゆきさんはこれからも走っていくのだということを強く感じました。みゆきさんは1987年3月のオールナイトニッポンの最終回で、最後に10からカウントダウンして、「こんばんは、中島みゆきです」と言いました。みゆきさんにとって、終わりはまた何かが始まる合図でもあるのです。生きていると良いことばかりではないけれど、時が解決してくれたり、頑張っていると報われることもある。悲しみは悲しみだけに終わらず、必ず新しい何かを生むのです。私はみゆきさんに、後ろ向きながらも前をなんとか向いて進んでいこうという勇気をもらっていました。そして今もみゆきさんは前を向いているのです。素敵だなと感動しました。
「誕生」には、生まれて色々な人、ことと出会い、また別れゆく中で生まれてきた意味を失いかけた時に、「生まれてくれてWelcome」と私は言い続ける、という曲なのですが、「生まれてくれてありがとう」ではなく「Welcome」なのは、どうも海外?(英語圏)では生まれた時に「Welcome」というところからなのだそうです。感謝ではなく、ようこそ、こんにちは。共に同じ時代を生きてゆこう、というあたたかな人間の繋がりを示したかったのでは、と感じます。生きていると、辛いことや悲しいこともあって、でも一人ではないんだよ、ここにいていいんだよと言ってくれるような、そんな曲です。みゆきさんの歌声が、一人一人のお客さんが自分の人生の主人公となって、語り掛けられているようで、ここでも涙が止まりませんでした。みゆきさんと同じ時代に生まれてよかった。みゆきさんの曲と出会ってよかった。私にとって大きな財産です。
最後にみゆきさんがいなくなったマイクスタンドを、スポットライトが照らしました。寂しさとともに、新たな世界をまた作ってくれる予感と期待も感じました。
「誕生」の終わりとともに、大きな拍手。幕が閉じても手拍子が止まらない中、アンコールのメドレーが始まりました。「人生の素人」「土用波」「はじめまして」の三曲。アンコールは先ほどとは打って変わって、楽しくて明るい雰囲気です。みゆきさんに「人生の素人」って言われてしまったら私はまだ生まれてもいない(笑)と思いましたが、みゆきさんが前を向いて挑戦し続けようとする姿が見えて、なんだかとても安心しました。「土用波」「はじめまして」は、ギター演奏も!みゆきさんがギター弾いている姿、嬉しすぎました!!!
「土用波」は「流れゆけ流れてしまえ根こそぎの土用波」という歌詞の通り、土用波に過去が愛にさらわれ流れ去っていくという歌詞ですが、「歌姫」で「夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ」というように「流す」というのがみゆきさんの歌の特徴の一つでもあるなぁと感じました。「はじめまして」は、1984年発売「はじめまして」のタイトル通りの曲ですが、最近気に行ってよく聞いていた曲でした。最初の「新しい服を着る 季節のように 今来た道を忘れてしまう」の歌詞が特に好きで、どこか後ろも向いているけれども、それでも明日へと進んでいく哀しく、弱くて、でも力強い決意のある曲です。またこのコンサートツアーを経て「はじめまして」のみゆきさんと出会えるのだと思うと、いつまでも応援し続けたいと思いました。
最後、みゆきさんが手を振って去られる時、その背中がかっこよくて…あのお姿、一生忘れないと思います。いつまでもみゆきさんの後を追って、また頑張ろうと励まされました。ただただ、大好きです。これからもずっと!
夜のNHKホール。帰り、名残惜しくて何枚も写真を撮りました。
終わってしまった。でも、とてもとても幸せでした。
皆さま、長い長いブログにお付き合いいただきありがとうございました!
せっかくなので最後に、中島みゆきオススメアルバムを紹介します。
ベスト
・「Singles」「SinglesⅡ」「Singles 2000」「十二単~Singles 4~」
シングルコレクション。この4アルバムでシングルを網羅できるのでとりあえずこれを聞けば間違えないです!かなりオススメ。
・「ベストアルバム 大吟醸」「中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』」
上の「Singles 2000」とともに会場スタッフさんオススメらしいです。とりあえずヒット曲、という人にはもってこいかと思います。ある程度みゆきさんの曲知っている!という人は物足りない気もします。
アルバム
・「生きていてもいいですか」
「うらみ・ます」で有名なアルバム。怖いと称されるアルバムですが「蕎麦屋」「船を出すなら九月」が好きで聞きます。
・「寒水魚」
別アレンジの聞いた「悪女」と、「歌姫」が絶賛にオススメしたいです。「歌姫」は初期?中島みゆきの集大成ではないかと勝手に思っています。多分みゆきさんの曲の中でベスト3に入るくらい好きです。
・「36.5℃」
「白鳥の歌が聴こえる」オススメ。タイトルの名前も好きです。
・「EAST ASIA」
「EAST ASIA」「浅い眠り」「誕生」「二隻の舟」「糸」などが入った神アルバム。ベストアルバム並みに推したいです。
・「いまのきもち」
1970年代、80代の曲を再レコーディングしたアルバム。私の名前が入っている「怜子」、大好きな「歌姫」、加藤登紀子に提供した「この空を飛べたら」など、アルバムだけど推したい!みたいな曲が入っている。今回のコンサートでもここから何曲か選ばれています。
・「転生(TEN-SEI)」
「夜会VOL.13─24時着 0時発」での曲の中から11曲が入っています。夜会を見なくても夜会の雰囲気を味わえるアルバムなので、夜会見てみたい方にもオススメ。
語りつくせませんが、今日はここまでにします!
お付き合いいただき、本当にありがとうございました。