たまには真面目なお話をば。

皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。ここ最近花粉による目と鼻の攻撃が酷すぎてマスク生活が必須となった昨今に少しだけ感謝しているえぬです。

早いもので2月ももう終盤…こうして時は過ぎていくんですね……。そういえば2月上旬の主な悩みの種であった卒業論文の口述試験も無事逃げ切…乗り切ったので、現状の私は向かうところ敵なし状態です。同じく乗り切った四年生の皆さんもお疲れさまでした!!!!私は割と書き上げた論文に自信が無かったのと、口述試験に本気で怯えていたので、きちんと対策をして臨みました笑。ですので、自身の対策がこれから卒業論文や口述試験に取り組む方への何かしらの手助けになればなあ、と思います。主にやった対策としては、

①前日までに自分の論文と要旨を最低でも2度は読み直す。

②誤字や脱字や引用等のチェックをして正誤一覧表を作り、指摘があればすぐに正せるようにしておく。

③自分の論文のセールスポイントや出来栄えで納得のいく箇所、またその反対に不十分な点や改善したいと思う点を具体的に洗い出しておく。

の3点です。今回前例のないリモートでの口述試験でしたが、一人の持ち時間が大体7~10分と短かったので、質問されたら端的に説明できるようにしておくと良いと思われます。回線等の都合で会話にラグも生まれるので、本当に短い言葉で端的に答えるのが吉であると、実際に試験を受けて見て思いました。その為には事前に自分の主張したい意見や訂正点などはまとめておくと、当日焦ってしまう事も無いのでオススメです。また副査の先生は主に要旨を見て質問をされるので、論文と同じように伝わりにくい点は無いか?何を伝えたいのか?、不明瞭な点は洗い出して自分の言葉でちゃんと説明できるか?といった事を、もう一度確認しておくとスムーズにやり取りが出来ると思いました。

私の場合は待機から試験開始までに30分待ったので(笑)、試験を受ける前にもきちんと論文を見返すことが出来たのが良かったです。ただリモートは体面と違って試験を終えた人の顔が見れないので緊張もしますし、遅れが生じている等の緊急連絡が上手くいかず心細くなるのが嫌な点かな、と受けて見て思いました。しかしそういったハプニングも込みの試験でしたが、会話を楽しむ余裕もあったので冷静に受答えが出来たと感じています。個人的に面白かったエピソードとしては、試験を進めるうちに先生方も「私がもしこれ(題材)を扱うならここ掘り下げたいかも……」「ここをより追究したら更に面白くなる気がするんだよね」等のオタク談義になりつつあった事でした。対策も大切ですが、何よりも「対話をすること」これが一番大切な事だと思いました!

今年もリモートですが卒論発表会がありますね。あの時からもう1年が経つなんて信じられない気持ちです。初めは全員出席だなんて面倒くさい…と思っていましたが、優秀な先輩方の熱量の籠った論文を読むのも発表を聞くのも楽しかった記憶があります。知っている先輩が登壇するかも知れませんし、代表として発表する方の論文は必ずお手本になるポイントが沢山あるので、三年生の方は是非、これから自分が書く際の参考にしてみてください!!

 

いつもは趣味や推しについて狂ったブログ書いていますが、たまには真面目に勉学や卒論等について書いてみました(※ドヤ顔中)。卒業論文は学んだことの最後の集大成ですから、皆さんも是非自分のやりたい事や追究したい事を見つけてみてください!!

それでは今回はこのあたりで。えぬでした~~~~!

ある年の瀬

2020年1月1日。私は今年最初のブログを担当しました。東京オリンピックにディズニーの新エリア誕生。感動が沢山詰まった1年になることを楽しみにしていました。けれど、現実はそうでなくて、外に一歩も出られない日もあったり、毎日毎日更新される感染者数に落胆したり。家に籠ってばかりいて、ブログに書くことなんて何もないと焦ったこともありました。でも、こうして無事に大晦日を迎えられて、直接は会えないけれどパソコンや電話を使って大切な人の声は聞けて、明日の朝になったら「明けましておめでとう」って言えるのってとても幸せなことなんだと感じます。2021年、どんな年になるのかはわからないけれど、やっぱり新しい年を迎えるのは楽しみなものです。

さて、今年最後はどんなお話をしましょうか。1年のまとめといえば、4年生の場合、やはり卒論の話になります。私自身、これまであまり卒論についてはブログに書いてきませんでしたので、書き終えた今思うことを今日はお話したいと思います。

3年生の頃から約2年間をかけて仕上げる卒業論文。書き始めは規定の字数にただただ圧倒されて、本当に書けるものなのかと不安を抱きました。書いている最中も不安だらけ。論の方向性に無理はないか。わかりにくい構成になっていないか。先行研究で実は言われていたなんてことはないか(しっかりと目を通したつもりでも時折あります。論の主軸ではない部分でさらっと一行触れられているなど)。調べたのに何も役に立たなかったなんてこともありました。少し前、テレビで外国の方がこんな言葉を真剣な表情で語られていて、その時は笑ってみていたけれど本当にその通りだった。「われわれは、ここには〈いない〉という痕跡を発見した。」ジャングルで何かの動物を探す番組だったような気がするのですが、この言葉って結局のところ何の痕跡も発見できなくて事態に進展はなかったってことですよね。それをいかにももっともらしく言うとこういう表現になる。しかし、卒論ではまさかこんな風に書くわけにはいきません。「実際に当時起きた事件と本作の描写は何の関係もないという事実を発見した」なんてね。調べたものが関係なかったとなると、費やした時間を振り返って不安になる。ゼミ発表まであと何日と数えて焦り、教育実習があることに気付いて焦り、データの保存が上手くいかなくて焦り。私は提出の際にあろうことか添付の仕方を間違えまして、提出後も達成感より落胆する気持ちの方が大きかった…。取扱った作品タイトル同様、それはまさしく「苦の世界」。自宅でずっと一人でいることがだいぶ影響したのだと思いますが、本当に2年間「苦の世界」に紛れ込んだ気分でした。

けれど、不思議なことに、「苦の世界」に紛れ込みながら書き終えた瞬間の心は「楽しかった」という気持ちで満たされていました。不安になって焦ってばかりいたのに、何が「楽しかった」のかは実はいまだによくわかりません。例えば、旅行に行って「楽しかった」というのは、どの瞬間を切り取っても楽しい思い出としても残っていますよね。しかし、執筆中はどの瞬間を切り取っても常に不安や焦りと共にあったように思います。その心理状態は決して純粋に「楽しかった」と言えるものではないわけです。しかし、その不安と焦りでできた瞬間が集まって構成された卒論執筆期間というのは楽しい思い出として私の中に残っている。達成感や満足感ではなくて純粋な楽しさとして残っているのです。これは不思議な感覚です。実は『苦の世界』という作品も、描かれる一つ一つのエピソードは救いようのないものなのですが、全体を通して見ると何だか楽観的な明るい世界として見えます。どうやら、作品に漂う雰囲気は卒論執筆中の私たちに大きく影響するようです。不安と焦りでできた救いようのない毎日だったけれど、全体を見ると何だか明るく楽しい2年間だった。扱う作品によっては2年間の感じ方もきっと異なってくるのでしょう。作品世界にどっぷりと浸った、個性あふれる感想を共有したいものです。

あと少しで新年です。明日は家でまったり過ごす予定。そういえば、『苦の世界』にも「ある年の瀬」と題して年末年始の光景が描かれていました。類にもれず救いようのない年の瀬なのでこれはあまり実践したくないけれど、おせちを食べてお餅を食べて、お酒は飲めないので(作者・宇野浩二もお酒が飲めないらしい。何だかちょっと嬉しい)ジュースで乾杯をして、平凡だけど特別な1日を過ごしたいと思います。

それでは皆さま、良いお年をお迎えください。

さよなら2020

みなさんこんにちは!はるなです~。
先日卒論を無事提出し、ホッと一安心しています。後は口述試験を残すのみです。どうか上手くいきますように……!!製本も行いたい。

さてさて2020年も残すところあと2日ですね~。はや~い‼
我が家は大晦日に向けてゲームやお菓子等、新年を楽しく迎えるための準備に余念がありません。アナログゲームも捨てたものではないですね。フェイントをかけたり、相手の真意を探ったりと頭を使うので、スリルと緊張感が半端ない!!他にも楽しいゲームはないかしら……。
最近はオンライン旅行や講座にも参加しています。この間はロンドン在住の学芸員の先生(日本人)による西洋美術に関する講座に参加しました。TV番組やネット、書籍等を通して(大学の講義でも触れられたものもあった気がする)見たことがあった絵画も多かったのですが、それらが意図するものを把握していなかったことに気づかされました。
今まで芸術に触れても良いな、素敵だな、面白い。これで終わっていたのですよね。。。
しかし、その作品が作られた背景、歴史、暗示されているもの、秘されたテーマ等を知ると見方が変わる。より味わい深くなる。

これって、文学にも言えることだと思うのです。その作品をしっかりと理解するためには、テクストをしっかりと読むことは勿論、歴史や著者の人生・考え等々、物語の裏にあるものを知ることも必要です。こうして考えると日文の学びは、その人がどう作品を捉えるのかを見つけることにあるのかな。そして卒論は大学4年間で育み、培ったその集大成なのかもしれませんね。それに数々の演習の授業、苦い記憶も数多くありますがこれらの経験から、前よりは論理的な思考が持てるようになった気がします。いかに自分の考えを整理し、根拠を持って意見を伝えるか、とことんまで考えた4年間だったなぁ。
卒論を提出し終え、授業も残す所あと一回と考えるともう卒業(できるならば)も間近に感じます。どうか、卒論が受理され口述試験を突破し、卒業できますように。あと卒業式が行えますように。

今回はここまで、はるなでしたー!

昨日スマホのガラスフィルムを交換する際に指を切ってしまいました。なかなか傷口が塞がらないし、かなり痛いです。みなさんも気をつけてくださいね。

幼気な鶏さんをシメて食す日がやって来る~♪

皆さんこんにちはお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか、えぬです!!

12月前半の投稿は卒論の提出の事もあり、我儘を言ってお休みを頂いておりました。お陰様で、無事卒論を提出する事が出来ました~~~~~~~~~~!!!!!!!!(ドンドンパフパフ!!!

さてさてそんな卒論に関するお話ですが、卒論のストレスで過食気味になり胃腸が弱ったのと、卒論を書き終えてからぎっくり腰もどきになりました笑!!!!!!!若くてもなります!!!!!急に来ますので、皆さんも気を付けてくださいね!!!!!!長時間同じ姿勢でいたり座ったままでいたりすると、本当に危険です。本当に危険です。あなたの腰を守れるのは貴方だけなのです、骨を大事に……。

しかしぎっくり腰だろうとバイトは休めない!!推しに貢…捧げるお金を稼ぐには労働が伴うもの。ぎっくり腰もどきになりながら、クリスマスプレゼントラッシュと『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』と『チェンソーマン』を求めてくるお客様の対応にメリー苦しみました。『チェンソーマン』は絵柄のベタタッチな雰囲気が好きなので、私もいつか読んでみたいです。電子で買ってしまおうか……。

 

さて話は変わりまして、推しバンドスピッツの配信Liveが21日より各チケットサイトにて販売開始されました。そのお値段なんと……¥1500!!!!!!!!!!!!!!!!

大御所バンドとは思えぬ価格設定に、ファンは逆にお金を受け取ってくれと泣いてしまう案件が発生する始末。私はクリスマスと正月とあと5回は見ようと思っています。推しバンドからの素敵なクリスマスプレゼント……泣死ぬ程幸せです。

今年も残すところあと僅かとなり、この1年時間が勿体なく過ぎていく感覚ばかりを味わっていたのですが、推し達が元気でいてくれたらもう他には何も要らないか…という境地にまで辿り着きました(笑)コロナが世に広まって1年経ってもこの国は相変わらずの危機感の無さなので、自分の身は自分で守る事しかできませんが、隣人にも愛を持ち、かつ推しにこれまでと変わらない愛と感謝を捧げていきたいですね!!!!!!!

では皆さん良いクリスマスをお過ごしください!!そしてよいお年をお迎えください~~~~!!!!

明日で解放されるはず!

みなさんこんにちは!はるなです!!

今日は一段と冷えましたね〜。
雪が降っている地域もあるとか……。いよいよ冬は本番といったところでしょうか。全く季節が巡るのは早いですねぇ。

最近はひたすら卒論執筆に取り組んでいた(やっと書き終わりました。明日には提出できます〜!バンザーイ!!)ので、ちょっと季節感とかあまりないのですが。。。
というか、時の流れが早すぎる。体感の2倍の速さで流れていっている気がします。
執筆作業がこんなにもギリギリになるとは……。当初の計画では余裕をもって終わらせているはずだったんですけどね……。
ここ数日は最早寝ずに作業していました。つ、疲れた……。

あとは明日提出すれば終わり……。
頑張った!私!!あと一息!最後まで気を抜かずにがんばれ!自分!!

4年間やってみて思った!文学のたのしさのはなし

こんにちは! 今日のお相手はむーです。

卒論は終わっていません。書けば書くほど書き足さなきゃいけないことが出てきて、なんだか段々、永遠に完成しないのでは……? と思うようになってきました。サグラダ・ファミリアみたいな。完成する未来が見えません。

と、最近口を開けば卒論、卒論ばかりで、卒業まであと数えるほどしかないブログの更新日を自分の進捗報告に吸い取られるのも悲しくて、今日1日、何を書こうかなと悩んでいました。

でもやっぱり、卒論について書こうかなと思います。私が文学の、難しいけれど本当に面白いところだと思っていることについて。

皆さんは「花粉の落ちた花」という比喩を聞いて、どんな様子が思い浮かべますか?
今わたしはこの比喩に、冗談抜きで死ぬほど頭を悩ませています。

わたしが取り扱っているのは、戦後の女性文学です。近代文学専攻で、自分の性に合った学問を揺蕩うことが出来るのは本当に楽しく、得られたものも本当に沢山あって。日本文学科に進んでよかったと心から思っています。

その「得られたもの」はかなり様々なのですが、その内の大きなウエイトを占めているものに、「雑学」があります。

文学は、文学だけを勉強していたのでは、読み解くことが出来ません。いくら白樺派の作家たちの名前を諳んじられるほど文学史に詳しくなったり、宮沢賢治の作品を全て読破したり、『こゝろ』の先行研究を読みつくしたりしても、それは対象テクストを読み解くための材料の一部分に過ぎません。

テクストを読み解くためには、実に様々な知識が必要になります。
時代背景や小道具、人物の服装。舞台設定、象徴的な装置。そうしたものについて1つ1つ調べ、その意味を探ろうとすると、日本史や世界史について独自に調べたり、調査が哲学や医学、天文学、地学、そこから現代日本の福祉制度の領域にまで及んだり、時として「チェス」や「麻雀」のルールを1からさらうことになったりします。

文学は1つの学問ですが、これを通して膨大かつ様々な領域の学問にアクセス出来る。それが文学の大きな魅力だと思っている、の、ですが、やはりここがすごく難しいところ、とも同時に思っています。

話は戻り、「花粉の落ちた花」。これは私の対象テクストに用いられている比喩で、50代くらいの女性が「花粉の落ちた花」のようだと、テクスト末尾で喩えられています。

花粉の落ちた花、とは……………………?

植物に全く詳しくなく、花粉が花から「落ちる」ケースにどのような場合があるのか、本当にわかりませんでした。生殖機能を失ったことの示唆なのか、老化ということなのか。でも、何かが実を結んでも、花粉は落ちるのかもしれない。そうなるとテクスト末尾の読みは大きく変わってきます。

調べようにも、おそらく植物界では常識中の常識なのでしょう、そんな基本的な情報は見つけることが出来ませんでした。けれど、小中学生向けの教材などを見てもやはり掲載されていません。花が老化すると雄しべが落ちることがある、とか、花は受粉すると急速に枯れる、とか断片は拾うことができても、もっと他にも何かあるのではないか、私の知らない知識で他の読みが展開出来はしないか、と不安でたまりませんでした。

そんなときです。何気なくしていた作業通話で、ぽろりと私が「花粉の落ちた花ってなんなんだ」と嘆くと、友人がそれを拾って、こう返してくれました

「ユリの花とかって、飾るとき花粉取るよね」

もう、もう!!!
その時の私の感動と言ったら!!!!!!!

本当に、全くの目から鱗でした。全然知らなかったのです。彼女の教養に敬服すると共に、知識が読みを開くってこういうことなんだ、と改めて実感させられました。「知らない」と「知る」の間にこんなにも隔たりがあるとは。そもそも知らなければ、じゃあそれについて検証しよう、という発想すら生まれません。
生け花に関する知識もなく、ずっと植物としての知識に固執していた私は、花を飾るという方向の発想に至れなかったのです。これで、飾るために取る、という場合にどう読めるのかを確かめて、自分の従来の読みと比較することが出来ます。大きな前進を遂げた瞬間でした。

正直言うと、これを読んでくださった方ひとりひとりに「花粉が落ちるってどういうことだと思いますか……?」と聞いて回りたいほどなのですが、仮にそれが出来たとてもはや還元できる時間もありません。
そんな私から皆さんへ、知識や教養は、文学に限らずとも様々な場面であなたを助けてくれるものと存じます。広く知ろうと思ってする行動は全く損ではないと思うし、またもしあなたが文学を学んでいるのなら、それは自ずと果たされていくだろうとも思います。

それからそもそも、今の時点であなたには、本当に様々で、時にある分野に特化した教養が備わっていることと思います。100人に聞いて、99人が持っていなかった知識を、あなたが持っていることは十二分にあり得ます。

何が言いたいんだ、という感じですが、教養って大切だし、その人の経験とか生き方を反映してるんだな……というしみじみとした感傷のまま、ここまでブログを書いてしまいました。

その自分が得てきた教養や、調べて読んで新たに得た知識、また時として偶然知ったこと、そんな全部を組み合わせて立ち向かい、最後には思考の力で答えを見つけ出そうとするのが文学研究なのかな、と思っています。

今の私は、自分の持ってる知識のカードを、思考に移して移して移しまくる段階にあります。卒論、頑張ります。次回のブログでは、「終わったーーーーーーーーーーーーー!!!!!」と第一声言えることを目指して!!!!!!!!

それでは今日はこのへんで。お相手はむーでした。

卒論地獄により一報(なので駄文はご容赦ください)

みなさんこんにちは。
はるなです。絶賛卒論と格闘中です。というか無間地獄にはまっています。
え、もう11月最終日!?てことは提出期限まであと17日しかない!?まずいまずいまずい。まだ終章が書けてないぞ。要旨も書かないけないのに……。

なるほど、先輩方が卒論は早く書いた方が良いと言っていたのはこういうことなのね……。最近は夢にも卒論が出てきて、脳内が全て卒論に支配されています。

というか、本当にこの内容で大丈夫なのか?書けば書くほど焦りと不安に苛まれています。こんな面倒臭いテーマを選んだ過去の自分が憎い!!3年生以下の皆さん、卒論のテーマを決める際は、幅広いものは選ばない方が良いです。これ、マジで後から後悔します。
あぁー、なんでここまで入れたんだろう……、でも今更抜いたら論が成り立たない……。

今一番心配なのは誤字脱字です。たぶん、いや、絶対に誤字はあると思うのですが、いかんせん自分ではなかなか見つけられない……。一度真っ新な状態で読み直す時間も作らなければ……。あぁ、時間がない……。

次の更新までにはなんとか納得のできるものが出来上がっていることを祈って、頑張っていこうと思います。

それでは、今日はここまで!はるなでした〜。

🌀

みなさ〜ん! 最近、「分からなくなったこと」、ありますか?

いきなりやばい書き出しですみません、こんにちは。4年のむーと申します。
みなさんはいかがお過ごしですか。私は最近、「文学研究」が分からなくなってしまいました~~~…………

いや、違うのです。こんな書き方をしておいてあれですが、当然もともと分かっていたわけじゃありません。ただでさえ優秀な人材が人生をかけて探求していく道です。私は今も昔も、その入り口でうろうろしているに過ぎません。何というか、紛いなりにも4年間をかけて培ってきた、文学研究のカン?みたいなものが、ここ数ヶ月で急速に失われているように感じます。進もう~と思ったら、方位磁針をなくしていた、みたいな感覚でしょうか。

初めにそれを自覚したのは、卒論の進捗報告が近づき、論を執筆していた時でした。
書いていて、あまりにも自分が論文の進め方だとか、調査の読みとの接続の仕方とか、3年生の頃以上にそれらのことにつまづいていて、事態の深刻さを察しました。私、なんかいろいろ忘れてる。わすれちゃいけないことをたくさん、たくさん忘れてる。

結局、論の進みは芳しくなく、締め切りを15分回ったころようやく先生にレジュメを提出しました。ダメダメのボロボロです。

私の卒論ゼミでは、授業日に公開されたレジュメに対してゼミ員がコメントを提出する形式で、オンラインに対応しています。私のボロボロの発表には、先生が毅然とした厳しい講評を下さり、ゼミ員の皆さんも「こうしたらいいんじゃないか」「こんな切り口もあるよ」とご意見を下さって、霧の立ち込めた森に光が見えたように思いました。
先生はもちろん、ゼミ員の皆さんはしっかりと「文学研究」の方位磁針を持っていて、「あぁそうだ、文学研究ってこんな感じだった」と、少しカンを取り返せたような……気がします。あくまで気がするだけです。なくしていた方位磁針は見つかったけれど、針がめちゃめちゃに狂ってしまっているような感じ。強い磁石をあてて方位磁針を直すように、これから絶え間なく研究を続け、プロの論文を読み、自分でも試行錯誤しながら論を書きまくって、トレーニングをしなければなりません。卒論の提出は12月頭から。あと4ヶ月でカンも取り戻して卒論も完成させる!!??!? うおおおお~~マジで頑張れ私。

 

なんで、こんな状況に陥ってしまったのか。理由はいくつも思いつきます。生活リズムが乱れていてさぼり癖が悪化していたとか、慢性的な睡眠不足だったとか、就活中心の生活で学業を二の次にしていたとか。
中でも自分の中で大きかったように思うのが、ゼミの皆さんと会えないこと、だったように思われます。毎週レジュメやコメントでは皆さんの存在を知覚していて、知覚してはいるのですが、「すごく面白い論点だ、とても鋭い指摘だ」と思っても、想像力の弱い私は皆さんの存在を自分の身近には感じきれずにいて。自分のモチベを上げないとすぐにだらけてしまう脆弱な人間なのに、自分でモチベを保つことがへたくそなので、自分がいかにいままで他人の存在を刺激にして生きていたのかを実感したように思います。多分、無人島行ったら5日もしないで死んでしまうと思います、私。

卒論仕上げる前に、ゼミの子とビジネスホテルとかで缶詰め合宿したい。最近、切にそう思うようになりました。PCを持ち寄って、お互いに壁にぶち当たったら「ここわからないんだけど」「私はこう思うかも」と意見を交わし、もちろん無言でPCをカタカタしてるだけの時間もあって、ごはん時にIQゼロの会話で脳を休憩させて、卒論の苦しみを共有し合って。でももしこれで私が感染してしまっていたら、缶詰め合宿に付き合ってくれた子は濃厚接触者中の濃厚接触者になってしまいます。うううううう、誘いたい、けどむずかしい…………

とりあえず作業通話みたいなものはいつかつなげてみたいな、と思っています。近々誰か誘ってみよう……

あああ、ほんと頑張らねば……もう前期末も近づいてきているし、課題も準備しないと。ううう。ああああ…

それでは今日はこの辺で! お相手はむーでした~!

全力でバカをやる

こんばんは!ももです

来年から社会人という新たなステージに上がるから、という理由で最近部屋を盛大に片付け始めていたのですが、つい先日配属先の関係でまさかの一人暮らし確定。もしかして虫の知らせ?引越しの時に苦労しないためだったのかと思ったり。

先週無事に卒論を提出致しました!単位が問題なければこれで卒業できる!…ハズ。

一昨日、所属ゼミの先生の研究室に献上(?)するために、学校に行って新たに卒論を製本したのですが、そのついでにと、ゆかと一緒にアホの極みな愚行を犯してきました笑

ちょうどその日は卒論提出締切日ということで、先生方の会議開始時間が遅くなるという情報を掴んだゆかから、前日に「卒論出しに行くついでに、お土産持ってパーティ帽と髭メガネで突撃しない?」という地獄のような誘いのLINEが。それに嬉嬉として乗っかる私。

その日の夕方に私は地元の百均を駆けずり回り、髭メガネや丁度いいサイズのパーティ帽は発見できなかったものの、だいぶ良さげなグッズを買い集めました。その結果が以下の通り。

ゆかは生まれついてのお祭り女なので、腹抱えて笑うレベルでこういう格好が似合うという。ちなみにこのピロピロ笛のアイディアはゆか。私もちょっと考えてたアイテムだったので1人でじわじわ笑ってました。

そんでもって下の写真の「本日の主役」タスキは私のアイディア笑

想像以上に似合ってて私の腹筋はめでたくぶっ壊れました。こいつのポテンシャルはマジで計り知れない…。

ちなみにいうと、ゆかが頭につけているカチューシャ、ゆかと私がかけているメガネ2つは「Happybirthday」と書かれています笑

お互い誕生日とっくに過ぎてるのにバースデーグッズつけるのは限界すぎる。言い訳するとクリスマスに使えるこういう帽子とかメガネがなかったからですけどね。浮かれすぎた頭おかしい格好して突撃するんだから限界もクソもない。

ゼミが終わるぐらいの時間を見計らって、日本文学科の研究室フロアに向かい、研究室の前でパーティグッズを装着して様子を見計らう我々2人。待機中に廊下を通った教授方にこの姿を見られ、サイレントに笑われました。

研究室の中ではゼミを終えた3年生たちが先生とお茶会を始める話し声が聞こえてくる。よし突撃だ。ゆかは意気揚々と荷物を廊下に置いて(私は持ったまま)、2人してピロピロ笛を口に咥え、ピロピロさせながらドアの開いた研究室前の廊下を何事もないような顔をして通過しました。

その途端に研究室の中から悲鳴やら爆笑する声が次々に飛び出してくる。想像通りの反応を受け、私もつい笑ってしまいました。ゆかは調子に乗ってそのまま研究室に飛び込んでいつものような謎の決めポーズをし、写真やら動画やらを撮られる始末。その格好のまま先生に卒論を献上し、お土産も渡して退散しました。多分滞在時間2分弱。

たった2分弱のためにパーティグッズを買い求めて2時間以上駆けずり回ったのかよと思うと今でもジワジワきて仕方ないのですが、ゼミの皆様の年末の笑いを提供できたと考えれば安いですね。私も残りの日々をこの超短時間の思い出だけで笑って過ごせそうです。多分この大学生活4年間の中で1番濃い2分間だった気がする。いや〜楽しかった。大学生活の間でしかできないことって、旅行とかじゃなくてこういう全力でやるおバカじゃないかと思ったり。誰も不幸にしない悪ノリ最高。

我々が突発的にやらかしたこのイベントは、どうやら3年生にも引き継がれる模様。君たちノリがいいな。来年ぜひその写真と動画を送ってくれたまえ。

2019年の私の記事は本日で最後ですね。皆様体調には気をつけてください。良いお年を!

風邪をひきました

こんにちは。あかねです。実はこの記事を書いているのは4日です。しかしこの記事自体の日付は2日です。つまり2日間遅れて書き、更新日時を本来更新するはずだった日付に変えているのですが、これには訳があります。タイトルにあるように、風邪を引いたからです。

先週はかなり忙しい週でした。月曜日は国立国会図書館と国文学研究資料館、地元の図書館の3つを巡って資料を集め、午後は家で卒業論文の最終仕上げを行いました。火曜日は製本所に印刷を依頼し、水曜日は日本語日本文学演習(卒論のゼミ。3年になったらこれの予備演習というものを取り一緒に授業を受けることになります)を受講後、池袋のオリエント博物館を見学しました。木曜日は国語国文学会委員さんに連れられて静嘉堂文庫の見学に、金曜日は片足が悪いのでそのリハビリに。土曜日は、教員採用試験に受かると新卒の人を対象に研修を希望することができるので、それに行っていました。
すると12月1日の夜から喉に痛みが出始めます。まだ熱は36.8℃と平熱でした。2日、本来ならば記事の更新を行う日に、熱は37.1℃へ。平熱が高いせいで何とも言えませんが多分微熱でした。喉の痛みの他に頭痛や怠さもあり、甘草湯やパブロンを飲み飲み一日中寝ていました。ちなみに、この辺りから声を出すと喉が痛くなるため筆談に切り替えています。そして昨日、37.8℃へ。インフルエンザが怖いので病院へ行き、関節痛などがないからか、とりあえず炎症を抑える薬の処方で様子見となりました。今も喉は痛いですが、薬を飲んでしっかり休みたいと思っています。

1~3年生の方々は単なる風邪を引いた話で済むのですが、4年生は笑い話で済まない場合があります。今回は偶然、かなり早い進度で卒業論文を書き進めていたおかげで製本所へ依頼した後での風邪となりましたが、まだ製本所に出していなかったら……1週間ほど製本にはかかるので、頑張って明日申し込んだとしても卒業論文の提出は12日となります。製本にミスがあってまた製本し直すとなったら、更に7日かかると考えて19日。卒業論文の提出期限は19日の木曜日、正午きっかりなので、かなりギリギリのスケジュールとなります。これを書いていて不安になってきました。不備がないことを祈っています……。学生だけでなく先生も風邪でお休みなさっているので、どうか皆さんも風邪とインフルエンザにお気を付けください。そして4年生!無茶すると体調を崩し、のんびりしすぎると提出が危ぶまれます!無理せず急ぎましょうね!以上あかねでした。