わちゃわちゃ会

こんばんは。この頃イヤホンのせいで耳が痛く感じるとみーです。明日から始まる授業は、部屋で爆音で流そうかと考えています。

さて。私は中世自主ゼミに所属しており、前期が始まったころから、オンラインで活動しています。新入生の方も数人来てくださって、ありがたい限りです。が、不慣れなオンライン&司会で私もかなり緊張しています。

硬い雰囲気を脱したい……ということで、昨晩「わちゃわちゃ会」と称しzoomを用いて、学部生で交流を図ってみました。
四年生の先輩に色々と助けていただいて、開催された交流会。
一人ひとりの予定もあるでしょうし、何より軽い気持ちで参加していただきたく、出入りは自由、私もパジャマで張り切っておしゃべりしました。

個人的な趣味や、好きなもの。ゲームなどのお話。
オンラインはどうか、授業はどうか。また、私たちが知っている、オンラインではない実際の大学のこと。

日本文学科なら皆通る道である、変体仮名についてなども盛り上がりました。
私は二年生なので、「変体仮名演習」は記憶に新しいのですが、そのテスト方式とかも変わっていてちょっとした衝撃。
かなり辛そうにしていたので、私も含め皆「分かるよ…」「一年生めっちゃ頑張ってる…」と拍手をおくりました(笑)
先輩方も自分の経験談を交えて、変体仮名の重要性、身に付けたら博物館美術館が楽しいなど、熱烈にアピールしてくださいました。

時々メンバーが入れ替わりつつ、二時間ほど雑談をしました。「新入生と交流を」と思っての開催でしたが、先輩の新しい側面まで知ることができ、私にとってものすごく有意義なものとなりました。
zoomを使うことの弊害で、話すタイミングが被ってしまったり、人が喋っている間、ツッコみたくてもなかなかツッコめなかったり……。自主ゼミ中も感じたことですが、そういう点は本当に不便です。
一年生の皆さんも、どのタイミングで喋り出せばいいのか分からない問題を挙げて下さって、どう改善したものか悩みどころであります。挙手へのプレッシャーも、とっても分かりますので。

まあ、今回の「わちゃわちゃ会」で、硬い雰囲気内での「ちょっと圧のある先輩」から「意外と親しめる先輩」に変わればいいなと思います。人間の温度的なものを感じていただけたら、嬉しいですね…。

新入生同士でも交流を図るのは、Twitter等で繋がるしかないと思います。生の同級生に触れあえない中で、やっぱり不安は大きいと思います。ぎこちないzoomでも、触れ合える機会が多少あった方がいいのでは、と思います。

私たちも緊張の一年生だった頃があるので、「同じ気持ちだよ、気軽に何でも聞いてね」という思いが伝わってくれればいいですね!
多分自主ゼミやサークル、色々なところで知り合う先輩の多くが、そういう気持ちでいると思います。授業やレポートの苦労話やぶっちゃけ話だって、意外と共感してくれるはずです。そして実は同じ界隈に住む沼の民…なんてことも、ものすごくあります。

また、恥ずかしながら、いつも私自身、先輩をとても頼りにしてしまいます。一年からお世話になっている大好きな先輩です。
去年、変体仮名の教科書をテスト直前に失くした際、「落とし物ボックスってどこにあります!?」という突然のLINEにも丁寧に答えてださって(笑) それ以来、ちょっとしたことも相談してしまうように。
先輩離れをしなきゃな…と考えては頭を抱えています。私もあんな風になりたいなと思いつつ、追いつけない大きな背中です…。

こんな時期だからこそ、自主ゼミに所属してみたりして、色んな先輩、同級生と触れ合ってみるのもよいのではないでしょうか。
自主ゼミの扉はあなたのために開いています…。

それでは今日はこのあたりで。とみーでした!

 

謹賀新年

こんにちは。はるなです。
新年あけましておめでとうございます。

2020年、オリンピックイヤーが始まりました!!楽しみだなぁ。

さてさて、お正月はちょっと頑張って1月1日0時ちょうどに
初詣に行ってきましたよ。
通年は年越しそばを食べたらあとは紅白見ながらぐーたらしているのですが、
今年は誘われたこともあり、頑張って出かけましたよ。鎌倉に!

参拝した神社はこちら~。今年も多くの事を学べますように。
初詣
中では火がたかれ、あったかい甘酒も売っていました。
震えながら飲んだ甘酒は絶品!
帰りに通った「小町通り」は、真夜中なこともあり営業しているお店は少なかった…。
昼間に行けばお店巡れて良いけど、神社で超並ぶし、
夜中は空いているけどお店はやってないし…。
どっちが良いのかしら……?悩ましい。

それでは今年もよいお年をお過ごし下さい~。

最期に自主ゼミで作った「立版古」の写真を載せておきます~。メンバー全員の力作です!!
立版古

近世自主ゼミ 追いコン

こんにちは!はるなです。

気がつけばもう年の瀬も迫ってきましたね。
先々週あたりに卒論ゼミの希望用紙的なものを提出し、
もう4年生も間近だなーと感慨深い今日この頃です。
卒論を書くのは楽しみであり恐怖でもあり……。ドキドキワクワクです!!

さて、今回は近世自主ゼミの追いコンの様子をお届け!!
昨日22日に先生のお宅で追いコンしてきましたー。

4年生の先輩方、卒業論文本当にお疲れ様でした。
3年間お世話理なりました。
先輩方のアドバイスを参考に私も卒業論文頑張ろうと思います。

以下写真です。
お菓子① お菓子② 猪汁
お料理は先生と3年生で作りました。
(一番大変な部分は先生がやってくださいました。ありがとうございます。)

メインは「ぼたん鍋」!!
先生が前日から下準備をしてくださり、
野生の猪なのに獣臭さは一切なく、美味しく頂きました!!
その他3年生は味噌で味付けしたり、
手巻き寿司の準備したりサラダ作ったり……。
大人数のご飯作るって大変なことなんですねー。

そして最後は学年毎に持ち寄ったお菓子を並べておやつタイム♪
毎年すごいすごいとテンションが上がるタイミングです。

来年は送られる立場。進路を確定し、卒論を終わらし、
晴々とした気分で参加したいものです。よーし!頑張るぞー!!

さて、今回はここまで!それでは皆さん良いお年を!!はるなでしたー。

新たな挑戦

こんにちは。あかねです。日本文学科には自主ゼミというものがありますが、今の時期はどこも研究ノート用の論文執筆に必死です。
私は近代文学自主ゼミの他に創作自主ゼミにも所属しており、400字以内の小説や俳句を中心に書いています。今年の創作自主ゼミでは短歌を詠む機会が用意されていたため、挑んでみることにしました。
締め切りが14日なのですが、実はまだ詠めていません。俳句よりも字数がある分、言葉の厳選に気を使います。俳句では風景描写のみ行い、心情は匂わせる程度で決して直接詠まないようにしています。しかし短歌では、世界の切り取り方が大きくなっただけ心情を入れられるスペースがあるような気もして、勝手の違いが難しくも楽しいです。勿論、俳句も短歌も、嬉しいとか悲しいといった気持ちをそのまま「嬉しき」「悲しき」と入れて良いのです。しかし、気持ちをそのまま詠みこむなといつかどこかで知ってしまい、それから何となく自分に課さずにはいられなくなってしまいました。短歌ではあえて心情を表す言葉を入れても良いかもしれないですね。挑み続けることは大切です。
そんなわけで、今回は短歌に挑む話でした。そういえばこれは研究ノートとは別の展示用でしたね……一部では「かまぼこ」と呼ばれている図書館の青蘭館で、11月頃に展示される予定です。休憩がてらに是非お立ち寄りください。以上、小説も2本抱えているあかねでした。話の構成が降ってくるのを待つしかない!頑張れ私!

夏休みも自主ゼミ活動!

こんにちは。あかねです。さきおととい、つまり8月26日は近代文学自主ゼミの活動日でした。今回はその様子についてお話ししたいと思います。
夏季休暇中の自主ゼミ活動は、まず全員で夏休みの予定を突き合わせるところから始まります。ご指導は渡部先生にしていただくので、渡部先生がいらっしゃることができる日をメールでお尋ねします。その後、先生の都合が良い日の中で、学生たちが一番参加できる日のアンケートをLINEグループで取ります。こうして決まります。今年は先生も含めて12人の参加でした。
午前中は研究の進行度やそれに対する助言の時間でした。今年は室生犀星の『蜜のあわれ』を扱います。テーマごとにグループ分けがされているので、各グループの動きがどうなっているかの報告をしました。研究内容の詳細はお楽しみに……!来年の『研究ノート』をチェック!
そしてお昼。近代文学自主ゼミでは例年ピザを注文し、お店に歩いて取りに行っています。駅とは反対方向にピザ屋さんがあるのですが、取りに行く場合に限り「2枚頼むと1枚無料」なサービスがあるところも!嬉しい気持ちになれます。あまりピザを食べることもないので、「1年に1回、このゼミで食べるだけだ~!久しぶり!」と後輩ちゃんと話しました。
dav
ピザとチキンとポテト
dav
プチパンケーキとエッグタルト~院生の先輩のお土産であるメレンゲを添えて~
午後は研究のテーマから外れた研究をしました。具体的には表記の揺れからの考察です。例えば「クチベニ」と書かれていたのに数ページ後では「くちべに」になっていたり、「コドモ」と書かれていたのにページを進めるにつれ、「子供」の箇所と「コドモ」の箇所が出てきたりします。他にも振り仮名がカタカナにされている部分や、漢字で書けるところがあえて平仮名で書かれていました。表記の揺れ以外でも、田村ゆり子という幽霊の登場人物について、殺されてから発見に至る経緯の矛盾点について考察を深めました。掃除夫の人が扉からすかして死体を見ているのに、第一発見者は牛乳配達人とはこれいかに……。そんなこんなでワイワイと議論を楽しみ、まったりゆるゆると研究に勤しみました。楽しかったです!そういえば私ももう4年生……あれが大学生活最後の夏休み中の自主ゼミだったのかと思うと名残惜しい気持ちがあります。
そんな近代文学自主ゼミですが、なんと、自主ゼミ員2人が入っている演劇が今日と明日、行われるそうです!
演劇の宣伝
以前拝見したのですが、ストーリーにも演技にも惹きこまれました!今回は即興劇だそうです。一度きりの舞台、素敵です!後輩ちゃんたち、応援してます!以上、あかねでした。

SF的なことができるようになったりしないかな♪

皆さんこんにちは。はるなです。
授業1週目もはや4日目が終わり、そろそろ履修科目も決まりはじめましたね。
私は去年説明をよく読まずに取りたい授業のみで上限単位を埋めてしまい、
後悔することになったので、1、2年生の人たちはよくよく考えて履修を組むことをお勧めします。特に教養科目。3年生になってから「しまった、この分野の講義まだ1つも取ってない!!」となるとかなり焦ります。3年生でも抽選で落とされる授業は落とされますから。

今回は書くことがないなー、どうしよう~~~と悩んでいたのですが、
本日は人類初の快挙「ブラックホールの影」の撮影成功というビッグニュースが報じられましたね。今までブラックホールとは宇宙に突如開いた穴、という認識だったのですがまさかまさかの天体だったとは!!天体とは光を放つものという勝手なイメージがあったのですが、真っ暗な空洞に見える部分に天体があるなんて信じられないです。光さえも飲み込む重い重力があるといわれても全く理解が追い付かない……。なにかがすごい!!!らしいということは分かっても具体的に何がどうすごいのかは分からないです……。それでも幼いころから何度も見上げているこの夜空ひいては宇宙に存在する神秘が解明されつつあることにそこはかとない興奮を感じます。なんというか、神の領域を新たに人間が踏み入ったというか。これからさらに研究が続けば、もしかしたら時空を超えて過去に行けるようになるかもしれない、そうしたら古典の世界にだって行けるかも!?と妄想はつきません。
ワクワク!!期待しちゃうぞーー!!!

さて話は変わりまして、新入生の皆さんに「近世自主ゼミ」のご紹介を。
既にお聞き及びと存じますが、今年度の「近世自主ゼミ」は慶応2年の火事について書いてある「瓦版」をテーマに活動していきます。ちなみに「火事と喧嘩は江戸の花」と言われるほどに江戸時代は火事が多かったそうですよ。

慶応2年 瓦版  ※画像の中にもありますが、本資料は日本女子大学所蔵の資産となっていますので、複製複写、転載等はかたくお断りいたします。また、本記事におきましては権利者に許可をとってあります。

実際に庶民向けに配られたものなので、もちろん書いてある字は変体仮名。それを皆で話し合って翻刻していこう!という活動になると思われます。この「変体仮名を読む」という作業、最初はできっこないと思われるかもしれませんが、大丈夫!できるようになる!!! それに、ゼミ生みんなで話し合いながら進めていくので、むしろ翻刻することが楽しくなってきます。勿論、1年生にはサポートがしっかりつきますし、安心してご参加ください。ご興味をもってくださった方がいらっしゃいましたら、百年館低層棟2階にある演習室21にて毎週火曜日のお昼休みに活動を行っていますので是非見学にきてください~~。

毎年12月には教授の御自宅にて「追いコン」が行われています。先輩方との交流もでき楽しいですよ!!

はるなでしたー。

新図書館への勧め

れいです。いよいよ今週から講義が始まりましたね。なかなか春休みから体が戻らないので、帰ったらぐったりしています。でも、自分の興味や関心のある講義のシラバスを見て、わくわくしながら初回ガイダンスを受けるのはすっごく楽しい。日文の授業はもちろんですが、他学科や教養の講義も好きです。学問は色々なところで繋がっているのだなあと実感できます。

新入生の皆さんは、入学から一週間を過ぎてそろそろ疲れがたまってきているころではないかと思います。私も一年前、今まで自分の席があって、周りにクラスメイトがいてっていう高校生活からの環境の変化に全然慣れませんでした。講義ごとに一緒になる友達も違ったりして、なかなか声を掛けづらいなとも感じていました。

そんな方に、ぜひおすすめしたい場所があります。それは、新図書館です。

七十年館の食堂だと一人で居にくいという方、初めての空きコマでどうしようかと考えている方にはぴったりです。今年度から図書館が新しくなり、歩道橋を渡らなければなりませんが、広くて静かであったかいし(食堂が寒い…)かなり快適です。
そしてなによりも、図書館は知識の宝箱です。本屋に積まれているような小説から専門書までなんでも揃っています。別に講義や学科に関する本でなくても、自分の興味のあるものから読んでいけば、いろんな知識がつくはずです。
それから、学期末にはレポート課題を出す先生も多くいらっしゃいます。レポートを書く際には、きちんと文献を読みそれをもとにして自分の考えを述べなくてはならないので、必ず図書館を使うはずです。なので、今のうちから図書館に行くことに慣れて、どこにどんな本があるのか知っておくとスムーズにいくかと思います。
レポートや論文の書き方は、きちんと「文章表現法」の講義で勉強するので、不安に思っている人も大丈夫ですよ!

先ほど、今年度から新しい図書館、と書きましたが、昨年度までは百年館と香雪館の間にある建物が図書館でした。建物自体は古かったのですが、コンクリート打ちっぱなしで味があって、そして何よりも本の場所が分かりやすくて(これ大事!)大好きでした。新図書館も良いのですが、おしゃれすぎてついてゆけない…。そして新編全集などは集密書庫(可動式で開ける書庫)内だし、とてつもなく手の届かない高い所にあるし、利便性に問題ありです。バリアフリーの面でも、図書館内はいいけれど、行くためには歩道橋を渡らなければいけないし…。(しばらくしたら横断歩道できるみたいですが)
しかしながら新しい図書館にも慣れなければいけないので、積極的に新図書館に通っています。ガラス張りといかにも本が焼けそうですが、明るいのはいいところだと思います。前の図書館は日中でも暗かったので、演習発表の準備中は精神的に死にそうでした。人間にはやっぱり光が必要ですね。

というわけで、新入生よ、新図書館に行こう!です。前期には気の合う友達が見つからなくても、後期になれば自然とできるし(私はそうでした)、大学は一人がいいなと思って一人でいても全然大丈夫です。
ぜひ自分の居場所を見つけて、よい大学生活を送ってくださいね!

明日の午後には新入生歓迎会があります。私は国文学会委員で、上代文学自主ゼミ長でもあるので今からとても緊張しています、、、1年生の皆さまに、早く大学生活に慣れてもらうために色々な準備をしてきたので、ぜひ明日はよろしくお願いします。
興味があれば、上代自主ゼミも見学にきてくださいね!今年度は、新元号「令和」の典拠で話題になっている『萬葉集』を扱います(実は新元号に自分の名前が入ってすっごく喜んでます)
自主ゼミに入ると、演習発表の準備になったり、先輩方と仲良くなれたり、講義以外でも先生とお話できたり、色々と良いことばかりです。活動も一週間に一回昼休みなので、忙しい部活やサークルに入る予定の方でも全然大丈夫ですし、大歓迎です!詳しくは明日の発表と、お配りするさくら便りを見てくださいね。

明日は木曜日。もう少ししたら週末なので、それまで頑張ります…!
それでは、また。

 

 

 

初牛鍋!

こんにちは。あかねです。今日から暦の上では春ですが、実際に風も暖かく穏やかな日ですね。今回は季節を逆行して1月21日月曜日、真冬の出来事について書いていこうと思います。

近代自主ゼミに所属しながら創作自主ゼミにも入っているのですが、その創作自主ゼミで食事会がありました。都合により結局4人しか集まれなかったのですが、楽しく鍋を食べに行きました。

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陰陽のような仕切りは本当に存在していたのですね……。左がすき焼き、右が豆乳鍋です。牛肉や豚肉をしゃぶしゃぶしていただきました。卵につけて食べる牛すき焼きはとてつもなく美味しかったです。仮名垣魯文の『安愚楽鍋』にもよく登場する牛鍋ですが、確かにこれは画期的に美味しいと体感しました。以前見た「るろうに剣心」の実写映画でも食べられていたり、文明開化の象徴であったりする牛鍋ですが、現代ではあまり食べる機会がないように感じます。しかし、食べる機会があったら是非食べよう、機会がなくても家で作りたいと思うようなものでした。人生で一度は食べておかないと勿体ない。そんな罪深い食べ物でした。恐るべし牛鍋。裏付けは取れていないのですが、「文豪とアルケミスト」というゲームの中でも坪内逍遥と二葉亭四迷が牛鍋をつついて会話していたので、明治期初頭の頃の人々は皆この旨さに震えていたのだろうと考えてしまいます(「文豪とアルケミスト」は、どこまでが史実に基づいていてどこからが創作なのか曖昧なほどなので、文学の入り口におすすめします)。

とろとろの肉とダシの効いた醤油ベースのつゆ、アツアツの豆腐に白菜、つみれ、キノコ……一方の豆乳鍋はまろやかで、優しい風味とごまだれ・ポン酢のたれが非常に合いました。レポートやテストの合間の鍋は最高でしたので、辛い時こそこのような小さな贅沢で体も心もほかほかになれると良いなと思いました。それに、自主ゼミの方々とも仲良くなれたのが嬉しかったです。

楽しい鍋でした!また行くぞー!

日文生らしいことがやっとできた!!気がする。

皆さんこんにちは!はるなです。

 

今回は2本立てでお送りしますー!

 

まず、1本目!!

22日に私が所属している自主ゼミの追いコンがありました!

(私は近世自主ゼミに所属しています。きっかけはもちろん、落語が好きだから!)

 

近世自主ゼミの追いコンは、教授宅にて教授と三年生が中心となり料理を作る、というものです。

毎年、懐かしさを感じる料理を必ずメインとしてあらかじめ決めて作っているそうです。

今年は「芋煮」がメインでした。(去年は蕎麦打ちをしました)とても美味しかったです!!追いコン 芋煮

それから、お鍋がでたり、卵焼きがでたり……。

追いコン  追いコン ローストビーフ

なかでも印象に残っているのは教授手作りのローストビーフです。確かキロ単位の大きさだったような……。

これが手作り!?お店の味がする!!と驚くほどにまろやかで美味しかったです。

 

そして、お料理を食べ終わったら次はスイーツタイム!!

追いコン ケーキ 追いコン スイーツ

各学年ごとにスイーツを持ち寄っていたためとても豪華なラインナップになりました。

三年生の先輩方は、ホールケーキを手作りしてくださいました。

これが、また美味しい!!フルーツたっぷりで、盛り付けもとても綺麗で!!ご馳走様でした!!

そして四年生の先輩方、今までありがとうございました!

 

来年の近世自主ゼミは

「瓦版」をテーマにするそうです。「江戸大火」の瓦版の原本を教授が手に入れてくださったそうです。

なかなか生の瓦版を見る機会ないので、今から楽しみです。

 

この記事を読んで、近世自主ゼミに興味を持たれた方がいらしたら、是非お越しください!!

何年生からでも入れますよ。お待ちしております!!

 

次に、2本目!!

昨日26日、歌舞伎座にて「十二月大歌舞伎」を観て参りましたー。

歌舞伎座 歌舞伎 演目2 歌舞伎 演目

夜の部(Aプロ)だったので、演目は「壇浦兜軍記 阿古屋」「あんまと泥棒」「二人藤娘」の三つでした。

(あらすじの方は長くなってしまうので割愛します。興味がある方は調べてみてください。)

 

「壇浦兜軍記 阿古屋」は、音声ガイドによりますと阿古屋を演じるのが大層難しく

(三つの楽器を演奏するだけでなく、同時に景清を想う阿古屋の想いを演じなければいけないため)

平成に入ってからは、坂東玉三郎しか演じていないそうです。

そんな貴重な演目を見ることができたのは本当に幸運です。

そして、この演目面白いのは岩永役の人が人形のふりをしているところです。

まるで浄瑠璃さながらに、人形師に操られているように見えます。

すごいなーと思ったのはずっと目が開いていたこと。それが、人形らしさを強調していました。

また、この岩永、阿古屋の演奏中に船を漕いで起こされたり、火鉢の箸で演奏の真似事をしたり、

この演目における道化師的役割を担っていてとても面白かったです。

 

「壇浦兜軍記 阿古屋」「二人藤娘」(これは踊りです)は

本当に素晴らしく、女役の人達が本当に綺麗でなよやかで、これは女として負けた……

と思ってしまいました。

坂東玉三郎は、もう当たり前に中村梅枝に中村児太郎も本当に頭から指先まで女!!!!

なぜにあそこまでなよなよ(勿論良い意味で)出来るのか……。

 

さて、最後に残った「あんまと泥棒」ですが、終始大笑いしそうになりました。

これは元々、昭和のラジオドラマ発のおはなしらしく、あまり歌舞伎ぽさはなかったように思われます。

どちらかというと、落語みたい。

 

あんまがとっても気持ち悪い。とにかく気持ち悪い。お金お金お金お金、お金!!!

という人物でこれを演じきった市川中車(香川照之)はすごい!!!

分かってはいたけれど、ただのカマキリ好きな人じゃなかった!

人間、見栄を捨て、お金が全てになってしまったらダメなんだなぁ、と思わされました。

 

ものすごいボリュームだったので、今も興奮冷めやらぬという感じです。

 

歌舞伎 弁当

(十二月大歌舞伎観劇弁当なるものを食べたのですが、これも本当に美味しかった!!)

 

さて、とても長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います。

お付き合いいただきありがとうございました。

はるなでしたー。

前期に扱う作品が決定しました!

こんにちは。あかねです。今でこそゼミや卒論は近代にしようと思っていますが、2年次の1月は3年次に履修する「予備ゼミ(卒論の取り組み方を学ぶため、4年次に履修する「ゼミ」に参加して話を聞くものです)」で散々悩みました。中世にするか近代にするかです。

1年次に「中世文学史」と「近代文学史」を取ったことで、両時代ともに興味深く楽しいことを知ってしまいました。幸いにも2年次の演習で再び「中世文学演習」と「近代文学演習」を両方取ることが出来ましたので、2年次の1月に悩むことにはなりましたが勉強は出来ていた訳です。

しかし、演習は人気なものほど人が多くなります。もし、勉強したい時代の授業が取れなかったら?成績が付くほど勉強したくはないけれど、触れてみたいという分野があったら?そんな時に活用出来るのが自主ゼミです。基本的には昼休みに活動しており、成績とは一切関係なく掛け持ちも可能なものです。先生や先輩・後輩との交流もありますし、日本語学ゼミや中国文学ゼミのような分野まで多岐にわたっているのです。

そして、私も入っている近代自主ゼミは「新年度に、見学者も含めた皆で扱う作品を決める」という特徴があります。新入生にも自分の好きな作品を研究するチャンスが与えられているのです。ただ、今年はもう、前回活動があった水曜日に決定されました!田山花袋の『少女病』です。変態チックななかにも、何故この登場人物はそのような結末を迎えなければならなかったのか?などの謎があります。これから皆で解き明かしていけたら、ついでに新たな謎を発掘し、今まで得られなかった見方や考え方に到達できたらと思います。

という訳で、今回は近代自主ゼミの宣伝でした。水曜の昼休み、百205にてお待ちしております。辞めることはいつでも出来ます!だからこそ新生活、様々なことに挑んでみてください!