日文一年生の二大難関(さやかの場合)

先程サークルでZoomを使った会議をしました。友人がバーチャル背景を使っていて「いいな」と思って真似したところ、部屋のカーテンは顔認識されるのに自分の肌は何故か認識されず、自分の顔が背景と一体化するという事件が起こりました。なぜカーテン認識されるんだ。

 

みなさん、こんばんは。さやかです。

今回は宣言通り、新入生向けに主に授業について書こうかなと思います。もう二年前ですって。懐かしいですね。時が経つのは早いものです。

日本文学科一年って結構必修のオンパレードなんですよね。変体仮名だの日本文学の基礎だの基礎演習だの英語だのと。第二外国語や体育まで必修ですから、意外とすぐ上限が来てしまって、一年の頃はあんまり教養科目は私はとってませんでした。大半の人が似たような状況で、皆上限ギリギリとかとってたような気がします。

そして、おそらく日文生の最初の難関が変体仮名演習じゃないかと思います。詳しくはシラバスを見るのが良いのですが、要は昔のあの、うにょうにょした文字を読めるようになろう!という授業です。漢字を崩して平仮名は出来上がっているので慣れれば割と読めたりもするんですが、慣れるのが大変。期末テストがあると聞いたときは絶望しました……。が、ちゃんと勉強すれば大丈夫です。授業をきちんと受けていれば頻出の文字とかも段々わかってきますし、私は最後の方暗号解読だと思って楽しく読んでました笑

次の難関は基礎演習でしょうか。これもまたクラスによって扱う作品や進め方が違うので詳しくはシラバスを見て欲しいのですが、一人一人が作品の中で担当箇所を調べてきて、発表するという授業です。私は去年「なにを調べればいいんだ」「資料どう探せばいいんだ」とワタワタしてましたが、大学院生の方に相談してなんとか乗り越えました。この演習の授業が始まって、ようやく文学研究感がでてくるかな、と個人的に思います。一年の最初のほうとかは、本当に講義形式の授業が多いですからね。

一年生の超重要授業は、私にとってはこの二つです(異論は認める)。他にも必修とか選択必修とかあるので、『履修の手引き』とよくよくにらめっこしてください。テキトウにぺぺっと決めた時間割より、にらめっこして作った時間割の方が一年間頑張れると思うので……!

 

(ここからは宣伝です)

遠隔授業・ガイダンスになったことで、Twitterなどで情報難民と化した一年生が沢山います。そこで、私の所属する合唱サークル「コール・クライネス」で遠隔履修相談会を開催することにしました。なんと、私が企画・運営してます!ブログで書ききれないことなんかを色々お話しできると思うので、もし良ければお待ちしてます…!

ブログ部Twitterなどでも聞きたいこと・相談したいことがあれば、ぜひ活用してください。こういう時こそ、助け合わなければ!

 

こうやって一年生の頃を思い出すと、本当に大学生活ってあっという間だなとしみじみ思います。大学の四年間って、きっと自分次第でなんでもできる数少ない時間だと思います。サークルでもバイトでも授業でもボランティアでも、何か一つでも「自分は大学生活これをがんばりました!」って言えるものがあると、きっと最高なんじゃないかなと思います。

それでは、今日はこの辺で!

今更ですが、新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!ようこそ日文へ!!

【令和元年度!】 日文ブログ部大賞 【結果発表!】

~ここまでのあらすじ~
令和2年。次期ブログ部部長のむーは、「何か新しいことをしたい」という気持ちを胸に、いままでに投稿されたブログを振り返り頂点を決める【ブログ部大賞】を開催する。
そして、宝塚の申し子兼現ブログ部部長のゆかの協力のもと、無事にブログ部内での投票を終え今日に至ったのであった……
なお、このブログ部大賞は不定期で開催される。恐らく、次回のブログ部大賞が開催される頃には、今回のものより更にクオリティが上がった記事が選ばれる事だろう・・・・・・


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はい!!!!!!!!!はじまりましたブログ部大賞結果発表!!!

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いえーい!

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司会は、次期ブログ部部長のむーと!

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もうすぐブログ部部長の任期が終わるゆかでっす!

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よろしくお願いします~!銅賞、銀賞、金賞の順に発表していくから、チャンネルはそのままで!

 

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それでは!まずは銅賞はどうでしょうか!!!(ダジャレじゃないよ!)
どどん!

銅賞

【銅賞】しおり「I always love you ~とあるカメの恋物語~」

 

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銅賞は、3年のしおりさんのカメ物語がランクイン!!!!タイトルが秀逸!!!!皆からもらったコメントはこんな感じ!

みんなのコメント~
・いやこれはwwwカメ物語大好きすぎるしタイトルがめちゃくちゃ好きすぎるwwwあんな真面目なしおりちゃんがカメ物語なんて「エッ???」ってなるの書いてるのにも笑うし、カメが可愛すぎて好き。 ・かわいい!!!!!!! ・こういう文学作品、ある ・みどりちゃんサイドを読んでいたので一層情感があふれてきました。

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しおりちゃんは学年でも5本の指に入るような才女さんなのですが、途中からカメに人格を乗っ取られているのが衝撃的でした……

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 しかもこれしおりちゃんの新年初投稿なのか!!!ほんとに面白いな!!!
あと「それでは、また」って言ってしおりちゃんの人格がカメに切り替わるのがほんとにツボ 無理

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2020年の今年は14年目。ひらめくんの恋に進展はあるのでしょうか!二匹のカメさん、健やかなれ。

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続報に期待!ですね!

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それでは!銀賞の発表にうつります。

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わーい!

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ギンギンに輝く銀賞は~~~~!?

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 おっさんか(笑)

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いやこれはゆかさんが銅賞でダジャレの流れを作るから!!!
金賞、期待してますよ!!!!!!!!

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やな後輩だな!!!

銀賞

【銀賞】もも「全力でバカをやる」!!!!


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いやこれはWWWW

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このお写真のもうお一方、ゆかさんですよね???

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違います!違います!言いがかりはやめてください!違います!

 

みんなのコメント~
・自分が数年後にやりたいと思いました。 ・私はまだ1年生で、8階に行くと未だにちょっと緊張するのですが、あそこでこんな素敵な「バカ」ができる……すごいです。まさに行動力の化身。そこにかける全力も、青春!という感じでいいなあと思いました ・読んでてワクワクします! ・絶対に自分には書けない ・お二人の関係がよくわかる素敵なお話でした。 ・学生らしくて素敵です  ・全ての物への愛がある。勉学、友達、学び舎…素敵な文でした。

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コメントを見ていても、親友との友情に胸を打たれた方が多かったように思います。まさに大学生の青春。

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ももはどうかは知らないけど、当事者的にはこれが青春なんて思ってなかった(日常の延長なので)んだけど、案外色んな人が青春!って見ていてちょっとびっくりした
もももこの記事オキニって言ってたよ!もも、ランクイン良かったね(笑)

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私は運が良いことにこういう馬鹿が大学になっても出来る友達がいたから出来たから、皆もこういう友達ができれば良いな~と思うし、年齢関係なくこういう友達が出来るのが大学って場所・・・なのかな・・・?とも思う。
オラとむーちゃんも目白祭乗り越えて超絶仲良しになったもんね!ね!ね!!!!!!!!!(圧)

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えっ…………………………………………?
いや、ウソです、もうホントにお世話になってます。いつも感謝です!!!!!!!!
ゆかさんと私もそうですし、
大学でできた宝物みたいなご縁を大切にして、これからも歩んでいきたいです。

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それでは!金賞の発表に移る前に、勝手に個人賞発表のコーナー!!!!!!!!


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いえ~~~~い!!!!どんどんパフパフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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ここではむーとゆかおススメのブログをそれぞれ2つ、合わせて4つ紹介します!!!チャンネルはどうぞそのままで!!!
ではまずむーの1つめ!みのり「中間発表〜こだわりの推しに愛を添えて〜」!!!!!

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こちらには、「愛にあふれているで賞」を贈ります!!

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こんな四年生さんになりたい~~……私も、卒論に愛を持って挑みたいという気持ちになりました。日文の先輩方は、本当に文学への愛がすごいので、いつも尊敬してばかりです。

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同じゼミでいつも見ていたから分かるんだけど、みのりはこの一年間、卒論に愛を抱いて研究をしていたなって思ってます。
やっぱり何事も愛や好き!って気持ちがないと続けられないから、これから卒論に挑む皆も好きな気持ちを忘れずに・・・頑張って欲しいです・・・

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うおおおおおお!!頑張ります…!!!!!!

 

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では次!!!!!私のお勧め1つめは、さやか「文学の意味」!!!!!!!!
「日文生の鑑で賞」を贈ります!!!!!!!!!

文学にはやはり意味があると思います。たしかに、文学があってもお腹は満たされないし、寒さをしのぐことはできません。でも、もしかしたら一切れのパンよりも、一冊の小説を望む人がいるかもしれない。暖かい家よりも、一つの詩が救いになる人もいるかもしれない。 (中略) もちろん、そんな深刻な状況でないときでも、ふとした時に背中を押してくれる。新しいことを教えてくれる。今までになかった体験ができる。そんな文学は、いつでも私たちのそばにあるものなのだと、私は考えています。

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この言葉が本当に心に刺さるし、本っていうか文学を読み続け、愛しているからこそ出る言葉だなって思った!本を読もうとしてもすぐに飽きてしまうので、今度お勧めの本の読み方を教えて欲しいです!ほんとに


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わかります。わかるとしか言えない我が身が憎い

 

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わかるでしょ!?心は1つ


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世の中には星の数ほど学問はあって、そのどれもが尊く、この世に存在する意義があると思います。文学に密接に関わる学生として、さやかさんのように、これからも私たちなりに気がついた文学の意味を読者の皆さんにお伝え出来たら幸せです。


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ではどんどん行きます!2つ目のむーの推しはこちら!
れい「二十歳」!!!こちらには、「個人的ベストオブ「ブログ」で賞」を贈ります!

 

さて、二十歳になるにあたって、私はとてもドキドキ?ちょっぴり楽しみなことがありました。
それは、昔、母が書いてくれた手紙を開けることです。
実はこれは、二、三年前にたまたまアルバムを整理していたら、宛名も何も書いていない手紙があり、開けてみたら一行目に「二十歳になったれいへ」とあり、慌ててしまったものなのです。

 

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ブログって、過去にも未来にもない今を切り取るものだと思っているのですが、れいさんのこのブログはまさにそうで。
れいさんが二十歳を迎えたときの感情や感動が、文章の中に保存されている感じがすごく素敵だなと思います。この先一生読んだことを忘れないと思う。すごく良いです。

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このブログは20歳前の人にも、20歳越えた人にも、色んな人にも読んで欲しいな~~~
あと、れいさんみたいに節目毎に自分が考えた事をしっかり言葉にして残すのは本当に大事だと思います。

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ほんとうに。ぜひこれを読まれている皆さんも、ブログをはじめてみてくださいね。読みに行きます!

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ブログが恥ずかしいって人は、日記をはじめると良いかもね!書き残すって大事よ!


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ほい!それでは個人賞最後の発表です!!!!!!!それではドドン!!!
むー「Everything has a meaning in the text」!!!!!!!!!!!
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こちらには、「抱きしめないで 怖いから賞」を贈ります!!!!!!


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私のやんけ!!!!!!!

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あなたのですよ!!!(笑)

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こういうのは司会者は外すのが定石では!!!!!!えええええいや恥

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なんか身内贔屓って思われかねないから一応フォローしとくと、むーちゃんが次期ブログ部部長である事を抜きにしても凄く好きなブログでした。

みなさん、小さい頃、教育テレビとか海外アニメのキャラクターが「怖い」と感じたことはありませんか。
私はあります。めっちゃあります。『いないいないばぁっ!』のワンワンが本当に怖かったし、スポンジボブとかグーフィーとか、そういう「子供のためにつくられた」はずのものが怖くてたまらなかった。 (中略) それはきっと、子供は大人よりもずっと、心がむき出しのままで生きているからなのではないか、と思います。だからこそ、身近にある子供向けコンテンツにだって漠然と恐怖を覚えるのではないかな、と。

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この言葉が本当に印象に残っていて、この視点は人形劇をずっとやってるむーちゃんだからこそのものだなって思います。

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あああそう私人形劇をやっているんですが、子供相手に人形劇してると毎回1,2人は泣き出しちゃう子が必ず出ちゃうんですよね。

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マジで!?!?!?難しいな~~~人形劇 すごく意外だった

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やっぱりそれも、声が大きかったりとか、人形にびっくりしちゃったりとか、そんな私たちには想像の付かないような身近なところから恐怖を見つけ出すからこそだと思っていて。
このブログで紹介している「だきしめないでこわいから」という作品は、その感覚を大きくなった私たちに今一度教えてくれる感じがあります。

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めちゃくちゃ分かるわ 怖い。
でも私個人としてはそれが危険だとしてもむき出しの心のままで生きていたいし、そういう人がめちゃくちゃ好きですね~~~~

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ピュアだったころの自分に戻りたい方は、ぜひ!!!!!!!!
ただ、かわいい見た目に反してかなりショッキングな内容なので、苦手な人は視聴をお勧めしません!見る場合は自己判断でお願いします!!!!

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マジでショッキングだから!!閲覧は自己責任で!!!(二回目)

 


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それでは!!栄えある金賞の発表に移っちゃうぞ!!!!

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ワァ~~~~~~!!!!!!!ドンドンパフパフパフ!!!!!

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禁断の金賞は!!!!!(このダジャレは、ゆかがあまりにも思いつかなかったため、むーが考えたものです)

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ドンドンドコドコドコドコドコ…………

 

慌ててブログの更新画面を確認しに行くゆか

タグを確認!そしてそこには・・・・・・

 

 

 

宝塚・・・・・・・・・の文字が・・・・・・

 

【金賞】ゆか「先生はサンタクロース」!!!!!!!!!!!!

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私かよ!!!!!!!

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オイオイちょっと待ってくれよメアリーこいつぁないぜ!!

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メアリー誰だよ

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お前だよ

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私だったのか……

 ~みんなのコメント~

・サンタさんがすきなので🎅🏻  ・サンタクロース……!!願いは届く……! ・先生との距離の近さとか、タグをおねだりするというのが、本当に強いと思いました。 ・先生とのほっこりエピソード!素敵です! ・文面から伝わってくる全力の楽しさ、嬉しさが素敵です。 ・自分にもいつかさんたさんが来てほしいと思いました。 ・勢いの良さに元気が出ます! ・ブログ部に爪痕を遺した女(ひと)だ……  ・こんなに読んでて心地良い推し語りを出来る人はいない、大尊敬です ・ほのぼの、心温まるエピソードでした!

 

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みなさん、ブログから渦巻く全力の狂気を愛された様子。さすがです!

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めっちゃ煽ってくるや~ん!!!!ていうか狂気なんて無くない??どこに狂気なんてあるの???ゆかちゃんよくわかんない

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いやでも本当に、ゆかさんのブログは読んでいて元気になれて、大好きです。
なんというか、定期的にめちゃ楽しい友だちに会えるみたいな感覚で、ゆかさんの更新日が来るたびに、「あっ今日はゆかさんの日だ~!」ってなるんですよ。

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AKBみたいな「気軽に会いに行けるアイドル」みたいになってて笑うわ~うわ~ありがとう~…….
こんなテンション常にMAXハートなブログを読んで元気になってくれるなら書いてよかったですよほんと…….ありがとう…….

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こんなオッパッピーなテンションのブログが第一回大賞に選ばれてしまい激しく複雑ですが、とても嬉しいです!!!ありがとうございます!
これからも宝塚を愛していきます!!ドラクエはクリアとっくにしました(鼻ほじ)

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めでたいぜ〜〜〜!

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うお~~~~!!!!

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本当にご卒業、おめでとうございます!!!!!!!!

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ありがとうございます!!!!!!!!

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それでは!みなさま、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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ありがとうございまーす!

 

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令和元年ブログ部大賞、いかがだったでしょうか???

 

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ブログ部員イチオシの記事を読んでまず思ったのは、やっぱり皆さん伝える力に長けているな~!ということです。みんな文章が上手い!私はもうすぐ卒業するけど、負けてられないな!と思うし、これからも本読んだり文章を書き続けることで、伝える力を鍛えていこうと思いました!

 

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私ももっと、皆さんに何かプラスになるようなことを伝えられる部員であれるよう、これからも頑張っていきます!
読者の皆様におかれましても、日本のどこかには書くことが大好きで、こんな思い思いの日常を送っている女子大生がいるんだなぁと思っていただけましたら幸いです。

 

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少しでも現役日文生の日常が気になった人は、ほかの記事も読んでみてね!

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これからも日文ブログ部をどうぞよろしくお願いします!

 

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それでは!本日のお相手は、”抱きめないで、怖いから……”のむーと!

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”宝塚の申し子”、ゆかでしたー!

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あでゅー!

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アバヨ!!!!

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▲たびたびチャットに乱入してきた、ゆかのお家のわんこ。

ぼくのなつやすみ

8月30日も、すっかりこんばんはの時間になってしまいました。むーでございます。

8月ももう終わってしまいますね。あんまりにもあっという間に過ぎていってしまった、なんて毎年のように言っている気がいたします。

高校生の頃は8月の終わり≒夏休みのおわりであったのが、大学生になると二週間程度の猶予が出来ました。9月の半ば頃までわれわれ本女生の夏休みは続いていきます。それまでに宿題を終わらせなきゃ。『カメラを止めるな!』も是非観にいきたい。友だちと猫カフェとメイド喫茶をはしごする企画も立てねば。

けれどなんでしょうこの、「8月」が持つ「夏」感は。

8月の終わりは確実に、1つの季節の終わりであると感じるのです。

8月と9月の境目には、他の季節や月にはない、なにかひどくノスタルジーなものを感じるのですな。皆さんもそうなのかな。

きっとそれは、小さなころから習慣づいた1年で1番長いお休み期間のせいなのだと思います。おじいちゃん家に行ったり、海に行ったり。そんな特別なことじゃなくても、例えばいつもなら学校に行ってるはずの時間に「笑っていいとも!」をご飯食べながら観られたりとか、眠い目をこすってラジオ体操に行ってお菓子がもらえたりとか、誰もいないお昼間の家で目をちかちかさせながら課題図書の『銀河鉄道の夜』をよんだりとか。

そういった「非日常」の生活から、また「日常」に戻っていく。その境界線のようなものを、8月と9月、暦の間に感じるのかもしれません。

自分の胸のざわざわにそんな理由をこじつけつつ、もうひとつ9月を目前に心が落ち着かない単純な理由があって。演劇サークルの公演の本番が近いのです。東京大学の劇団Radishというサークル。「すべての人に、演劇を。」をモットーに、初心者に経験者、大学1年生から社会人まで、幅広い層の人々が所属している団体です。

8月の間、テストと人形劇と併行しながら、ずっと演劇のことを考えていました。そもそも今回上演する脚本が決まったのはいつだったか、思い返そうとしてもぱっと出こず。ずっとずっと駆け抜けていました。

公演のタイトルは『ぼくのなつやすみ』。私もですが、公演に携わる団員全員が、自分のなつやすみをかけて作り出している物語です。まさにぼくらのなつやすみの結晶。

公演が終わるまで猫カフェもメイド喫茶もお預けです。頑張りに頑張りを重ねて、お客さんが劇を観に来る前より元気になって劇場を去れるような、そんな劇に出来たらいいな。そう思っております。

9月の15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)です!本女生にとっては後期のはじまりですね……うう………

あっそうそう!前回のブログでご紹介した八王子で撮影した写真たち、こんなチラシに仕上がったのです!

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よろしければぜひご覧ください。ノスタルジックでせう……

もしご興味があれば、お気軽にお越しくださいませ!予約フォームはこちらから!→→→https://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=208ab4c860&s=&PHPSESSID=08d11fd824a45fe50826a6350230a3ce

たくさん宣伝失礼いたしました。非日常の終わりと日常のはじまりも近いこの季節、全力で走り抜けましょう!むーでした!

さいしょとさいご

さて、気がつけば新学期も新学期とも呼ばれないくらいの季節になってしまいました。一年生はそろそろ部活やサークル、バイトの先を見つける頃ではないでしょうか。私の所属しているサークル、Theatre MERCURYも新歓期間を終えようとしています。シアターマーキュリーは日本女子大が持つ唯一本格的な演劇の団体です。入ってから分かったことですが「サークル」という言葉の定義が分からなくなるくらいには本格的に演劇を作る団体です。

新歓をして、新入生にであって頭をよぎることはこの頃の私は何を考えていたかな、という事です。

私は映画や本が大好きでした。今も好きです。映画や本には、時々古本屋が出てきます。そんな古本屋は大抵おじさんだかおじいさんだかが祖父の代から細々と経営していて、店番として近所の大学生をおいてるんです。お店には殆どお客さんが来ないので、バイトの大学生は店番しながらずっとほんが読めるという最高のシチュエーション。私はそんな「店番の大学生」にあこがれていました。バイト先で本を読んで稼いだわずかなお金は映画につぎ込む。最高の生活ではありませんか。

しかし一方で、浪人して一年を鬱々としながら過ごした反動もあったのかもしれません。なにかもっと学生生活の間にしか出来ない、刹那的なものにのめり込みたいという欲求が心の下の方につもっていました。そんなとき勧誘されたのが「演劇サークル」でした。そのなかでも異様な魅力を放っていたもの。それは「舞台」と呼ばれるセクションです。このセクションで行うことは即ち、役者の立つ「舞台」を作ること。3日、長くても4日という公演期間の間だけ舞台上の役者をみせるためだけに大掛かりな舞台を、その10倍、15倍の時間をかけて作り込むこと。それが「舞台」セクションのやることです。ときには必要な装飾品を手に入れるために東京をでて神奈川の港町まで出かけたこともありました。公演が終われば即時バラバラに分解され、跡形もなくなってしまうというのに完成させるために努力は惜しまない。なんとアホで刹那的でかっこいいひとたちだ!と思ってしまい、まんまとこのサークルに入ってしまいました…。

舞台を作ることはひとが立つものを作るという事ですから、安全性がとても重要です。そのため、基礎をしっかり作るのですが、この作業はとても地味でした。誰の目にも留まらない、お客さんの目にすら入らないパーツを木材と釘を使って作る。重労働でしたし、辛い作業でした。しかし、なぜか楽しくてつづけてしまったのは、黙々と一つの作品を作ろうと試行錯誤する先輩たちの輪に私も早く入りたい!認められたい!という思いがあったからかも知れません。そして、公演を重ねるごとに様々な事を任されるようになって行ったことが辛いけれど頑張ろうと思える動力になっていたように思います。

気づけばもう、3年生です。演劇を始めてから、そして魅了されてしまってから丸二年が経ちました。シアターマーキュリーは3年生の夏で引退する決まりなので6月に行われる夏公演が最後の公演となります。長くてあっという間でした。

そんな引退公演の脚本を今回、私がつとめることになりました。同期にとっては最後の、新入生にとっては最初の公演を私が書くという事はとても恐れ多いことではありますが、ワクワクしています。皆さん、お時間がありましたら是非、足を運んで下さいますようよろしくお願いいたします。

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以下公演日程です。

Theatre MERCURY2017年度夏公演

『不忍池にて(しのばずいけにて)』 作演出 赤峰ほたる

2017年6月16日(金)〜18日(日)

於 駒場小空間

料金無料・カンパ制

 

詳しい公演情報が決定しましたら、こちらでもご報告いたします。一同気合いを入れて作りあげていきますのでぜひともよろしくお願いいたします!

 

ほたる

 

挑戦はするだけタダ

こんにちは。今日から授業が開始されましたね。1年生の皆様にとっては、いよいよ本格的に新生活が始動してくることと思います。

そこで、今回は私の入っている自主ゼミとサークルを紹介します。「興味はあるけれど、勉強やバイトとの掛け持ちができるか不安だ……。」という方の参考に!特に自主ゼミは日本文学科ならではの活動ですからね!

 

私が入っている自主ゼミは近代自主ゼミです。渡部麻実先生にご指導いただき、前期と後期で1本ずつ作品を読んでいます。去年は横光利一の『赤い着物』と江戸川乱歩の『鏡地獄』でした。論文とレジュメを読み、疑問点をあげて作品を深く掘り下げていきます。秋には1人1人論文を書きますが、書き方などは先生や先輩方がきちんと教えてくださるので心配ご無用!論文を自分で沢山探さないと……ということもなく、作品が入っている文庫本をゼミ費で貰えるのでちょっと嬉しい。水曜日の昼休み、百年館5階の演53にて毎週活動。お待ちしております。

 

そして、サークルは日本女子大学オーケストラサークルです。毎週火・金曜日の放課後18時~20時に、香雪館201にて活動しています。公式のサークルなのでテスト前は丸1か月お休み。夏や春の長期休暇でも週に2回、10時~15時に練習します。学校所有の楽器を使わせてもらえるので楽器を買う必要はなく、先輩後輩の仲がとても良いアットホームな感じです。12月の定期演奏会に向けての練習ですが、4月の入学式(あれは私たちだったんですよ!)や10月の目白祭でも演奏します!初心者も経験者も、新たに別の楽器で演奏したい方も大歓迎ですし、小学生の頃やっていたなーという方でも大丈夫。私は6年間のブランクがありながらの入部でしたが現在楽しくやっておりますよ!来週の金曜、4月14日にコンサートと楽器体験をしているので気になった方はぜひおいでください。

 

「バイトや課題の多さで休むからなー、仕方ない……諦めるか。」というパターンが一番怖いです。私の入っている自主ゼミでもサークルでも、かなり融通が利いていますよ!どうか早々に諦めず、興味のあることに挑んでみてください。合わなかったら、その時は辞めれば良いのです。自主ゼミ2つに入った人も、サークル掛け持ちの人もいます。やってみれば何とかなるものなので、ぜひアタックしてみましょう!

長文失礼致しました。それでは良い大学ライフを!

中世文学自主ゼミ 今年は『無名草子』

こんにちは。ゆりかと申します。

今回は今年度中世文学自主ゼミで扱う『無名草子』の魅力について語っていきたいと思います。

とその前に、まず自主ゼミの説明を簡単にしたいと思います。昼休みに学生が自主的に学びの場を提供する、平たく言えばサークルのようなものです。内容や時間帯(月曜日なのか水曜日なのか等々)は各ゼミによって異なります。学生中心に活動しているので、通常の授業のように堅苦しくもなくもっと自由な意見交換ができます。資料の作り方や勉学のことは先輩が優しく教えてくれます。きっと後期の演習や発表などに役立ちますよ。ちなみに中世文学自主ゼミは水曜日の昼休みに活動しており、場所は百年館8階の石井先生の研究室です。4月の12日・19日・26日のお昼休みにはもう活動しているので、興味がある方はぜひ見学にいらしてください。

さて、今年度中世文学自主ゼミで一年を通して扱う『無名草子』について説明していきたいと思います!冒頭は老女の元に若い女房たちがやってきて色々な話をしてください、と始まります。会話調で『枕草子』を彷彿とさせるような活気のあるガールズトークが魅力です。ツッコミや合いの手が多く、そこが面白いところだと思います。

もう少し詳しく話すと、後白河院に仕え、高倉天皇の御代まで内裏生活を送ったのちに、七十三歳で出家した老尼が最勝光院近くの古屋で女房たちのおしゃべりを聞く、ちょっとした女子会の構成です。全体の約六割が物語論で、その後女性論が繰り広げられ男性論を始めようとしたところで終わっています。そして、この時代は『源氏物語』や『枕草子』などが主に創作のベースとなっていました。そのため、『無名草子』や『徒然草』などの中世随筆文学は『枕草子』に影響されたような表現があります。和歌の分野では、歌壇の重鎮・藤原俊成が「源氏見ざる歌詠みは遺憾事也」という名言を残しています。「『源氏物語』も知らないなんて、歌人としてお話にならない」という意味で、この発言を機に『源氏物語』が和歌の必須の参考書になりました。

物語批評に関しては『玉藻』『とりかへばや』など現在残っていない作品もちらほらあり、中には「『源氏』をまねてるが、失敗してて痛いよね」と酷評されているものもあります。それもそのはず、この時代の物語はあまた作られており、現代でいうラノベのようなものだったのです。まさに大量生産・大量消費ですね。面白いものは残り、面白くないものは自然と消えていくものです。

今年度の中世文学自主ゼミでは『無名草子』の中でも『源氏物語』批評と女性論を中心に扱っていきます‼

『源氏物語』や『枕草子』などの中古文学(平安時代の文学)が好きな人にも『源氏物語』が中世においてどのように受容されたのか知ることが出来ます!ところで、中世とはいつか?というと、ざっと鎌倉時代から安土桃山時代までです!

少し『無名草子』の『源氏物語』批評の内容を紹介すると、最初は「『源氏物語』ほどの傑作はないだろう。紫式部は前世からの因縁で仏の力によってあれほどの大作を書いたのだ」という流れから、「私は『源氏物語』を読んだことがないの、だからどうか私に物語の見所を教えてほしいわ」と若い女房が言ったところから始まります。そこから、「『源氏物語』の中でしみじみと心打たれる巻といえば、桐壺の巻以上のものがあろうか」、「『夕顔』はただひたすら、しみじみと同情心がそそられるわ」などなど女房たちのご意見はたくさんあります。このように、どれどれの巻について一言コメントを付けられるということは、各巻を中世の女性はきちんと読みこんでいるということです。つまり、「源氏の中ですばらしい人は誰?」とみんなで話ができる程中世女性にとっては常識的なたしなみだったことが分かります。

他にも、『源氏』を読んだことがない若い女房が、「『源氏』の中ですばらしい女性はいますか?」と質問しています。これについては、「桐壺の更衣、藤壺の宮、葵の上の自信を律する心遣い、紫の上、明石の君は奥ゆかしく印象的です」と語っています。そして、「強く心ひかれる女性」の最後の方に「又、六条の御息所の中将こそ宮仕人の中にいみじけれ」とあることから、女房たちが「私と同じ官職の人だ」とモブに対してもきちんと目配りしていることが分かります。

また、女三の宮に対しては、柏木との密通の手紙を女三の宮の不注意で源氏に見つかってしまったことから、思慮分別が乏しいためだとして、非難されています。なかなか辛口なコメントですね。同じ女房として六条の御息所なんかいいよねとモブにも目がいき、源氏に対しても「こうであってほしかった」とディスりが入るところは、物語を客観的に見ることが出来る“読み手の成熟”を表しています。

『無名草子』の女性論では、「本当に残念だが女ほど残念なものはない。何事も道を習うならそれなりの人がでるべき。女が勅撰集の撰者になれないのが悔しい。しかし、紫式部が『源氏』をつくり、清少納言が『枕草子』を執筆したように、物語の作者の大部分が女性であった。人前に出ない女性もいるが、それはそれでいい。私たち人前に顔をさらして生きる女房は、紫式部や清少納言、小野小町のように女房として名を残し、あのサロンにあの人ありと言われたい。後世まで名の残らないのは悔しい。勅撰集に女の歌が入るのは本当に難しいんだ。」という、中世女房としての嘆きが書かれている。

この『無名草子』という文学作品から、中世の女房たちがどういう人たちに興味を持ち、どういう不満を持っていたのかが分かるのです。

例えば、『源氏物語』を執筆した紫式部の仕えた一条天皇中宮彰子と、『枕草子』を書いた清少納言の仕えた一条天皇皇后定子のどちらの方がよりすばらしいか、という質問に対して、「定子さまの方が美人で帝の寵愛も深かったようですよ」と答えています。いつの時代でもゴシップは人気なのだそうです。

このように、中世の女性たちは私たちが思っているほど、男性の三歩後ろを歩くような物静かでおとなしい女性ではなく、もっとエネルギッシュで自分から物事を発信し、発言していくたくましさを備えています。アグレッシヴで自立した女性ですね。

石井先生のお言葉を借りるなら中世文学は「全体を通してうかがわれるのは、王朝文化に対する強い憧憬の念」があるのです。

中世において文化的リーダーであった美福門院加賀は、破廉恥な本を書いたために地獄に落ちたと語る紫式部を夢で見たことから、源氏供養を行ったと言われている。『源氏物語』は今のように無条件に高評価を得る作品ではなく、恋愛や密通による王権侵犯というテーマを扱っているために危険視される側面もあったのです。つまり、「仏教的にアウト!」だった訳です。しかし、源氏供養によって、書写という仏教的な方法で供養され、火葬されます。自分で書写した本を焼いてしまうことで、誰の手にも渡らない「わたしだけの『源氏物語』」になる訳です。執着心や独占欲による歪んだ愛ですね。石井先生はヤンデレに近いとおっしゃっていました。つまり、村上春樹やアップルにアンチがいるのと同じように、当時は大変な『源氏物語』ブームだったということの裏返しなのですね。

そもそも仏教において愛欲は罪なのです。ですから、愛欲を前面に出した『源氏物語』に対する弾圧は我々の想像の範疇を超えています。だからこそ、無名草子においても「法華経の経文の一語も入っていないなんて」という批判も出てくる訳ですね。と石井先生がおっしゃっていました(笑)。思い通りにならない政治や自然災害、自分に向けられることのない愛などの生活苦から、「自分ではどうにもならないやるせなさ」が人間を宗教に駆り立てるのでしょうね…。紫式部の『源氏物語』は人間として普遍的な現実のやるせなさがよく現われているのです。毎回ハッピーエンドで終わる「そんなの、綺麗事だよ…」と思う作品群とは一線を画しています。そのため、『無名草子』では紫式部は仏の力を借りて『源氏物語』を作ったのではないかといわれているのです。

と、『無名草子』語りはここまでにして、『徒然草』のキャッチョコカードがついに完成いたしました‼中世文学自主ゼミに見学に来て下さった方々とみんなでカードゲームを楽しむことも夢じゃないですよ!面白いのでぜひ、中世文学に興味のある方は見学を考えてみてはいかがでしょうか?今なら、水曜日の昼休み、4月の12・19・26日あたりに百年館8階の石井先生の研究室に歩いていってくだされば、きっと損はしないはずですよ!

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それにしても、ソメイヨシノがきれいに咲いてますね。青空によく映えます。桜は花びらが全て下向きなので、見上げる角度が一番きれいな花なんです。日本の国花だけにはかなく美しい花ですよね。以上、長文失礼いたしました。

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あついなつ

夏休みです!!

だけど今年はなんだかぬるっと、気がついたら夏休みが始まっていました…。そして始まった実感もありません…。なぜなら!夏休みなのに海にも川にも山にも行ってないからです!1日ダラダラ過ごす日だってないくらい。

なんで!夏休みなのに!思い出の大半はこの時期に作られて死ぬまで脳裏に刻まれるのに!!

その理由は、じつは私が劇の脚本を書き、上演に向けて稽古をしているからです。30分ほどの短い劇ですが今までにないくらい様々な決断を下すポジションをいただいています。いつどんな照明でどこをどれくらいの間照らすのか、どんな音楽を流すのかということから役者の目の置き場所まで私が決めるんです。今までで最もたくさんの人たちと何度も話し合いを重ねて少しずつ一つの作品を作っています。

そういった意味では脳裏に爪痕を残すような経験が出来ているような気がします。皆さんも是非お時間が出来ましたら遊びに来て下さい!

シアターマーキュリー夏合宿公演

『愛のみぞおち』 作・演出 赤峰ほたる

『薄給、ファッキュー。』 作・演出 日野裕輝

『人形たちの家』 作・演出 杉下和煕

公演日時:8月19日19:00〜、20日14:00〜、19:00〜

場所:東京大学駒場キャンパス 駒場小空間

 

それではまた!

 

ほたる

 

今日は日本女子大学国語国文学会秋季大会ですよ~!

おはようございます。あやです。ただいま2:20です。
実は1:30ごろから起きて、テレビを見ていました。「SONGS」、今回は星野源さんでした。可愛かった…。歌に関していえば特にうまい訳でもないと思う(個人的な意見です)のですが、何だか引っ掛かるんですよね…。顔と独特のキャラクターが好きです。愛でたい。

さて。
日付も変わっているので再度宣伝です。

本日11/28(土)は日本女子大学国語国文学会秋季大会です!
午前(10:00~12:20)は大学院の先輩方の研究発表。
そして午後(13:30~17:30)はご講演が2本!
◆「堀辰雄の手書き文書(マニュスクリ)」
渡部 麻実氏(本学文学部准教授)
◆「徒然草をどう読むか―「作者問題」と併せて考える」
小川 剛生氏(慶應義塾大学文学部准教授)

講演会終了後は懇親会もございます。
その他の発表題目など、詳しくはこちらをご参照ください。
チラシももう一回貼ります。

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 本 日 開 催 で す

全部は出られないよ!という方もご安心ください。途中入場・途中退出できます(ご講演中はこっそりとお願いします)。
チラシには書いておりませんが、午後の部のご講演開始時刻は渡部先生が13:45頃から、小川先生が15:35頃からとなっております。ご参考になれば幸いです。
私も今日は小川先生の『徒然草』持参で元気に働きます!スーツです!がんばるぞ~!

文章を書いているうちに3:00になってしまいました。書くのが遅い!
それではまた!

【告知】11/28(土)は国語国文学会秋季大会です

こんばんは。あやです。
めっきり寒くなってきたこの頃、みなさま体調はいかがでしょうか。
私はひたすら朝起きるのがつらいです。冷え込みハンパないですね…。

ここ1・2週間にかなり予定が立てこんできておりまして、日々ヒィヒィ言いながら師走の足音に震えております。あとひと月半で今年も終わりとは、何とも信じ難い。

さて。今回は国語国文学会の秋季大会のお知らせをしたいと思います。
国語国文学会とは何ぞや、とお思いの方もいらっしゃると思うので、学科のHPから説明を引っ張ってきました。

日本女子大学国語国文学会

1951 年、国文学科の学生及び教職員、出身 の有志、その他関係者等からなる会員間の研究の推進をはかることを目的とし、国文学科を母胎とする学会が発足しました。日本文学科に入学した皆さんは、自動的に国語国文学会の会員となります。1 年次から 4 年次までの学生から選出された学生委員と卒業生の会の委員により、現在、春季・秋季の国語国文学会大会、『研究ノート』・『国語国文学会だより』・『国文目白』等の編集・刊行、自主ゼミ、鑑賞会、文庫見学、文学散歩などさまざまな活動を行っています。

…と、このような団体のことでして、私も今年度から学生委員を務めております。
そして昨日は国語国文学会主催の文庫見学が催され、静嘉堂文庫で貴重書の数々を拝見してまいりました。いやぁ~、すごかった。個人的には『女子風俗化粧秘伝』がとても面白かったです。江戸版の「non-no」、あるいは「an・an」といったところでしょうか。お悩み別コーデやら化粧の方法(「顔面之部」と書かれていた)やらが仮名交じりで書かれていたので、キャイキャイ言いながら読みました。変体仮名がある程度読めるようになると、楽しみの幅が広まります。なんてったって古典そのものが読めるんですからね!
そのほか、当日については学科のFacebook記事に載っておりますので、こちらもぜひぜひお読みください。

さてさて。それではメインの秋季大会の告知に入ります。
…しかしながら詳しい内容はかつーん先輩がもうなさってくださったので、私はチラシの画像をドンと貼ります!(委員特権)

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入場無料・事前予約不要でございます。

「見どころはすべてです」と胸を張りますが、私は特に『徒然草』の作者を吉田兼好だと思っている方に来ていただきたいです。
実をいいますと、「吉田兼好は存在しない」のです。
それを証明したのが今回ご講演に来てくださる小川剛生先生とあって、もうワクワクでございます。
学科の先生方から伺ったところによると、小川先生が「『徒然草』で面白い話ができるようにしておきます!絶対に寝かせません!」と眼鏡を輝かせながら仰っていたそうなので、ワクワクもひとしおです。

繰り返しになりますが、入場無料・予約不要ですので、学内・学外問わず、ぜひぜひみなさまお越しくださいませ!
お待ちしております!

故郷勧誘

こんばんは!さとです。
お久しぶりです(*^_^*)
昨日のみずのちゃんの記事を見て、衝撃を受けました!!私、小田原出身なんですよ。しかも、小田原城の間隣の小学校に通っていました(その名も三の丸小学校。見た目もお城風。)天守閣が工事されていたとは…今知りました笑。懐かしさのあまりに感涙です!小田原は箱根湯本への乗り換え駅とばかり思われているので、非常に嬉しい…!!
さて、話題に上がった小田原城ですが、何を隠そう私の庭でありました。小田原城はとても歴史のある場所ではあるのですが、私が遊び回っていたころは、一大テーマパークとして親しまれていました。というのも、その城址公園の中に、図書館も資料館も遊園地(!)も動物園(!!)もあったんですよ[:にかっ:] 動物園はとりわけ本格的で、ライオンとかクジャクとか、ゾウとかもいました。しかも城郭のすぐ隣という笑 子供からしたらタダかつ近所で珍しい動物が見られたから嬉しかったけれど、獣臭くてかなり情緒は半減されたやも… ここにいたゾウのウメ子(享年60歳)は一年生の時、ブログ部部長のゆりちゃんと亡くなる前日に偶然見に行った事があります。物心ついたころからずっと見てきただけに、悲しいと同時に、最後に見られて感謝でした… 
ちなみに小田原城では姫や武者の恰好で記念撮影もできたりします。何度かやったけれど、あれはなかなか良いですよ。興味のある方はぜひ(^J^)
動物園は残念ながら、サル山を残すばかりになってしまいましたが、遊園地の方はまだ健在です!豆汽車が通る城ってなんだかシュールでステキじゃないですか笑?この遊園地も歴史が古くて、私の父(もうすぐ還暦)も幼いころ使っていたとか。まるで北○鮮を訪れたような錯覚を憶える不思議スポットです。
みずのちゃんが気になっていた歴史資料館は、小学校の時にとてもお世話になりました(^^♪ 一つは比較的新しめで、小学校の体育館だった建物を資料館にしています(お城の中に小学校があったんです。廃校になってから、なぜか毎晩鉄棒で逆上がりをしに通い詰めていた記憶があります)。しゃべる甲冑が出迎えてくれます[:ニヒル:] もう一つは古い資料館で、私のトラウマ絵が展示されています。鬼が人間を刺身にして食べている、という絵で、小学生ながらものすごくショックでしたし[:しくしく:]しかもその入口に、なぜか同じ敷地内の遊園地にあったメリーゴーランドの馬が植えられているんですよ… 今でもそれをみると心がざわつきます。
そんな不思議な小田原城ですが、日本最古の二宮金治郎さんがいたりして、魅力いっぱいなので…お待ちしています(^◇^)