楽しい最後の春休み!の、はずだった……

こんにちは。あかねです。大学生活、そして学生生活最後の春休みとなりました。教員免許の話をしているように4月からはそういう職場なので、厳密には来年の今頃も「春休み」はやってきているはずですがそれは置いておきます。
2月の中旬は友人(私の記事で出てくる「友人」はほぼ同一人物です。その、いつもの「友人」です。)と一緒に名古屋へ卒業旅行に行きました。徳川園や徳川美術館でのひなまつり展示、明治村で明治偉人隊の方々との写真撮影や写真館、西園寺邸見学とスタンプラリー参加などとても楽しいものでした。下旬には近代文学自主ゼミの先生や皆と鎌倉へ行ってお寺や海、碑などを見学してきました。
3月は映画を観に行く予定でした。テレ玉で放送していたドラマ「おいしい給食」が「―Last Battle―」という副題を付けて劇場版として帰ってきたのです。市原隼人主演で、給食を食べるために教員になった男を演じます。現在上映中です。3月下旬にもFateシリーズの劇場版で最終章にあたるものが上映されるのですが、コロナウイルスに感染しないよう観に行くのは止めているのが現状です。
卒業式も祝賀会も中止になってしまい残念です……。

しかし、生協さんが頑張ってくださった結果、振袖の着付けや写真撮影を行ってくださることになりました!とても嬉しいです。楽しみにしていたことも誰かが懸命に日程調整・代金徴収をしてくれたことも空しく消えてしまうばかりという気がしていましたが、ご厚意が本当にありがたいです。あとは自分自身が健康に気を付けて過ごすのみだと思っています。勿論、4月からの準備もしていきます!
以上、非日常の中の春休みを過ごすあかねでした。ちゃんと大学や生協、振袖を貸してくださる会社のHPを見るようにしましょうね!そして早くこの事態が収束しますように……。4年生の皆、4月がどうなるか分からないけど頑張っていきましょう……!

憂いと謳歌

こんにちは、めいです!

突然ですが私は今とても落ち込んでいます。
それはなぜか。
そう、コロナウイルスです。

実は私、3月にバイト先の先輩と韓国旅行をする予定でした。しかし、拡大する一方のコロナウイルス。現時点で韓国は中国に次いで感染者が多く、政府からは不要不急の渡韓を自粛するよう発表がありました。そして韓国内でも特に感染者が多いのが大邱という地域ですが、私たちは一週間の旅行日程の中で大邱にも行く予定でした。なんてこった。もう中止するしかないですよね。まさしくやむを得ず、という感じです。航空券もホテルもレンタルWi-Fiも、全てキャンセル。実際に諸々の予約をとったのは年明けですが、おおまかな旅行の予定自体は秋頃に決めていました。ずっと楽しみにしていたので本当に残念です、、本当に、、それしか言えない、、

ここ最近コロナウイルスに関するニュースを目にしない日はありませんし、社会全体としても不安感が漂うというか、暗い雰囲気ですよね。自分にできる予防対策を心がけながら、少しでも早く事態が収束することを祈るばかりです……………落ち着いたら絶対リベンジしてやるんだから!!!!

そんなこんなで(?)春休み家に引きこもりがちな私は、先日推しグルのライブBlu-Rayをゲットし、家で1人ライブを開催して楽しんでいます。実際に自分も行ったライブなので、当時の幸せな瞬間を反芻しながら、改めてじっくり観ています。やっぱり会場で声や音や空気をダイレクトに感じながら観るのがいちばんですが、高画質&大画面で観るのも最高です。そしてライブ映像の最大の利点は、何度も巻き戻せることです。可愛い!!かっこいい!!と思った部分、永遠リピート。まあそんなこと言ったら結局全部なんですけどね。あと、メンバー1人ずつみんな見たいのに、会場ではどうしても目が足りなくて。13人いるので、ライブに行く度に「目が13個あれば……!!」と思います(ホラー)。ライブ映像なら13回観れますから。素晴らしい。ということで結論は、ライブは会場にも行き円盤も買うことが至極!!です。オタク万歳!!

オタ活したり友人と遊んだり、自動車免許の教習にも通い始めたのですが、その話は次の機会に。まだまだ長い春休み、コロナに負けずしっかり満喫したいと思います。

ではまた!

今年一番の冒険

こんばんは、さやかです。

気づけば、もう一ヶ月もしないうちに2019年が終わらなんて信じられません。オリンピックイヤーがすぐそこなんて。世間のクリスマスモードにもイマイチついていけず、気分は浦島太郎です。

さて、実は私も京都に先月行ってきました。佐竹本の展示ももちろん楽しんできたのですが、れいさんが熱く語ってくださってので割愛。あまりにも綺麗で、一度に集結しているという事実が凄くて、とても楽しく見させていただきました。

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さて。私にはもう一つ大事なイベントがありました。全日本合唱コンクール全国大会です。所属している団が全国進出しまして、全国大会@京都、頑張ってきました。全国大会は二日間に分かれていて(部門が沢山あるからです)、 私の出番は1日目だったのですが、2日目も京都に滞在することにしていました。2日目のコンクールの発表を聞きたかったからです。

ですが、コンクール前売りチケットの販売に出遅れ、前売り購入に失敗。残るは当日券。限定100枚。「100枚って結構あるじゃん!」と思ったそこのあなた、それは大きな間違いです。

1日目の当日券は午前中の割と早い段階で売り切れてました。それを知った私は、考えました。2日目の当日券発売は9:45から。確実に買うにはどうしたら良いか。団の友人に相談した結果、8時に並ぶのが無難という結論に。自分の出番が終わり、打ち上げで夜遅くまで起きていたのに、なんとか6時に起き、気合いで8時にコンクール会場に着きました。しかし、その時点で結構な列が!

発売開始約2時間前に並んだにも関わらず、私は52番目でした。そして、8:40に当日券完売。

…いやー、完全に舐めてました。まさかこんなに人気とは。1番目の人は7時から居たらしいです。合唱、案外人気なんじゃん、と嬉しくなりました。良かった、頑張って早起きして。

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他の団の演奏を聞いてみて、学ぶことも沢山ありましたし、何よりレベルの高い音楽に触れることができて楽しかったです。思わず、気に入った団体のCDを買ってしまいました。最高にカッコよくて、エモかったです。いつか、あんな演奏ができるようになりたい。

 

そして、「そういえば京都らしいものあまり食べてないな」ということで、スタバでえらい抹茶フラペチーノを購入。京都の食べ物と言っていいかは微妙ですが、まぁ、京都限定だしということで自分を納得させて、私の京都旅行は幕を閉じました。

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全体的な感想としては、京都っていい。それに尽きます。街並みとか、空気とか、そういったところがやはり他のどの街とも違うなと思いました。観光も楽しいし、ただぼんやり歩くだけでも楽しい。小学生の頃の修学旅行ぶりの京都でしたが、大人になって行くと感じ方も違いましたね。

あー、もう一回行きたい!

 

秋の京都 徒然なるままに 後編

こんばんは!れいです。

さてタイトルの通り、やっと後編を書く日がやってきました!(パチパチ)

もちろんこの間ブログを書いてから映画を見に行ったり成人式の前撮りをしたりと色々楽しいことがあり、国語国文学会の秋季大会もあり、で盛りだくさんの毎日ですが、とりあえずは京都の後編を皆さんにお届けしたいと思います。

先週の続き、いよいよ佐竹本三十六歌仙絵のお話です!

実は恥ずかしながら、今まで私は佐竹本三十六歌仙絵というものを知りませんでした。古筆の方は高校の時から好きだったし、自分で筆で書いたりするとより魅力が分かる気がしていたのですが、絵の方の魅力はいまいち分からず…。ただ今回の特別展で、テレビ等の特集を見ていかに素晴らしいかが分かり驚きました…!特に女君の装束の線描や色使いが素敵だなぁと。今回は女君が、前期に小野小町、後期に小大君が出たので私たちは小大君を見ることができました。

私たちが、三十六歌仙絵を見た最初の感想。思ったより字も絵も小さい!ということでした。パンフレット等で見た時は、もっとドーーーンって感じに描かれているように見えたのですが、絵も字も割とちょこんって感じでした。なので最初は、あれ?思ったよりちょっとしょぼい感じ…?(本当に失礼)と思ってしまいました。でも順を追って何人かの歌仙絵を見ていくうちに、歌の内容や歌人によって小さな顔の表情や雰囲気が違っているのが分かったのと、絵が小さいからこそ余白の部分で、和歌の風景を想像できるように感じて、シンプルなのに奥深く、見れば見るほどにその魅力にとりつかれました。後期、能の講義を受けていて、能は今の舞台よりもずっとシンプルですが、その分観客の想像力も膨らむように感じて、佐竹本も同じような良さがあるというか、絵そのものの線や色の美しさもあるのですが、それと同じくらいに余白の美しさというものを感じました。顔は、これも何かの特集で見た通りなのですが、顔色まできちんとかき分けられていて、しわの入り方だったり眼の角度も少しずつ違っていて、和歌からの想像や創作がここまで絵によって美しく表現されていることに感動しました。また、茶掛として使用されていたこともりあり、一人一人雰囲気にあった表具が仕立てられており、またそれが素敵で、絶対に無理だけど家に飾りたい…!と思ってしまいました。歌人たちの顔が一人一人違うので、好みの顔を見つけるのも楽しく、私は大伴家持が下膨れでかわいい?かったです(笑)

これにて大満足で特別展を見終わった私たちですが(もっともっと展示はあったけどここでは割愛します汗)、なんと!!迷いに迷って図録を買ってしまった…!京都まで来て買わなかったら後悔する…見るだけで目の保養になるのだから…と精いっぱいの理由を自分につけ、しっかりお持ち帰り。だって表紙から素敵だったのだもの…。飾っておくだけで幸せな気分になります。

京博を後にした私たちは、京都の友人と合流し、鴨川沿いのおいしいイタリアンのお店へ。実はここ、7年前に川床の時期に行ったお店で、その時にあまりにもおいしくて、また行きたい!と私がみんなにお願いしたのです。
おいしいピザやスパゲッティ、そして久しぶりに友人とゆっくり話す時間。素敵すぎる夜でした。

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さておいしい料理にお腹いっぱいの私たちは、バスに乗って永観堂へ。というのも、紅葉の時期は多くの寺院で夜間のライトアップがあり、その中でも永観堂周辺の岡崎エリアは色づきが早く11月半ばでもとっても綺麗なのだそうです。

写真がこちら。
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言葉にならないほどきれいではないですか!?本当に語彙力がなくて、終始「やばい」と謎に連呼してましたが、形容する言葉が見つからないくらい美しかったです。青紅葉がまだ交じっているのも、逆に雰囲気が良くて趣があっていいなぁと。そして沼?小さな湖みたいな水面に映る逆さ紅葉(と勝手に名付けてみる)がそれまた鮮やかで、本当に佐竹本に引き続き眼福でした。

これにて1日目終了!!(長い!)

 

2日目

朝京都の友人は予定があって、午前中は2人で観光。朝はそれまた雰囲気の良いパン屋さんでおいしいシナモンロールをいただいて、鴨川デルタで遊びまくって楽しい朝を過ごしました。私は小さい頃パンが大好きで、将来パン屋さんになりたいと思っていて、今でもパン屋を見ると寄り道したくなる衝動にかられます。ちなみにシナモンロールはマストです。意外とお店によってシナモンの風味が違うので、ぜひ試してみてください!ちなみに私はここまでパン屋パン屋言いまくってますが、スタバのシナモンロールが一番好きです。
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↑色づいた鴨川

そしてあんなこんなで昼近くなってしまったのですが、今SNSで話題?の瑠璃光院に向かうことに。というのも瑠璃光院は、書院から見る紅葉が有名で、その紅葉が机?床?に映って更に綺麗なのだそう。せっかくだからということで、私たちもローカルな雰囲気の叡山電鉄に乗って最寄りの八瀬口まで向かいました。

八瀬口駅に降りると人はいっぱい車の往来もすごくて、どこぞのテーマパークみたいなこみ方でした。けれどもやっぱり北の方ということもあって、洛内よりずっと紅葉が進んでいました。

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さて紅葉を堪能しながら瑠璃光院の方に向かうと、なんと整理券を配布していて、入れるのは一時間半後!混んでいることは予想していたけれど、想像以上の混雑に驚いてしまいました。私たちは午後に三人で祇園を着物散策する予定があって、既に着物レンタルも予約済…。一時間半後だとそれに間に合わなくなってしまうので、泣く泣く断念し、近くで素敵な寺院がないか探し、少し山を下って蓮華寺というお寺へ。

小さいお寺で、殆ど人がいなくこちらはすぐに入ることができました…なのですが、きっと瑠璃光院以上に紅葉が綺麗でした。
静かな雰囲気でお参りできるのと、庭園の静かな雰囲気に心が洗われる思いがして、こんな時間って普段の講義とは違う充実度だけれど、濃密な時間だなとしみじみ思いました。演習とかレポートとかで忙しい毎日だったけれど、少し気持ちが落ち着いたように思って、こういう時の過ごし方も必要だなと思いました。東京にこんな雰囲気のお寺が欲しい!と心から思いました。

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午後は祇園に移動し、念願の三人で着物散策!写真をたくさん撮って、おいしい抹茶スイーツを食べ、古本市で「暮らしの手帖」のかわいいデザインに感動し、お土産を爆買い(笑)し、これまた幸せ過ぎる数時間を過ごしました。

美味の餡サンドの写真を公開↓
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楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、着物を返したらもう新幹線の時間になっていました。たった1泊2日だったけれど、久しぶりに三人でたくさん話して、笑って、おいしいものと綺麗な景色に感動して、名残惜しくて東京に帰りたくない!と心から思いました…。東京に待つ演習という現実が受け止められず…(なんとか演習発表間に合いました!)。

最後、友人が新幹線のホームまで来てくれて、最後まで窓越しにバイバイって手を振って、最後はなぜか本当に寂しくなってしまって、うるうるしてしまいました。それほど楽しくて、充実した旅行でした。

 

最後に言いたいこと。なぜ私がここまで旅行のことを詳しく書いた(書いてしまった)のか、ということ。話は変わりますが、先週成人式の前撮りで久しぶりに父に会い、何年振りかで家族写真というものを撮りました。色々事情があって、もしかしたらもう一生撮らないかもしれなくて、その瞬間一瞬一瞬が大切なものに感じました。この話に限りませんが、ふと何かを感じたその瞬間っていうのは、他に取り換えがきかない気持ち、なのだと思っていて、だからこそ私は毎日を大切にしたいし、こうしていちいちブログに詳しく残すのも、それがあるからです。同じ生き方をするならば、せっかくだったらこだわりを持って生きたいと思っています。趣味もたくさんあっていいし、それが中途半端でも、何か自分の基準とか好みを持って人生を生きている人は素敵だなと思うものです。

以上演習に悩む私の戯言でした…!

 

秋の京都 徒然なるままに 前編

こんばんは!
昨日今日、突然に雨が続いていますね…。ちなみに今日私は、祖父と曾祖母の法事があり雨の中お寺に行きました。二人ともに私が生まれる前に亡くなっているのですが、いつもおじいちゃんやひいおばあちゃんが見守ってくれているのかなぁと思って、背筋が伸びる思いでした。

さて私は先週、友人と京都に国内留学している友人の所へ遊びに行ってきました!
前にもブログに書いた気もしますが、私の京都への気持ちは並々ならぬもの(?)で、小学校6年生の時に修学旅行で行って以来、京都は多分8、9回目だと思います。そして京都検定3級もとってしまい(実は2週間後2級の試験なのです!)、無駄に京都に詳しいのです。

私は金曜日5限まで講義があり、友人も部活があったりで、土曜日の朝新幹線に乗って行き、日曜日の夜帰るという超タイトなスケジュールでしたが、紅葉も綺麗で朝から夜までぜーんぶ京都を楽しみ尽くして、今もはぁ京都に帰りたい…ってなっています。

というわけで、楽しすぎて幸せ過ぎてどこから書けばいいのか分からないので、とりあえず時系列に従って2回くらいに分けてブログに書こうと思います。

ながーーーくなりそうですがしばらくお付き合い下さい!笑

 

1日目
京都についてまず、私たちは腹ごしらえをしました。というのも午後はまず、京都国立博物館の特別手展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を見に行ったので、ちゃんとご飯食べなければ…と考えたからです。
さてお昼ご飯、京都駅にある「中村藤吉」という茶寮でいただきました。京都駅にはたくさんのお店がそろっているのですが、やっぱり京都に来たからには京都らしいお店に行きたい!となって、このお店を選びました。中村藤吉は宇治本店のお店で、前にそちらの方には行ったことがあったのですが、京都駅の方は初めてでした。

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お店に入ってまず感動したのは、中村藤吉のお茶が飲み放題だということです。私の家は朝必ず煎茶を飲むので、私自身お茶が大好きになり、おいしいお茶を飲むと心が落ち着き、幸せな気持ちになります。
中村藤吉の茶葉は前に一度買ったことがあったのですが、やはり変わらないおいしさで、香ばしくて優しいお味でした。

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続いていただいたのは、抹茶そばとほうじ茶パフェです。京都は、東京よりかなり寒かったので、暖かいそばが身に染みるようでした。パフェは今回はほうじ茶にしました。というのも、私はほうじ茶も大好きで(結局お茶全般好きです)、巷に出るほうじ茶スイーツはつい手に取ってしまうくらいの通だからです(ちなみに、時々限定で発売されるハーゲンダッツのほうじ茶ラテは本当においしいです!)。
このパフェは上に家紋?の形をしたほうじ茶パウダーがかかっていて、その下に生クリーム、ほうじ茶アイス、ほうじ茶ゼリイ、わらび餅ととにかくほうじ茶づくしでした。ほうじ茶好きな人にとっては最高の一品です。私は特に、ほうじ茶アイスが程よく苦みもあって一番おいしく感じました。わらび餅はふわふわで、底の方にあってお腹いっぱいなはずなのに、ぺろりと食べられてしまいます。
京都についてすぐ、京都らしいおいしいお茶、そば、スイーツがいただけるのでお勧めのお店です!お店には行けない方は、抹茶、ほうじ茶ゼリイはお持ち帰りでお土産もあるので、こちらは帰りの新幹線で食べるにもベストです!(私はあまりのおいしさに毎回買ってしまいます)

さて、腹ごしらえを済ませた私たちは、京都国立博物館へバスへ向かいました。目的はもちろん特別展「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を見に行くためです。特別展の告知を見てからずっと見に行きたい!と思っていた上に、先生方が講義でも何度か取り上げていらして、ああ今まで複製や本の中だけの作品たちをこの目で見られるのかと思って、本当に本当に本当に楽しみでした。
京都駅から10分ほどバスに揺られ、京博についた私たちは早速チケットを買い…まずは記念撮影です!笑
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三十六歌仙というのは、藤原公任が撰んだ優れた和歌の詠み人(柿本人麻呂や小野小町など)三十六人のことで、佐竹本三十六歌仙絵というのは、この三十六歌仙を題材に描かれた絵巻のことを指します。佐竹本は、鎌倉時代に書かれその名の通り秋田の佐竹家に伝わりました。しかし大正時代になり、所有者がこの絵巻を売りだそうとすると、あまりにも価値が高く誰も買うことができなかったそうです。そのため当時財界人、茶人の益田鈍翁を中心に作品を分断し購入することになり、結果として佐竹本は分断され流転したのです。そして今年はその分断の年からちょうど100年目にあたります。今まで二、三枚は一緒に出たことがあったらしいのですが、一度の特別展で三十人以上出たことはいまだかつてないことなのだそうです。それだけ前例のなく、特別なことなのです。
私はその経緯を講義や特別展の特集記事やテレビで見ていたので、大きなパネルにあった「もう、会えないと思っていた」という言葉を見ただけで、思わず泣きそうになってしまいました。
今ではありえない絵巻分断、もちろんそこには日本の文化財を海外に流出することを防ぐ意味もあったそうなので、一概に良い悪いとは言えないのですが、本来一つであったものが分かれてしまったというのは悲しいことだと思います。
更にこの特別展は、佐竹本以外にも素晴らしい作品が多く出品されています。寸松庵色紙や古筆手鏡、石山切など、貴重なものばかりです。それだけ、私は本当にこの日を楽しみにしていました。

さて京博に入ると、いつも行っている東博とは違って、広い土地に建物が点在?していて空が広く感じられ、空気がおいしいなぁと思いました。上野の、あの文化がひしめき合う狭々とした雰囲気も好きなのですが、やっぱりこう京都の少しゆったりとした空気は大好きです。
目当ての特別展は、入って真っすぐ進んだ平成知新館にて行われていました。吹き抜けで明るい雰囲気がなんとも素敵な建物です。
早速私たちは荷物を預け、展示会場へと向かいました。

一週間後の今考えても素敵な展示だったなぁと思っているのですが、今回は特に感動した第一章の「国宝《三十六人家集》と平安の名筆」と第三章の「‶大歌仙〟佐竹本三十六歌仙絵」を中心にお話ししたいと思います。

まず第一章ですが、こちらには先ほども挙げたように、貴重な古筆切が多く展示されています。その中でも気になった作品をいくつか挙げたいと思います。
1、手鏡「藻塩草」
手鏡とは、折本(屛風状に折られている本)に、古筆の一部(断簡)を貼って鑑賞するためのものです。一つ一つの古筆切に解説がなかったので作品名が分からないものも多かったのですが、『万葉集』らしき古筆切を2回ほど見かけ!その形態と付訓状態から、天治本と紀州本の断簡ではないか?と勝手に想像していました。で、後に調べてみたらどうも一枚は天治本断簡の仁和寺切だということが分かりました。もう一枚は予想を外れて多分金沢文庫本でした。残念。というかそもそも紀州本は二十巻そろいの本だから、断簡なんて存在しないのですよね…とんだ痛恨のミス。けれども一つ当てられたことが自信につながりました。
まさかここで『万葉集』が見られるとは思わずで、どんな古筆切よりも輝いて見えました。天治本は初めて見たので、目に焼き付けようと思ってじーっと見てきました。

2、高野切(第三種)「貞観御時に」
前のブログでも紹介した高野切です。高野切はまず仮名の手本、その中でも基本中の基本の作品ですが、ここまで大きな(量の多い、という意味です)断簡は私は初めて見ました。高野切第三種は、高校三年生の時に初めて臨書した(そのまま写した)古筆で、私にとっては思い出深いものです。これが生で見られるというのは、まさに眼福の一言に尽きます。筆の動きがなめらかで癖のなく、力強さもある素晴らしい古筆切…これも目に焼き付けようと必死に目を開いていました。

3、三十六人家集 躬恒集・素性集・重之集・興風集 京都 本願寺
本願寺とは西本願寺のことで、これは三十六歌仙の家集です。なによりもこの本の魅力は、筆の美しさもさることながら、一番は紙の美しさです。紙を何枚か継いで、まるで芸術作品のように山の模様を作ったり、雲母(きら)がすいてあるなど、なんといっても紙がきれいなのです。そして通常銀は時間の経過とともに酸化して黒くなってしまうのですが、こちらの紙は、外気に触れる機会が少なかったのか金銀ともに美しくすいてあるのが見えるのです。そして本の装訂(紙のつなぎ方)は粘葉装で、糊付けをして紙を繋げる、現在とは異なる本の作りになっていることも魅力の一つです。私はこれを見た瞬間、あまりの美しさに感動で思わず涙が出ました。それくらい、時を超えて引き継がれる大切な作品なのです。

 

ああ!続いていよいよ佐竹本三十六歌仙絵に行きたい所ですが、ここでタイムアップ!
半月後のブログで、この旅行の続きをお伝えしようと思います。
ブログを書いていて、自分で楽しくなりつい説明じみてしまう…お見苦しい点が多く申し訳ないです、、、次のブログ、楽しみにしていてくださいね。

それでは、おやすみなさい!

「楽しい夜にするからさあ…」

皆さん今晩は。如何お過ごしでしょうか、えぬです。暑すぎた夏が終わり9月になりましたね…。とは言ってもまだまだ暑いのですが、夕方の肌寒い気温に秋の訪れを感じている今日この頃です。

さてさて、8月最終日はライブに参戦すべく友人と仙台へ遠征してきました!滅多に旅行しないので、久々の新幹線にワクワクしっぱなしでした(笑)推しの為なら何でもやるし、意味なんてどうにでもなるし海も山も越えて行く…!と魂を捧げて行って参りました。

一日目はライブに参戦、二日目は仙台の街を観光しました。仙台は空気が綺麗ですね。空の色や雲の色が凄く濃くてキャンバスに描いたような綺麗な青空が広がっていました。雨が心配されたのですが両日とも晴れて、爽やかな空の下ライブも観光も楽しむことが出来ました。お目にかかるのは二度目になるスピッツはロッキンで見た時よりも遥かに進化してて、そんなスピッツにまた惚れました。箱の収容人数が5000と小さめだったので、2階の指定席だったのですが距離が近くてドキドキしっぱなしでした。

今回参戦したライブはスピッツが毎年夏に主催している『ロックのほそ道』というイベントになりまして、色んなバンドやアーティストを呼ぶ所謂「対バン」の形をとっています。しかも今回はなんとイベント10周年でして、豪華なアーティストが出演していました。私が参戦した31日はフラワーカンパニーズ・My Hair Is Bad・秦基博がゲストでした。秦基博さんの生歌を聴けたことは本当にうれしくて、会場いっぱいにあの切ない綺麗な歌声が響いて鳥肌が止まりませんでした。全曲アコギ一本で歌うという所もまた恰好良くて、中学一年生の時に深夜に秦さんがパーソナリティを務めていたラジオでよく流れていて大好きだった『グッバイ・アイザック』を生で聴く事ができて大号泣しました。丁度私の隣の席の方が秦さんファンの方で、色々とお話もしました。スピッツはというと、20代の頃の超高音ソングを御年51で涼しい顔して弾きこなし・歌いこなし・叩きこなしていました。そして相も変わらずのゆるゆるMCトーク。「楽しい夜にするからさあ…」とVo.草野さんが言ってくれましたが、最高に楽しくて飛び跳ねていたらあっという間に終わってしまいました。

次スピッツに会えるのは3か月後の全国ツアーなので、ダイエットだとか就活だとか色々頑張りたいと思いす。その前にはニューアルバムも出るのでとってもとっても楽しみです。生きる活力…!!!下は諸々の写真たちです。

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▲牛レア肉美味しかったです。店内なぜかずっとOasis流れてました。誰かファンなのかな?無題3

▲仙台駅です!本当に空が綺麗でした。この後道に迷います。

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▲ライブ会場のゼビオアリーナ仙台です。暑かった~~!!

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▲開演前に美味しいお酒を頂きました。

 

2日目は主に観光です。「るーぷる仙台」という仙台市内の観光スポットをぐるっと回れる乗車券を購入し、バスに揺られて仙台城跡(青葉城)に行ってかの有名な伊達政宗公の像を見たり、途中でバスを降りて数々の有名人が訪れたというお茶処で一息ついたり、またバスに乗ってみたり・・・とのんびり仙台の豊かな自然を楽しみながら観光しました。残念ながら松島には行けなかったのですが、仙石線に乗ることが出来たので満足です。ちっちゃい電車で可愛くて、ドアの開閉が乗降全て手動なのが面白かったです。

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▲るーぷる仙台のバスです。レトロな感じが可愛いかったです。

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▲政宗公です。カッコよかったです!

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▲仙台といえばずんだ!を使用したあんみつ。ヘルシーで美味でした。

あっという間の2日間で、スピッツに会ったのかさえ少しあやふやな感覚なのですが、仙台がとても良い所だったのでまた観光したり散歩しに訪れたいなと思いました。長くなりましたが今回はこの辺で。この仙台遠征後、2日間インターンだったので、次回はインターンの事なども書きたいと思います!ではでは~。

夏の京都

最近、夏バテ気味でお腹を壊しています。
かき氷とアイス大好きなのに全然食べることができない。残念極まりない。
皆さんはいかがですか?

こんばんは、れいです。
少しずつ涼しくなってきて、秋の空気ももうそこまで来ていると感じます。
こんな時に思い出すのは、

夏と秋と 行きかふ空のかよひ路は かたへすずしき風や吹くらむ

という凡河内躬恒の和歌です。蒸し暑い中にさわやかな秋の風を感じて、ふと上を見ると真っ青な空に、綿菓子みたいな雲が漂っている。昔の人もきっと同じ思いだったのかな、と想像します。

 

先日、私は京都の同志社女子大に国内留学している友人のところに遊びに行ってきました。実は私も、高校生の頃から国内留学には興味があったのですが、教員免許取得を考えるとやはり難しくなってしまい、泣く泣く諦めたのです。その友人も、我らが同じ日文生で、京都でももちろん同じく日本文学を学んでいます。
私は小学生からの自称京都マニア(?)で、好きが高じて京都検定というご当地検定の3級を持っています。ですが、最近は日本全国の寺社を回ってみたい!という気持ちが強くなって、少し疎遠になってしまっていました。なので、今回その友人に約半年ぶりに会うのもとても楽しみだったし、同時に久しぶりに京都に行ける!という喜びもありました。
ただ一つ残念だったこと…。本当は2日目に奈良の飛鳥に行って、万葉の舞台を肌で感じたい!と思っていたのですが、暑さに体が追い付かず断念したことです。飛鳥は奈良の中心から離れているので、京都からは遠い上に休憩できる場所も少なく、歩く距離が尋常ではない…。諦めて、これもまた行きたいと思っていた、興福寺と春日大社に行きました。でもやっぱり飛鳥行きたかった!!!涼しくなったらリベンジです。

とにかく盆地の京都は暑くて灼熱地獄だったので、暑さに弱い私はとってもスローペースで巡りました。そんな旅の中でも、今日はぜひ皆さんに紹介したい!という寺社や私の体験をお話ししようと思います。

 

まずこちら。五山の送り火です。

今回の目的の一つに、五山の送り火を見るということがありました。毎年テレビでは見ているのですが、いつかこの目でという気持ちがあり、叶えることができました。
一番の見物スポットは出町柳の三角州の所らしいのですが、とても混雑するとのことだったので、松ヶ崎で「妙」の字を目の前で見ました。

 

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今回初めて知って驚いたのが、五山の送り火の火は20分ほどしか保たないことです。綺麗で儚く、その短さが日本の夏の終わりを告げているように感じて、見ていて少し名残惜しく、寂しくなりました。私の家では、ちょうど京都に行く前に迎え火をしていたので、送り火を見ながら、心の中でおじいちゃんにまた来年ね、と自然に声をかけていました。
もちろん私のように半ば観光のような形で来る人も多かったのですが、地元の人もたくさんいて、いかに京都の行事や文化が根付いているかを肌で感じることのできる体験でした。

 

続いて紹介したいのは、北野天満宮の御手洗川足つけ燈明神事です(ちょっと難しい名前なのですが、正式名称通りに記しました)。もとは平安京ゆかりの行事で、清めの神事なのだそうです。境内の御手洗川をろうそくを持って歩き、足を清めた後、更に御本殿の中に特別に入れていただきました。
ネットでこの行事の詳細が出てこなかったので、詳しいゆかりが分からずなのですが、夏越の祓のように、身も心も穢れを祓って清めることで、無病息災で健康に過ごせることを願った行事なのだと思います(不確かでごめんなさい)。

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この上の写真の通りなのですが、この行事は「京の七夕」という京都のイベントの一つで、神事の受付も夜の8時までやっているのです!私は少し暗くなってからお参りに行ったのですが、とても幻想的できれいでした。

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また、冷たい御手洗川に足を付けることで今までの汗もすっと消えて、清々しい気持ちになりました。あと半年間(もないですが)気持ちを新たに頑張れそうです。
最後に本殿の周りをぐるっとして、神事は終了なのですが、ちょうど本殿の裏側に来た時、周りに光がなく、星がきれいに見えたのが印象的でした。星というといつも『建礼門院右京大夫集』を思い出すのですが、ここに祀られている道真も右京大夫も空を見上げたのだろうなと考えると、とても感慨深かったです。忘れられない夜でした。

 

最後に紹介したいのは、祇王寺です。祇王寺といえば、言わずもがな『平家物語』の舞台の一つなので、名前は知っているという方も多いかと思います。私も高校生の頃に『平家物語』を読んで、あまりにも人間の愛が移ろいやすく哀しく、ただ打ちのめされた覚えがあります。
その時から祇王寺に行ってみたいと思っていたのですが、奥嵯峨にあり駅からも遠いので、行くのを躊躇っていました。ちなみに今回は暑さに我慢できず、タクシーを使いました。運転手の方がとても気さくで道中とても楽しかったです!友人によれば、祇王寺は人力車でもいけないそうで、嵐山の駅近くと比較できないほど、人がおらずひっそりとしていました。

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境内はこの青々とした苔が有名で、青紅葉が光に透けて淡い光が地面を柔らかに照らしていて、別世界のようでした。自然の音しか耳に届かず、祇王も仏御前もこの自然の中で安らかに眠ってほしいと心から願ってお参りしました。
祇王は出家して尼となり、どんな思いでこの自然を見ていたのだろうかと考え、私とさほど年齢も変わらないのにいろんな経験をして、尼になった彼女の人生を想像すると、胸が締め付けられる思いでした。

また、とっても静かな場所だったので、自分のことを見つめる時間にもなりました。

 

この三日間、二日は友人と一緒に京都奈良を巡って、夜は二人で将来のことや、互いの半期の講義のこと、履修のことを、久しぶりにゆっくり話すことができたのも忘れられない思い出になりました。また、私は実家暮らしで家に帰ればご飯があるのが当たり前だったのですが、一人暮らしの生活を目の当たりにして、友人のことを改めて尊敬し、自分も東京で頑張らなければと強く感じました。

そして京都を久しぶりに訪れてみて、実際に古都の空気を感じてみると、祖納と思いが膨らむ自分がいました。京都は「文学の舞台」と簡単に形容されてしまいますが、それだけではないと今回感じました。たとえ千年前だったとしても、そこで懸命に生きた人々がいて、そういう人々が紡いできた時間によって、初めて文化や行事は重みを持って行われるのだと思うし、文学の中にいた人々、物語の書き手など、一人一人が生きた証が京都にはたくさん残っているからです。「舞台」という言葉を使うのは、あまりにも軽々しい、と思ってしまいます。

前に、「追憶」という映画がありました。その映画自体は見ていないのですが、「追憶」という言葉がなぜかとても印象的で、心の中に残っていました。「追憶」には、過去をしのぶこと、思いをはせること、という意味があるのですが、京都って「追憶」の場だなぁと思うのです。東京にももちろん江戸の歴史があるのですが、京都はずっとずっと古い。約1200年。そして、その歴史や時の積み重ね、文化の系譜が直接肌で感じられる場所です。
これからもこんな素敵な京都の歴史が守られるように、と感じています。

 

夏の北海道

皆さんこんにちは!はるなです。前回はお休みをいただいていたので久しぶりの更新です。
この暑い夏、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は気が付いたらこの3日間、一度も家の中から出ずにぐーたら寝て過ごしてしまいました。え、流石にヤバくない?不健康過ぎない??
ただいま、焦りと後悔に襲われています。さすがに運動をしなくては……。
ま、まぁ先週は活動的だったし、大丈夫……大丈夫なはず。

気を取り直しまして、今回の話題はこちら!!
8月8日から11日にかけて東北海道、知床半島や釧路湿原に行ってきました~!!
これまでに札幌や函館は行ったことがあったのですが、道東は初めてだったのでとても楽しかったです。湿原をカヌーで巡ったり、船に乗ってマッコウクジラを見たり、毛ガニや鮭のザンギを食べたり……etc.関東ではできない経験がたくさんできました。あ、あと鹿や狐が本当に人間の身近に生息しているんだなぁ、と感動しました。そうそう私、いわゆる鹿の子模様ってその名の通り小鹿にしか現れないものだと思っていたのですが、実際は成獣にもその模様はあるらしいですね。ちょっと驚きました。
蟹 船 鮭ザンギ 知床五湖 狐

しかーし、この旅行、唯一残念だったのがお天気!写真でもお分かりになると思いますが、もう、毎日雨か曇り!!晴天の日は一日もなく……。雲海を見られるというツアーでは、最早自分たちが雲の中で何も見えない、湖はどこにあるの!?状態でした~。あと、とても寒い!もはや冬になりかけているのでは?というくらい寒かったです。
しかも天気が荒れていたおかげで船は横揺れが激しく、正直ホエールウォッチングどころではなかったです……。しかも私が参加した回は、何とか遠くの彼方にクジラが1匹だけ見えなくもない……?という結果だったのですが、その後のツアーではクジラを一気に複数頭!!ほぼ目の前で!!見ることができたというはなし。しかもシャチを見られた人もいるとか。う、羨ましい~~~!!!というわけで今回の北海道旅行、天気がいい時に再チャレンジしたいことがたくさんできました。楽しみが増えたと捉えよう!

最後に、網走監獄にも行ったのですが、「ゴールデンカムイ」のポスターに等身大パネル、色紙がありました!!!アシリパちゃん、やっぱかわいい!!第3期はいつなんでしょう?楽しみ~!
網走監獄1 網走監獄2 網走監獄4 網走監獄5

それでは今回はここまで!!はるなでしたー!

ジャムともふもふ

みなさまこんにちは、てるです。

ゴールデンウィークが終わりました。
今日から学校が始まります。

今回の記事は、十連休での出来事を書こうと思います。そのために二つをピックアップ。

その一、軽井沢
その二、名探偵ピカチュウ

この2項目について順に書きます!それでは、れっつらごー!!

[その一、軽井沢]

1年次に授業の一部として行った軽井沢。当時は、自然で溢れてるなあという印象を持ったものの、観光はほとんどできなかったため、「軽井沢は別荘が沢山あって、お洒落な雰囲気に包まれて、優雅さがあって…」という、ふわふわとした印象がありました。

そのイメージが一人歩きしていたのもあって、どこか私の心も優雅になっていったのでした(電車の中のみ)。

一つ目の目的地は白糸の滝。近くまでタクシーで向かい、途中から歩いて行くことに。立て札には「あと2キロ」との表示。余裕だ余裕だ!と思って舐めていたら、これがとてもきつかった…。体感では5キロくらいあったんじゃないか?というレベル。ここって道なのかな…と疑いたくなる場所もあって、初っ端から、用意してきた体力が底をついてしまいました。
ただ、ところどころにある綺麗な川や、好奇心を抱かずにはいられない橋など、乗り切ろうと思える要素もちりばめられていました。

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目的地に着いたときには、この険しい道を歩いてきてよかったなあと思えました。

疲れたからこそ、滝が…っ、何倍も綺麗にっ、輝いて見えるよう…(天にものぼる気持ち、そしてここで私は神になったのだ)。

滝というと、ひとつの場所からひとつの太い(もしくは細い)水の筋が下に向かって落ちる様が一般的ですが、白糸の滝は一味違う。様々な場所から、何筋も滝が流れているのだ…。説明するのが難しいので、実際に撮った写真をのせておきます。

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2日目はお土産を探しがてら、食べ歩き。軽井沢のお土産で有名なジャムは、各店舗で味見ができまして、これだけでおなかがいっぱいになってしまうのではないかと思うくらい種類豊富でした。りんごバターがおすすめです。
甘い系だけでなく、野菜にディップするしょっぱい系もいくつかあったので、甘いものが苦手なひとにも喜ばれるんじゃないかなと思いました。
ジャムがびっしり並ぶ様は圧巻でしたので、ぜひ旅行した際は、立ち寄ってみてください…!

[その二、名探偵ピカチュウ]

子供の頃に、もしくは現在進行形で、ポケモンのゲームをやったことのある人は読者の中にもいらっしゃるのでは。

ゲームでなくても、アニメや漫画という形で触れたことのあるひとも。

ピカチュウの名を知らない方はいないのではないでしょうか!!

そして!!黄色の!!くりくりした目の!!
あのピカチュウが!!な、なんとぉ!?ハリウッドで初の実写化!!ということで、静かに、でも確かに私の心は高ぶっていたのでした。

予告編では、ピカチュウの体毛が新鮮で、他のポケモンもどことなくリアルで、果たしてどうなのだろうかと疑問を持ってはいたのですが、

結果、よかった。

中心人物の(異常なほどの)身体能力の高さ、ピカチュウがごく普通に喋る、などツッコミをせずにはいられない箇所はあれど、リアルでポケモンの世界があるとするならばこんな感じなのかもしれんな、と時々想像を巡らせながら楽しむことのできる映画でした。

ピカチュウの体はつるつるすべすべの感触だと思っていたのが、この映画ではもふもふに描かれていたので、無性に触りたくなりました。
もふもふといえばうさぎカフェにもいきたい。ああ、一瞬で脱線してしまった。

もふもふは正義。
ひとの心を救う。

公開から日が浅いので、まだまだ上映してると思います。お時間があればぜひ。

それでは、今回はこのへんで。

体がゴールデンウィークモードを抜け出せていませんが、授業やらなんやら集中していきましょう。

それでは、また。

長い間お世話になりました!

こんにちは、こんばんは。ゆかぼーです。
そろそろ桜が咲き始める頃。
学校から池袋へお散歩中に撮った写真です。このお寺も見納めかな。

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ついに!なんとか!ホントに!卒業してしまいましたー!パチパチパチパチ👏
さて、旅行の様子を取り敢えずダイジェストで(笑)
箱根です。くろたまごは2つ食べました。1つ食べると3年寿命が延びるそうなので、6年延びたことになります(笑)
ガラスの森ではヴェネチアフェアでした。マントと仮面を貸し出してくれました。謎。

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星の王子様ミュージアムは時間の関係で売店だけ寄りました。これがそこで買った、「象を食べたウワバミ」です。きゃわわ

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日にちは変わりますが富士急ハイランドへ。リサとガスパール可愛い。

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三半規管がバグっていて絶叫大好きなので高飛車とフジヤマに乗りました。楽しかったですが、午後から降雪したため屋外のほとんどのアトラクションがストップ。かなちい。若いうちにリベンジせねば。
あと、今話題の『翔んで埼玉』見ました!詳しいことはネタバレになりますので控えますが、池袋の映画館が悲鳴と笑いで溢れる…といえば察しのいい大きいお友だちには伝わるかもしれません。関東民(特に埼玉県民、千葉県民、東京都民)は楽しめるかと!
そのあとうさぎカフェへ。うさぎさん、人懐こくてめんこい。うさぎにメロメロになる友達も可愛い。

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そんなこんなで学生(人生の夏休み)が終わりを迎えます。なんだか寂しいような達成感のあるような、不思議な気もちです。
ブログはTwitterやInstagramとちがって、フォローしてくれる人ではなく、見ず知らずの人に見てもらえるものです。読者からのレスポンスがないのは少し寂しい気もしますが、誰が見てるか分からないからこそ、自分の好きなこと、考えていることを自由に語ることが出来たのだろうと思います。そして、この活動で身につけた技術が、今度は仕事に大いに役立ちそうな予感がしています。

この活動に参加させていただいて、部長まで任せていただいて、とても名誉なことだったなぁと感じます。
誘ってくださった先生、とても貴重な経験を、本当にありがとうございました。
しっかりしている後輩諸君、君らのことはまったく心配していないから、自由に書きたいことを書きたまえ。
そして卒業生諸君、またどこかで会えたら、昔の話と今の話とこれからの話を聞かせておくれ。
最後にこのブログの読者の皆様へ!拙い記事でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました!

それでは、ゆかぼーでした。

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