従姉妹と私

先日のまなみさんの記事を見て、
「ああ、一般的な日女生にとって目白祭準備期間は長期のお休みなんだったな…」
と思い出しました。
この大学に入ってから私にとっての目白祭期間といえば、低血圧なのに早起きをしまず練習、昼になれば学食を食べ、午後になったら先輩方の厳しいご指導のもとさらに練習を繰り返し、練習が終わり帰宅するのは日がとっぷり暮れてから…そんな張りのありすぎる期間だというのに…。
今年は四年生なので舞台は無し。こまごました手伝いと、当日の受付のみ。
舞台を出すのはいつになっても本当に緊張しますからね…後輩には頑張ってもらいたいところ。
しかし懐かしい…一年の時は「目白祭期間暇だし旅行に行ってくる!」「博物館行ってくる!」「全力で遊んでくる!」という友人たちを羨ましく思っていました…。
二三年の時は準備やら委員会との兼ね合いやらで忙殺されてそれどころじゃなかったけれども…懐かしすぎる…。
そして、こっそり宣伝。
観世流能楽研究会の目白祭自演会は、豪華他大学賛助の方々をお迎えし、目白祭2日目24日(日)成瀬記念講堂で15時から行います。
目白祭において女子大らしく華やかな雰囲気を楽しむのもよろしいと思いますが、能楽のピンと張りつめた空気を味わうのもなかなかできない体験かと思いますので、お時間あるかたは是非足を運んでみてくださいね~。
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先日、同い年であり同じ大学4年生の従姉妹から急に電話がかかってきました。
何かと思えば、「卒論の考えがまとまらない、手伝ってくれ」とのこと。
彼女は私とまったく違う学部学科に所属しています。
そのため、卒論の相談と言われても研究対象がまったく違う。
彼女の話を聞いていて、対象が違うとこうまで考察の仕方が違うのかととても驚きました。
テーマへのアプローチ法が全然違う…。
「ああじゃないか」「いやこうじゃないか」「そうかも」「いやでも…」と進んだり戻ったり脱線したりしながら話し合い、結局午前一時頃まで電話をしてしまいました。
彼女の取り扱うテーマ自体は身近なものなので理解できるのですが、分野が違うことを一生懸命考えすぎて終わった頃には頭がくらくら…。
でも、自分の中で抱えている問題を、たとえそれを良く知らない人相手でも話すだけで随分楽になったり、考えがまとまったりするんですよね。
こっちもその話を聞いて、「ああそんな考え方があるのか」「なるほど、分野は違うけどこっちでもそういう方法を取り入れてアプローチしてみたら面白いかもしれない」と思ったり。結構な刺激になりました。
教育実習を経験して感じたことでもあるのですが、人に話したり説明することや、その話を聞くことって、物事を深く理解する上ではとても重要だったりするんです。
話の合間合間、「早く終わらせて卒業旅行の計画を立てよう!」「終わったら力いっぱい遊ぼう!」とお互いを励ましあいました。
今、この日本に同じ思いを抱えている大学四年生がどれほどいることか…。(笑)
まあ、「できるのかな…」「終わるのかな…」と言っている場合ではなく、「やるしかない」「終わらせるしかない」んですけれども。
今度は従姉妹に私の卒論に協力してもらおうと思っています。(笑)
○わか○