能!ワークショップ

どうもオイラです。れいですよ。
毎日暑いですね。元気に過ごしてますか。
さてさて。
皆さんは「能」をご覧になったことはありますか?
ふむふむ。
中高時代に課外活動で見ました、という方もいるみたいですね。
では質問をかえましょう。
①現役の能楽師の方からお話を伺い
②実際に能の面や装束をつけさせていただいたり
③扇をもって足の運びや姿勢を体験・指導していただいたり
なんて経験がある方はいらっしゃいますか?
…そうですよね。ほとんどいないと思います。
だってそういう場がないですもんね。
その上、能楽師の方は本当にお忙しい。
ふふふ。
とっておきのお得情報を教えましょう。
日文の、中世・能のI先生の授業では、そういう貴重な体験ができるんですよ。
「舞台芸術の歴史Ⅰ(東洋)」という授業内で
6月29日に成瀬記念講堂にて
シテ方・観世流能楽師として第一線で活躍してらっしゃる
鵜澤光(うざわひかる)先生によるワークショップが行われました。
内容はそりゃあもう盛りだくさん、素晴らしく充実、大大大満足です。
ちょっとだけ書くと…
前半は鵜澤先生ご自身のお話とともに、「能の表現」について。
そして超貴重、「能をつくっていく過程」について。
ここは本当に表現者しか知らないところ。感激!
後半は体験!!
・先生笑顔が素敵
・そしてお姿、やはり美しい。凛々しい。
・鵜澤先生はお母様もおじい様も能楽師。うおお。
・始めたのは2歳!!
・幼少期のお話(「祖父は私に甘々で(笑)」)
・そこからの思春期
・能と「つかずはなれず」
・まさしく大学時代のお話
・「やっぱり能、この世界が好き。」
・能に熱い仲間との出会い
・「勉強…というか能以外なんにもしてない(笑)」←それが凄いですよね
・そして現在まで
・内弟子
・「能に関する全てのことをやります」←裁縫道具まで!!幅広い能力。
・「常に能のことを考えている」←まさにプロフェッショナル。
・鵜澤先生の「能」の表現
・能ってお約束がありますよね。型ね。
・でも型だけじゃない。「型」だから「こう動く」のではないんですよ。
・「後ろにある役者の心がこうだから、その結果としてこういうカタチがでる」
・心がありき。だから役によって動きが変わる。
「過程」については全部は…内緒\(゜ロ\)(/ロ゜)/だよ(笑)←ごめんね
ただ、本当に忙しいことは確か!!
「長く続けること」が大切。そして「常に攻めの姿勢で」←かっこいい…!
そしてそして後半は体験!!
・面をつけた生徒A「…見えるとこ狭い!」←むしろ見えないよね
・装束を着た生徒B「暑い…重い!!綺麗!着心地はゴワゴワ?」←これ着て演じるとか…体力!!
・「カマエ」(姿勢、立ち方)とすり足!!
~ここらへんから鵜澤先生熱血指導スタート~
・「人の稽古は自分の稽古!!2回目組、3回目組、わかってるよね(^u^)にこっ」←ははは、はいっ!!
以下、ステージ上の様子報告
・腰!チョイ前!←もう苦しそう
・足!!!!!←みんな!足が棒の様だ!!
・腕!肘からしただけ戻す!!←先生!腕が不自然な方向に曲がってます!!
・はい体重移動。足を限界まで出して、無理になったら次の足。←先生!ロボット軍団がステージに現れました!
~鵜澤先生による劇的!びふぉーあふたー!~
・おおお。みんなかっこよくなって!!
・おおおお。
・ちょっとそれっぽいぞ!!
・やったね!
・みんな汗が!がんばったね!
・鵜澤先生、さわやかに汗だく←ありがとうございました!おすっ!
・運動部的に「あーっしたああっ!!」
鵜澤先生はとっても素敵な先生でした。本当に貴重なお話、ありがとうございました!!
わーぱちぱち。
…(゜u゜)
…ちなみに鵜澤先生は女性なのです。
こうやって特別書くことでもないかもしれませんが、
能世界は男性が圧倒的に多数です。
きっと、人一倍大変なこともおありでしょう。
でも「能が好き」と仰る鵜澤先生は本当に素晴らしい方でした。
これからもますますのご活躍をお祈りいたします!!
お忙しい中、本当にありがとうございました!
*れい*