こんばんは(*^_^*)
あいです♪
最近は、やっぱり12月だけあって、めっきり寒くなりましたね!
でも電車の中が暑くて、ほんと嫌です・・・(>_<)
そういえば、ブログ部員も新しい子が入って来て、早く会ってみたいなあ~と楽しみです☆
さて、今日は卒論のための予備ゼミについて書きたいと思います。
日本文学科では、3年次に『日本語日本文学予備演習』という授業があり、4年生の先輩と一緒に授業を受けて発表を聞きつつ、自分も卒論に向けてテーマを決めて、準備をしていく、という感じになっています。
私は、自主ゼミもずっと中古でやってきたので、もちろん予備ゼミも中古文学のゼミに入っています!!
ちなみに中古文学はどんな作品を扱っているか、と言うと、『源氏物語』、『伊勢物語』、『古今和歌集』、『枕草子』、『更級日記』、『蜻蛉日記』、『大和物語』・・・などなど。
また、それらに関連するものやその時代に関連したこと(行事、習慣など)を中古文学作品から読みとっていく、という場合もあります。
で、私は『伊勢物語』「二十三段筒井筒」のところをテーマに、古注釈と現代注釈の両方を考察して、研究していこうと思っており、ただいま奮闘中です\(^o^)/
「筒井筒」の段は古文の教科書でもほぼ間違いなく出てくるので、みなさんもご存じかと思います。
ですが、そのストーリーはあくまでも現代注釈書によって決められたもので、昔は、今とは違う解釈のされ方をしているんです!!しかも、「在原業平」とされる「むかし男」の行動も、捉え方によっては、素敵な男性とも、ただの女好きな嫌な奴とも、取れるんですよ!!
たださらっと読むだけでは味わいきれない魅力がたくさんあるので、『伊勢物語』、本当に面白いと思います。古文に抵抗がある人でも、ビギナーズクラシックでわかりやすいのも出ているので、ぜひおススメです(*^_^*)
恋愛の考え方として、現代と共通するところもたくさんありますが、そんな考え方するんだー!というところもあり、中々興味深いです!
23段で言えば、男の浮気を知った女の態度があまりにも平然としていることに、男は女の浮気を疑って、出ていくふりをして盗み見る、という場面がありますが、
この女の浮気を疑う男の心理は、現代にも共通しているかもしれないですよね!?
先日の授業の際に、この予備ゼミの演習発表が私の番だったので、初めて卒論に向けた発表のレジュメを作りました。
夏休みに大きなレポートを書いたとはいえども、構成や今後の課題などなど、考える事はほんっっっっっとにたくさんあって、『卒業論文』というものの重みを実感致しました…(T_T)
ただその分、書き終えた時の達成感はすごいだろうなあと考えると、頑張ろうっ!とやる気がみなぎります(`・ω・´)
とは言って、やる気はみなぎりますが、4年生の先輩方は、卒論の提出がもうすぐなので、今頑張っていらっしゃると思われますが、私も来年先輩方のように頑張って書けるか不安でなりません。(就活もあるのに!!!)
個人的には、1・2年生の方には、早いうちから色んな時代・作品に出会って、触れてみて、なるべく早めに「これだ!!」と思える作品やポイント、興味の対象を絞っていった方がいいような気もします。
ただ、約1年間以上研究することになるので、本当に没頭できるものをじっくり考えるのも大切に思います。
なんだか言ってることが紆余曲折してしまって、ごめんなさいm(__)m
これ、書きながらも私自身が色々考えてるんです、そうなんです、色々考え中なんです(*_*;
とりあえず、就活もがんばりつつ、卒論にも情熱を存分に注いでいけたらと思います!!
では、みなさん風邪には本当にお気をつけて下さいね(>_<)
そして、受験生のみなさん!!受験もあともう少しで終わりです。あともうひと踏ん張りなので、このペースで突き進んでいってください。今の時期、辛いですよね。でも大丈夫!!!
蔭ながら、心より応援しています☆
*あい*