名残を惜しむ。

先日、初めて合羽橋道具街へ行き、通りを端から端まで歩いた私はその帰路、「将来お好み屋さんを開くことになったら、ここで道具を揃えよう。」と、半ば本気で決意したのでした。
おはようございます。まゆです。
お好み焼きを焼くのが得意なのかと聞かれればそんなことは全くないのですが、お好み焼き屋さんを開くのに必要であろう道具は全て揃っていたのですよ、合羽橋道具街。
もちろんお好み焼き屋さんに限らず、ラーメン店、クレープ屋さん、おでん屋さん、喫茶店…etc.飲食店ならどんなジャンルでもここで道具揃えられるんじゃないか、というぐらいにありとあらゆる物が揃ってました、合羽橋道具街。
おかげで味噌こし器だけ買ってすぐ帰るつもりが3時間ぐらい徘徊してしまいました、恐るべし、合羽橋道具街。
何故味噌こし器かと聞かれれば、私この4月に社会人になるに当たり実家をでるため、新生活の相棒となる調理器具やら何やらを調達している最中なのです。
もちろん味噌こし器の他にも食器を揃えたり、少しでも家電を安く購入すべく電気屋さんをハシゴしたり、家具屋さんで「これ置いたら部屋半分埋まっちゃうわ。」というサイズのソファーに買えもしないくせにふんぞり返って座ってみたり(お店に迷惑ですね)…。
こうして徐々に徐々に新生活に近づいているのと同時に、学生生活との別れも近づいています。
「何事もその最中には色々なことを考えて感じて試行錯誤していたはずなのに、いざ振り返ってみるとあっという間に感じてしまう」という感覚は特に大学生活で強く感じるように思います。
その時間のなかで1つでも2つでも「やらなくちゃいけないからやる。」のではなく、自分が「やりたいからやろう。」と思えるものに出会えて、打ち込めたことは幸せなことだと思うし、自分にとって財産であるけど…。
だからこそ余計に「名残惜しい」のですかね…。
そして学生じゃなくなるということは、学割ももう使えないんですよね。
電車も映画も博物館も演劇も遊園地も…。
「学生のうちに良いものに沢山触れておきなさい」というメッセージが詰まっている(と私が勝手に思っている)素晴らしい制度だと思います、学割。
私も卒業までの残りわずかな時間に有効活用したいと思います、学割。
さて。
私もブログ部4年生の例にもれず、今回の記事が最後となります。
過去の記事を見返してみると、ほぼ毎回のように「あれ食べたい」「これ食べたい」だのと書いてあり、食い意地とズボラさに塗れた記事ばかりで本当にお恥ずかしい限りで…。
ですが。
そんな赤っ恥記事を読んで、「あぁ、大学生ってそんなに肩肘張らなくてもやっていけるのね。」「なんだ。緊張して損した。」などと思ってくださった方が一人でもいてくださったら、私はとても嬉しいと思っています。
今後は一読者として、このブログの更なる発展と、読者の皆様の素敵なキャンパスライフをお祈りしております。
最後の最後まで「ビシッ!!」と決まらない記事でしたが…本当に本当にありがとうございました。
*まゆ*