こんばんは。
みずの です。
最近は暑くなったり、存外肌寒かったりと、服装に悩まされますね。
目白の方では、今日は肌寒いと感じました。しかし、電車の空調がバッチリ効いていて、朝の私は寒さに震えておりました。ガタガタ。
今日のような日に冷房ガンガンはおやめ下さい…。凍えてしまいます。生ものですが、冷蔵は遠慮したいです。
また、私の周りに現在体調を崩されていらっしゃる方が何人かおります。梅雨に入りかけかな?という今の時期、体調を崩しやすいので、みなさんもどうかお気をつけ下さい。
さて、私は本日、演習の発表がありました。何だか演習のある日はその講義までずっと落ち着かなかったです。
いつか、私は慣れてくれるのでしょうか…。
そして私は今年度、文学演習と語学演習の二つの演習をとっているのですが…。
見事に6月中に発表が集中しました(笑)
スケジュール表を見ると6月中に演習発表が3回はありますあれれ…。
あ!でも今日で1回終わったので、後2回だけですね!ポジティブに考えましょう…!はい。きっと私以上に発表が重なってしまった方もいるかもしれません。
…勝手に仲間意識を持ってすみません。
頑張りましょうっ!
ところで、今回の演習発表にむけて、図書館で調べものをしていた時に面白い本に出会いました!通り抜けた通路の棚をなんとなしに眺めて、目に留まった『江戸大道芸辞典』(宮尾與男氏 編)!
そろそろと私の理性と関係なく手が伸びていき(演習の調べものは…?)、ぱらぱらとめくってみると、絵がついていて、何だか楽しい。そして目に飛び込んできました「すたすた坊主」…。何が衝撃だったかと言うとその名称もそうだったのですが、ついていた絵が、腰みののおじさんが愉快に歩いてる図…。とりあえず説明を読みましょう…。
「すたすた坊主」
→代願するといって、素裸に近い姿で歩いた。すはだかが略されて「すた」となった。
…。思ったことをそのままお伝えしてもよろしいでしょうか…。
「なぜ…脱いだのですか…?」
自然体?自然体が大事なのですか…?
他にもページをめくっていると…「デロレン左衛門」。
何でしょう…デロレン…すごく気になります。
「デロレン左衛門」
→法螺貝を吹く真似をする者。また、その芸。
エア法螺貝…!?
→壇の上に二人が並び、一人が法螺貝に口をあてて、自分の声で「デロレン、デロレン」という。もう一人はガチャガチャと錫杖を振り、調子をとってうたう。
あ。法螺貝は手元にあるんですね…。しかし、口に当てるところまできているのに何故、吹かないのですか?
さらに
→短い歌をうたったかとおもうと、すぐに「デロレン、デロレン」という。
これは山伏が法螺貝を吹きながら語る「祭文語り」を真似たもので、歌をうたうというよりも「デロレン、デロレン」というほうが多かった。
うたわない(笑)
こんな面白いものがあったなんて…!
図書館で一人ニヤニヤ(あやしい)。
その他、興味を引く名称の大道芸(?)の数々…。
魅惑の一冊でした。気づけば時間は過ぎ、そろそろ調べものをしないといけないという現実に帰ってくるのにしばらくかかりました。
禁帯出の本だったので借りることはできなかったのですが、また時間がある時に続きをよみたいと思います。
また、この本に書かれていたある言葉が印象に残りました。
⇒まったく演じる要素をもたないでただ「あるく」ものが、手に鉦、太鼓などをもち、歌でも歌うと十分に「えんじる」要素をもった大道芸となった。「えんじる」姿を見ること、音を聞くことは知る喜びとなり、「えんじる」ものの創造へとむすびつくと、新しい大道芸がたくさん生まれたのである。
つっこみどころが多いように思われた大道芸ですが、芸人たちの技術は当時の人々の心に、確かに響いていたようです。
それでは、このあたりで失礼いたします。
みずの