ノーィテスレセ

 レイナルド・アレナスにはまっています。
 アレナスは『夜明け前のセレスティーノ』で弱冠二十歳にしてデビューし、その後『めくるめく世界』『白いスカンクどもの館』などを著したキューバの作家で、反スターリン・反カストロでした(たぶん)(よくわからないしあんまりわかりたくはない)。思想犯として収監されたのちにアメリカへ亡命し、エイズの合併症に罹患したことを嘆いて服薬自殺しました。
 遺作となった自伝『夜になるまえに』はハビエル・バルデム主演で映画化されていますが、本書において外すことのできないテーマである噎せ返るような同性エロティシズムが、仕方がないことだとは思いますが(あれ全部映してたらゲイ向けブルーフィルムになりおる)、ずいぶん減っているのでやはり本で読んだほうが良いように思われます。
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 あとジョジョの奇妙な冒険(四部)を読んだ! 面白い面白いって言われてたけど本当に面白かった!
 もし手塚治虫にこれを読ませることができたなら荒木飛呂彦にものすごい皮肉言いそうだなって思いました(手塚さまは面白い漫画家に嫉妬しまくるし対抗意識燃やしまくっていたということで有名)

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