こんばんは。かつーんです。
皆さんはゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。
私は昨日、祖父母の家に家族みんなで集まりました。
そこで、昔叔母夫婦がアメリカに駐在していた時に出掛けた、旅先の写真を見せてもらいました。iPadでです。
やはり写真があると、写真なしで話を聞くよりも情景がしっかり目に浮かぶので良いですね。
全く、良い時代になったものだとつくづく思います。
さて、今回は最近見た映画について取り上げたいと思います。
先週から今日までに、3本洋画を見ました。
ジェーン・オースティンの「プライドと偏見」、「Emma エマ」、シャーロット・ブロンテの「ジェイン・エア」です。
(因みに「プライドと偏見」は2005年、「Emma エマ」と「ジェイン・エア」は1996年制作のものです)
これらの作品は「女性と芸術」という教養の授業で扱うものです。
映画について述べる前に、この授業について。
今年の「女性と芸術」は、19・20世紀のイギリス文学をジェンダーの視点から解釈する授業です。
授業の後半には、かの有名な『ハリー・ポッター』を3週に渡って扱うので、今から楽しみです。
レポート課題と試験でどの作品を選ぶのか参考にするべく、幾つか映画を見てみました。
(読む前に映像を見てしまうのは、あまり褒められた方法ではありませんが[:汗:])
時代は異なるものの、舞台はいずれもイギリスで、自然が綺麗だなぁと思いながら見ていました。
その一方で、学校や屋敷を見て「作中の学校や屋敷はこんな感じなのかなぁ」と考えました。
いずれの作品も未読ですが、恐らく読んだ時ちゃんとした情景を思い浮かべることは出来ないだろうと思います。
何故なら、私は当時のイギリスの情景を緻密に知らないからです。
ある程度であれば、今でも残っている屋敷や遺跡から「こんな感じだったのではないか」と推測することは出来ますが、それにも限界があります。
こういう時映像があると、登場人物の動きや舞台が視覚的にはっきりするので、作品を深く理解するのにとても助かります。
また、作品の内容も短時間である程度分かる為、作品選びの良い参考になりました。
同じジェーン・オースティンの作品でも、「Emma エマ」は殆ど感情移入出来なかったのに対し、「プライドと偏見」は主人公のエリザベスに随分共感出来ました。
周りの意見に流されず、当時の結婚観を疑問視する姿勢に好感が持てました。
時代が時代である以上、どうしても結婚に行きつくのがひどく残念でしたが……。
現代であれば、バリバリのキャリアウーマンの如く生きていきそうな女性は、素敵だと思います。
映画を見て、本を読んだらまた考えが変わるかもしれないと楽しみになりました。
幸い、昼頃にようやく『高慢と偏見』が届いたので、早速読もうと思います。
余談ですが、ジェーン・オースティンの作品はよく映画化・映像化されています。
今回見た「プライドと偏見」もとい『高慢と偏見』は、2005年の時点で6回も映画化されている作品です。
ドラマ化もされており、イギリスのBBC制作のテレビドラマ「高慢と偏見」(1995年)は高く評価されているようです。
先生曰く、「映画より原作に忠実ではないものの、とあるシーンでは俳優の色気たっぷりの仕草のあまり、卒倒者が続出したくらいヒットした面白い作品」とのこと。
「ゴールデンウィークだし是非見てみたい」と思い、近所の大手レンタルビデオ店に赴きましたが、そのお店では扱っていませんでした……。(´;ω;`)
いつか見てみたいと思いますが、果たしていつになることやら……。