さてさて皆さんこんばんは。 あゆみ でございます。先日プチギックリ腰になりまして、現在は半快……半壊?
今回は《 本 》についていざ語らん。実を言いますと、原点回帰をして真面目なネタを記述するのも中々遣り甲斐がありそう。。。否、キャラじゃない。こっち関係の話題はかつーん嬢に一任、うん。私はどんな時でも笑いに走るキャラであり続けるべき(以下略)……という逡巡を経ての、話題決定であります。書けるかなー、うーん。
早速ですが、我が家の本棚が決壊しそうです。なのに本・書籍への興味及び探究心は尽きない---人の煩悩は毎年鐘ついて落としてるはずなんですけど、アレ私なんか、多いかしらん? 特に文庫本とか、写真集・画集がバカスカ増えていく。しかも積み方を間違えると……な・だ・れっ!! で、片付けられん。
こんなことを書いていると、本棚の整頓をすべきなんですが。前述の通り、面白かった本の勢揃いー、さあお立ち会いお立ち会い。
①赤城 毅 『書物狩人』
②夢枕 漠 『闇狩り師』
③P.D.ジェイムズ 『高慢と偏見、そして殺人』
①ある陰謀解決の糸口になる時刻表やら、禁じられた生物兵器の作り方を懇切丁寧に記したマニュアルなど、紙の束=本であるならばなんでも、合法非合法、どんな手段を使ってでも“狩ってくる”裏稼業のプロフェッショナルさんたちの話です。こういうと大分アクションアクションしているように感じますかね。実際は、稀覯本ネタや書籍あるあるネタをこれでもか、と詰め込んだオモチロイご本です。また主人公が大変スマートな紳士で読んでいてほれぼれ。読んで賢くなったと素直に思える本だ、と断言。
②現代の陰陽師=祟られ屋として生きる九十九 乱蔵(つくもらんぞう)の暗躍を描くアクションもの。夢枕作品らしく、エロもグロも満載。そして主人公が笑えるレベルで強い。←頑張ればロボット兵を同時に10機ほど相手にしても勝てるかもしれない。詳らかなあらすじは書き始めると、どんすかネタばれに走るので割愛。
③かの有名な名作『高慢と偏見』をベースに、超有名な女流ミステリ作家(『女には向かない職業』とか、ご存じ?)が二次創作したもの。やっぱりラブラブなダーシー夫妻の日常に飛び込んでくる殺人事件と、なぜかそれに思いっきり巻き込まれてるウィッカム氏(笑)。最終的には大団円のハッピーエンド。ミステリの筋や伏線を追うのは勿論のこと、キャラ読みをするのも充分に可能なほど、構造や描写がJ・オースティン流。一瞬正真正銘の続編を読んでいるような錯覚を覚えます。それほどにレベルが高い。二次創作、恐るべし。
と、ここ2週間ほどの内に読了したなかで、ビビッときたものを3本紹介致しました。あと2時間くらい思索すればもうちょいバラエティーに富んだネタを引っ張り出せたんですけど、そもそも読書量が幾分下がっておりまして、これにて涙をのむ。んー、友人から本の紹介を頼まれる機会は多いので慣れているはずなんですけれど、いざ文字に起こしてみると結構難しい。いい勉強になりました。
本日はなんとまあ盛り上がりもオチもない、まさにだらだらモードでお送りしましたが、いかがだったでしょーかー。ごく稀にクールダウンを兼ねて、にゃぴにゃぴしていないネタをアップするつもりです、ごく稀に。今日の分をご覧になった皆さんは幸運ですね。あ、嬉しくはないか。と、流石の私でもオチを上手くつけられそうにないので、これにて指を置くことにいたします。では、またの機会に。
お相手は あゆみ でした。