以前レイナルド・アレナスの話をこちらのブログに書いたと思うのですが、その後ちまちまと買い集めることによって
『めくるめく世界』
『夜明け前のセレスティーノ』
『夜になるまえに』
『ハバナへの旅』
を手元に集めることができました。しかし日本語訳されている作品が根本的に少ないという事実に変わりはありません。せめて『夜明け前のセレスティーノ』を含んだ五部作のほか作品、とくに『ふたたび、海』は翻訳してほしいものです。なおユリイカの平成十三年九月号におけるレイナルド・アレナス特集では、書籍化されてないアレナスの作品と詩がいくつか載っているのでとてもおすすめです。