はい、さえこです。
皆さん、テストが迫っていますね。もう既に始まっている方もいるでしょう。私も明日3つテストがあります。最初からクライマックスです。テスト期間=戦国時代だと個人的には思っています(笑)
さて、今日は本を紹介します。
川村元気『世界から猫が消えたなら』(マガジンハウス)
30歳の郵便配達員が主人公です。彼は医者から余命宣告されてしまいます。…と、ここまでは人を泣かそうとしてくるありきたりなシチュエーションだと思いますね(笑)しかし、彼はこの後、自分そっくりの悪魔に出会います。冷静な自分とは対照的に、やたらテンションが高い悪魔。悪魔は取引を提案します。
「この世界からひとつだけ何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができるんです」
主人公は取引に応じます。1日にひとつずつ、日常にあるものを消していきます。そうして生きながらえるうちに、彼には大切なものに気づいてゆく…という物語です。
ありきたりなとか言いましたが、やっぱり泣ける本には違いないです(笑)
是非読んでみて下さい!大切なものは、自分が思っているよりも、もっと近くにあるものだと私は思いました。
さえこでした☆