あえて、無題。

 えっへん。皆さまこんばんは。いつでもニコニコ  あゆみ でございましゅ。
ここ2~3回の更新で、タイトル入力を失念しておりまして………(^_^;)。もういっそのこと「入れない」クオリティーを追究してもいいんじゃあないか、と。
 さて、本日はお能を鑑賞して参りました。「葛城」→「狂言:杭か人か」→「望月」という演目です。どれがどのような内容なのかは、ここで詳しく言及することはちょっとご容赦願います。何行を費やすのか検討がつきませぬので(ガクッ)。……コホンコホン、それでは、気を取り直して感想をば。
 「葛城」 美しかった、です。自分は醜いと堅く思い込んでいる女神さまが最後に、榊と扇を手に舞うシーンが特に。元々、装飾品:天冠(でしたっけ)を愛でていたのですが、今までで一番、その姿を美しいと思いました。目に焼き付いて離れません。……白状致しますと、他の部分の記憶が非常に曖昧です、ハイ。舞い始めて、ボカーンと目が醒めたんですよーコレが。女神さまに叩き起こされたのかしらん。
 「杭か人か」 言うに事欠いて、太郎冠者は基本的にアホっこちゃんなんですね、役柄上。しかし、今回の太郎冠者くんは一枚上手。知恵があります。舞台の性質上彼の思考回路は台詞でダダ漏れ(笑)。それでも、なんとまあ猿知恵の働くことか。でも最後のしっぺ返しは、当然の報いだね、うん。彼が痛めつけられている最中、くたばれー、と一瞬だけ思ったのは、多分私だけでしょうが。
 「望月」 忠義と仇討ちのおはなし、あんまり得意ではなかったんです。でも、これは別格。父の敵を討ちたいチビ助と、それに協力する母と元・家臣。なんとまぁ胸に迫る構図でございましょ。普通でいくとお約束の展開と、お涙ちょーだいの結末なんでしょうが、本作品は……なんとも言えなかったです。ただ、息子の思い通りにさせてあげたいと願う母の、強いことよ……。幾世紀も前の話であるとは言え、色々と考えが頭を巡る話でありました。
 いつになく真っ面目ー。道理で、本人も調子が狂っております。
 ここで近況の報告でも、景気よく致しましょうかね。
早速、昨日は、成人式用の髪飾り(金銀細工の髪飾り×バチ型の簪)を入手してきたり、便乗してがま口コレクションを増殖させたり、shu uemuraに顔をだしたり。前撮りを11月初旬に控えているため、準備も万全に致します。なんだかまぁ、『研究ノート』なる、自主ゼミ・国文学会にとっての大福帳?閻魔帳?とも言われるレポートの〆切りにあっぷあっぷしている人間とは思えないですね。完全に、脳みそを甘やかしていました、です。
ちょ、イヤー、デコピンはやーめー、ああぁぁぁぁぁぁ
本日も一人で大冒険(in 新宿ルミネエスト)していたので、もう既におねむです。ゆえに、このあたりで指を置きます。あ、ホントに置きますからねー、異論は認めませんよー。
お相手は あゆみ でした。

意見は引き出しにくい

こんにちは。かつーんです。
もう10月なのに暑い日が多いですね。[:汗:]
先日、衣替えを手伝って半袖は殆どしまったのですが、あまりの暑さに昨日1枚引っ張り出して着ていました。
こうも寒暖差が激しいと、体調を崩している方もいるのではないでしょうか。
皆様、体調管理には十分お気を付け下さいませ。m(__)m
それにしても、秋はいずこぞ……。
さて、今回は国語科教育法Ⅰについて取り上げたいと思います。
日文の教職課程の中に、国語科教育法Ⅰという授業があります。
後期から始まったこの授業は、毎週交代で全員が20分ほど模擬授業をします。
最初の模擬授業は、私ともう一人が行いました。
授業内容も教材も対象学年も自由に設定出来る為、私は中学3年生を対象に、吉野弘の詩を用いて、詩を読み味わう授業を行いました。
指導案や板書案を何度か見直したり、直前まで進行予定の確認をしたりと、しっかり準備をしたつもりでいましたが……。
やっぱり難しかったです!(;´Д`)
予定通りにいくことはまずないと覚悟していたものの、その覚悟では全然足りなかったと思うほど大変でした。
授業中に「あー、こうすれば良かった」と思うのが何度あったことか。
着地点は定まっていたものの、そこまで辿り着かせることがひどく長く感じられました。
以前誰かが「授業は生物のようである」と言っていましたが、正にそうだと思います。
終わった後に生徒役の方々から講評を聞いたのですが、挙手した人数の多さに有難く思いつつも、少しだけ泣きたくなりました。(苦笑)
今回の模擬授業では、「意見を引き出すことの難しさ」を最も痛感したように思います。
答えてほしいキーワードを引き出す為に、大勢の人に質問を振ったり、問い方を変えて投げ掛けたりと様々な手を尽くしたつもりですが、やはりなかなか上手くいきませんでした。
何故そのように解釈するのか考えてもらい、それを言葉で説明させることは、本当に大変だと思います。
講義形式で必要な知識や要点を教える授業も重要で大変だと思いますが、考えさせる授業も大切だと私は考えます。
この難しさを体感出来ただけでも、やりがいがあったと思います。
今年は教職志望者が多く、1クラス相当の人数がいるので、本当の授業のような空気の中で模擬授業を行えて良かったです。
ただ少し残念なのは、もうこの授業内で模擬授業をする機会が無いことです。
要の部分に殆ど触れられなかったので、是非ともリベンジしたかった……。