無題 第4弾 ~ロードー(?)シテキマシタ~

 こんばんは。ギリッギリで滑り込みながら、これもまた確信犯の あゆみ です。いやはや、今日はホントに駄目かと思いましたお。だってほら、見て下しゃんせ………

更新時刻 23:57 

ぎゃぼん。というかあぎゃー!!! といったところかしらん。冷や汗×鳥肌の出血大サービス。
……止血ののち、気を取り直して。
国語国文学会 秋季大会 を本日開催致しました☆
 私自身、今年から学会委員を拝命しております(プロフィールに記載済み)。微力の「び」の字も働けていませんが、それでも今までの活動の集大成ですから、とても感慨深いものがありました。ということで、今日は秋季大会のご報告&真面目に巫山戯た感想をお送りする次第であります。
 さて、午後イチのご講演は皆さんお馴染み Y先生(固有名詞の記載に躊躇……)がお送りする
「石川淳 『処女懐胎』を読む ―奇跡の政治性」
です。
 石川淳とは誰ぞ? というもやもや感満載で拝聴したワタクシ。まず、『処女懐胎』がどのような作品で、それを執筆したのがどのような男性なのか、というところから説明を受けました。ないと「分からんちー」状態だったので、ご説明がとてもありがたかったです。
 あまりに詳らかな感想を申し上げますと、先生が後日ご発表なさる論文の「大いなるネタバレww」ですゆえ、15㎝程度の掘り下げで。
 作中のヒロイン:貞子ちゃん(TEIKOだよ☆)が突然妊娠したものが、出来たてほやほやの「日本国憲法」なんじゃないか。この推測は一般論のようで、先生による説明で納得……でも、なんで? 「日本国憲法」をあえて擬人化・具現化(?)するなんて昨今大流行りの、ちょっと大きいコミックじゃああるまいし。。。と思う あゆみ。
 で、先生の発言曰く、作品そのものが「日本国憲法」誕生に影響を受けている、と。賛否色々な意見が飛び交うなか制定・公布された憲法を、これから我々がどう扱っていくか、という葛藤というか意気込みというか……というネタを仕込んでいるようです。
 続いて、『ダ・ヴィンチ』編集長:関口靖彦氏による
「本を見つける/伝える」
というご講演です。これはですねー本当に楽しみだったのですよ。中学生の頃から愛読する雑誌の編集長ですもの。いつでも浮かれている私が、更に浮かれていることに気づいた方もいたかもね、うん。言うならば、TVの中の人に会えたっていう感じ。これは、ご講演を聴く以前に、すんごい貴重な経験です。
 基本の軸で、『ダ・ヴィンチ』という摩訶不思議な雑誌の存在意義と、それに命を吹き込む人々について語って下さいました。聴けば聴くほど、『ダ・ヴィンチ』という雑誌の守備範囲の広さ、というか寛容さ? に改めて思いを巡らせるばかり。これを取り上げよう、この人を起用しよう、この本イイよね、みたいな「キモチ」が積み重ねられて、《本=『ダ・ヴィンチ』》という発信源になる。一人ひとりの方に、愛着と熱意がなければ成り立たないことだと思います。それが紙越しに伝わるからこそ、名前も知らない誰かの読書欲を刺激し続けられるのでしょう。
 そして、後半では「本の見つけ方」と「本の伝え方」について「ふむふむ」と思う話を拝聴しました。そのなかでも特に、「共感 と ワンダー」というネタが興味深かったので、それに特化した感想をいざ。
 昨今、自分の分かる範囲のものだけを「共感」してもらいたい、という風潮が広がっているそうです。それは「本・読書」という世界も例外ではなく、むしろその風潮がより強いかもしれません。そんな中、読書に「ワンダー」を見出すことこそ大切なのでは? と。つまり、「自分の知らないことを知る」ための常套手段だった読書を、もう一度やろうじゃあないか! ということです。
「ワンダー」を追い求めることこそ、読書の醍醐味である。
その言葉に思わずニンマリしつつ、赤べこレベルに頭部を上下へと動かしたのは、言うまでもありませぬ。
 ここにて余談。途中に用意された質疑応答コーナーにて一発、ゆるーい質問をしてしまいました。一般の参加者の方にお譲りするべき「一番槍」を学会委員の あゆみ が持ってっちゃった………これアカンやつだわww 反省はしていますが、後悔はしてません。多分。自重もいいけれど、訊きたいことを我慢するのも「毒」ですし、ね?
Q:「一般論と自分の意見・感想にズレがあることが多い。“第三者の目線”は如何にして養うのか」
Ans:「色んな人にその話を持ちかけてみる。反応を見る。相手によって“どの伝え方が効果的か”ということを念頭に置く」
………だそうです。自他共に認める濫読家&マニアックな趣味だったので、今後の薦め方には是非コレを実践せな。今まで、半ば(ゴム紐とかの)押し売りと化していたのは、被害に遭われた方には周知のことですね。。。これで黒歴史を少し減らせそうです。
 さてさて。長らくお付き合い頂き、感謝の極み……。これでもまだ、本日の体験を伝えきれていないのは百も承知ですけど、あんまり長いのもアレなので。ここでお開きに致します。とは言いつつ。あのですねー、ホントはもっと打ちたいんです。懇親会のこととか、関口氏のスキンヘッドのこととか、美味しかったケータリングのこととか、大爆笑で終わった打ち上げのこととか。今日あった出来事を具に記載したくらいです。しかし、ここはぐううううぅぅぅぅっと堪えてっと。一言でまとめましょう。

来なきゃ、損!!! 


私は途中からしか存じていないものの、学会の先輩方(皆さん素敵)が一年越しで準備なさった会です。面白くないわけがないのです。為にならないワケがないのです。何で来ないのみんなー(;ω;)
 あのー、もしかしたら文字のサイズが愉快なことになっているかもしれませぬ(自覚症状あり)。しかしここはご愛敬(本人が言っていいのか)。このまま颯爽と遣り逃げを敢行しちゃいましょう。見逃して下さいませ。
お相手は あゆみ でした。

とうとう明日!

皆様こんばんは!
突然ですが、タイトルにもあるように、
とうとう明日引っ越します!
約4年間いた目白を離れ、
実家である静岡に戻ります。
昨日ネット回線も切ってしまったので、
もう今はパソコンが使えません。
そのだ今日は初めてのスマホからの記事更新です!
実家から寮へ入ったあの日、
寂しくて寂しくてたまらなかったのが
今でも鮮明に思い出せます。
それが今では、
目白を離れるのがすごく辛い。
それだけこの地に馴染んでいたんだなぁと
痛感しています。
大好きなお友達もたくさんできました。
先生方との素敵な出会いがたくさんありました。
まだ大学は終わっていませんが、
私の中での大きな節目として、
明日の引越しは思い出に残るでしょう。
今晩は必死に荷物を片付けます!、
短くてごめんなさい。
皆様、お体にお気をつけてくださいね!
暖かくしてお休みになってください(*^^*)

素敵な集まり

こんばんは!
最近めっきり寒くなりましたね。
厚手のもわもわのコートを着ても、まだ寒い。こりゃまいった。
何とかならないものかね。
今年の風邪は長引くそうなので、みなさんお気をつけて!
最近、素敵な集まりがあったのでそのことを書こうかと。
まず一つ目は、中学からの友人たちと久しぶりに再会したこと。
ちょうど友人の誕生日近くに地元へ帰れたので、誕生日会をしました。
ハッピーバースデーのバルーン膨らませて笑
なんだかものすごく楽しかった!
中学の頃の友人なんて、なかなか集まれないですよね。
でもこの友人たちとはずっと連絡を取り合っていて。
改めて、こうやって仲良くしていられるのがしあわせだなって実感しました。
頑張り屋で、思いやりのある、素敵な友人たちです。誇りに思える友人がいるって、なんかいいですよね。
二つ目の集まり!
これは、大学2年まで一緒に暮らしていた、寮のみんなです。
もう、最高に楽しかった!!
全員が集合できたのは二年ぶり。
まったく変わっていなくて、でもどこか大人びて、きれいになっていて。
嬉しいしなんかさみしい気もするし、もうわちゃわちゃ笑
記念にプリクラなんか撮っちゃったりして、いい時間を過ごすことかできました。
しあわせだった!
大切な人とのつながりって、やっぱりいつまでも大切にしていきたいなと思いました。
ずっと大切にしたいなら
連絡とったり、声かけたり、自分から行動を起こしていくべきですね。
これからもずっとよろしくお願いします!
そんな風に思える人たちと出会えて
本当にハッピーでラッキーだなあ。

KI TE NE

こんにちは!ももなです。
遂に日本文学科の目玉イベント、秋季大会が差し迫ってまいりました。
何を隠そうワタクシ実は国語国文学会の委員長を務めておりますので、
何度「前も見たぞ」「聞いたぞ」と言われても何度でも宣伝させていただきますぞ!

雑誌『ダ・ヴィンチ』の編集長 
関口靖彦 氏の御講演!

でございますみなさまも書店などで一度は目にしたことがあるのではないかと思われるこの雑誌!
(公式サイト)
御演題は「本を見つける/伝える」です!
大会詳細は以下の通りです。
[:ぎょ:]詳細[:ぎょ:]
日程 2013年11月30日(土)
時間 午後の部 13:30~17:30
   ※午後の部前半には、本学文学部教授 山口俊雄氏の
    講演「石川淳「処女懐胎」を読む―奇跡の政治性」がございます。
入場 無料
場所 日本女子大学目白キャンパス 百年館206教室
尚、午前には院生・研究員による研究発表がございます。
午後のみの参加でも問題ありませんので是非足を運んでいただければと思います。
本を紹介するという雑誌の最前線で活躍なさっている方だからこそ、「本を見つけ、選択し、人に伝える」ということ、
またその工夫や制作現場について伺えるまたとない機会でございます。
しかも無料!!
これは行くしかないでしょう!!!
ということで。
いつしかの記事のコピペとか、そ、そんなことないんだからね//
今回は中でも、学生はもとより一般の方にも親しみやすい御講演お題となっております。
日本文学科生でなくとも、どなたさまでもご入場いただけるので
ご家族・ご友人・はたまた彼氏彼女と!(羨ましいなぁオイ)
などお誘いあわせの上是非ぜひいらしてください!
関口氏の御講演は午後の部の後半の予定なので、
「ぎりぎりになっちゃうかも…」という方でも大丈夫です!損はしません!!
はい、ここまで宣伝おばさんをさせていただきました。
私事としましては、大体このイベント関連で日々動いております。たくさんの人に来ていただけるといいな…!
読書の方はといいますと、昨日から三浦しをん氏の『悶絶スパイラル』を拝読しております。エッセイですね!
「まほろシリーズ」や『舟を編む』など受賞作含めた作品ももちろん好物なのですが、B○(腐○子)に片足突っ込んでいる者としては
彼女の萌エピソードが共感と爆笑でたまらんのです。
朝電車の中で読んでいたら『大泉エッセイ』(大泉洋著)の時並みの不審者度となりまして、
つまりマスクで顔隠しながら必死に笑をこらえ(きれ)ていま(せんで)した。
先に挙げた『ダ・ヴィンチ』でも「三浦しをん特集」として大々的に特集が組まれた回がありまして、盛りだくさんでそれはそれは面白く貪り読ませていただきました!!
中でも「「おまえ今まで女が好きだったのにどうして俺なんだよ」という(B○作品の)タイプがたまらん」という旨をおっしゃっていまして、生まれて初めて雑誌に蛍光ペンを引いたという思いでもありますねぇ。
いやぁ感慨深い。
もう師走が走り迫ってくる音が聞こえ始めて、(短足ながらも)全力で走り逃げたい今日この頃、皆々様も体調崩されませぬよう、
11月30日(土)秋季大会にてお会いできるのを楽しみにしております(^ム^)

ディズニーシー!

さえこです!
今月、ディズニーシーに行って来ました!初めてのシーです(^〇^)最近のディズニー歴は、ディズニーランド25周年以来ですね(笑)あれからもう5年も経ちましたか…
中学時代の友達が東京に来るとのことで、私を含めて4人で一日中アトラクションを回りました。友達、詳しいので助かりましたよ。私はファストパスのファの字も知りませんでしたし(笑)
こんなに絶叫系乗ったのは初めてのことです。タワー・オブ・テラー、センター・オブ・ジ・アース、インディ・ジョーンズ、レイジングスピリッツ。タワーとセンターは2回乗りました。なんかもう、風を感じずにはいられない身体になりますね(笑)
あ、休憩としてシンドバッドも2回乗りました(笑)他にもトイストーリー・マニア、マジックランプシアターなど、たくさん乗ったり見たりできてよかったです(*´∀`)
海底2万マイルなんですが、終わる直前でアトラクションが止まってしまうアクシデントがありました(^-^;乗り物の後ろの梯子から脱出するという。夢の国があ…という話は、とりあえず置いておきましょう(笑)
クリスマスの雰囲気もよかったです。ちょっと早い気もしましたが、寒い夜でしたので、それっぽかったですよ(笑)
総じてとても楽しかったです!また行きたいですねo(^o^)oクリスマスは是非ともディズニーへ!さえこでした!

寒川神社

寒川神社にお参りしてきました!ちえか です(*ノ´□`)ノ
卒論無事終わりますようにって……w神頼み

無人駅で驚いた
しかもコンビニがスリーエフ
これは私のツボをおさえていますね


七五三シーズンで、お澄まし顔のちびっこ達が可愛かったです。
良い雰囲気のすてきな神社でした。
寒川神社といえば初詣のイメージでしたが、夕方人のいない時間、一人ゆっくり散歩するのが心地よかったです。

ラブ共有。

先日の記事で使用している携帯を修理に出した旨を書かせて頂きましたが、無事携帯が戻ってきただけではなくわたしの知らない間にアップデート版が公開されていたらしいOSにアップデートされた状態で帰ってきまして、ただのぽんこつちゃんだった我が相棒もちょっとマシなぽんこつちゃんになりました。かれこれ二年弱の付き合いですし、まだまだお世話になりたいものです、なほです。代替機返した時に使用状態の良さを褒められてうれしかった!ものは大事に使うものですね!
わたしはこのブログで何度舞浜に行った報告をするのか、と自分でも思いつつ、昨日、舞浜にある夢の国に行ってきました!はじめて画像を投稿するのですが、果たしてうまくいっているのか…。クリスマス限定パレード、30周年記念パレード、クリスマスのメインオブジェと、クリスマス仕様のイッツアスモールワールドの写メをひとつにまとめてみました。うふふ。

わたしは普段固定の相手とばかり舞浜に足を運んでいるのですが、昨日一緒に行ったのはまったく別の相手で、ショー目当てで行くわたしとはまったくちがう、アトラクションメインの楽しむ方でして。せっかく一緒に行くのだから、わたしも決してアトラクションに興味がないわけではないし一緒にアトラクションを楽しもう、と意気込んでいたのですが、向こうも同じことを考えていたらしく、「せっかく一緒に行くんだからたまにはショーメインで過ごしたい!」と言ってくれて、一緒にゆっくりパレードを見てまったりアトラクションを回ってきました。一日の終わりに、「はじめてショーをゆっくり観たけど、たしかに、ちゃんと観たらこんなに楽しいんだなって思った!何で今まで観なかったんだろう!次来たらきっとまたアトラクションメインになるんだろうけど、でも、ちょっと物足りないなって思う気がする!」と興奮気味に話されて、なんだか鼻高々でした(^o^)
でもその言葉を聞いて、これは遊園地の楽しみ方に限ったことではなくて、ひとつのものであってもまったく別の視点からの楽しみ方があって、それに人は気づきづらいのだろうなぁ、じぶんの好きなものを、じぶんが勧めたことで人が好きになってくれたらとてもしあわせなことだなぁ、なんて思いました。
さてさて、話は少し変わりますが、今週末、11月30日には、本学にて雑誌『ダ・ヴィンチ』編集長、関口靖彦氏のご講演が開催されます。ご演題は「本を見つける/伝える」。まさに「人に勧める」ことをお仕事にされている方のお話を聞けるということで、今から本当に楽しみです。秋季大会での外部の方によるご講演は毎年開催されるのですが、編集の方にお越し頂くのは今年が初めて。滅多にない機会ですし、ぜひ皆さまと楽しくお話を聞けたらなぁ、と思います。先日先輩もアナウンスしていらっしゃいましたが、そっと再掲させて頂きます^~^
日程 2013年11月30日(土)
時間 午後の部 13:30~17:30
※午後の部前半には、本学文学部教授 山口俊雄氏の講演「石川淳「処女懐胎」を読む―奇跡の政治性」がございます。
入場 無料
場所 日本女子大学目白キャンパス 百年館206教室
以上、なほでした*

栃木

こんにちは!!こんばんは!!
さやです( ・`ω・´)
今週の土日はいい天気でしたね!!
私は卒論もやらなきゃいけないのですが、餃子がどうしても食べたい!ということで今日は宇都宮から
失礼します(*´ω`*)
もうすぐ卒論の提出日がせまりヒイヒイ言いながら打ち込むは日々ですが、息抜きも兼ねて温泉と餃子目的でした。
宇都宮では6軒お店を食べ比べしました!!
個人的には、、、やっぱり焼き餃子が美味しいなあと思いました。
あと、お店は
餃天堂
という所が一番好みでした!!もちもちで!!
水餃子はここが一番美味しいです!!
焼き餃子も美味しいのですが、店ごとに特色があって甲乙付けがたいのです。
ここはもちもちで肉汁じゅわーっでした。
後は、正嗣 というお店も美味しかったです。
中身がほぼ野菜なのに、さっぱりしてるのに、旨みがありました。
あと、焼き餃子の羽根付きはめんめんというお店が一番私は好みでした!!
思い出、場所補正もあるとは思いますが(笑)
温泉も檜のお風呂にじっくり浸かって帰ってきました。
身も心も満足なぷち旅でした。
池袋から大体一時間半くらいで行けちゃうので結構日帰りでも楽でした。
それでは!この辺で!ノシ

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※トリビアではありません

こんばんは。かつーんです。
最近めっきり寒くなったせいで、朝布団から出て来るのがしんどいです。
ついギリギリまで粘ってしまい、食事時間を短縮すべく、食パンを焼きながら立って冷たいお味噌汁を飲むなんて行儀の悪い朝ご飯率が増えました……。(笑)
ちゃっちゃと起きてやれば良いだけなんですけどね~、朝弱いことも相まってなかなか起きられないんですよね~……。
これからはさっさと起きる! と宣言した所で全然実行出来なさそうなので、せめて温かいお味噌汁を食べる時間を持てる程度には、頑張って起き……られると良いなぁ。
さて、今回は最近私の中で特にクリーンヒットだった授業について取り上げたいと思います。
あくまで私の中なので、その点はご留意頂けると幸いです。m(__)m
●古典文学講義Ⅲ
~先生の本領発揮~

この間から能について学んでいますが、能に入ってからの知識量及び情報量が凄まじいような気がします……。
元々先生の知識・情報量は多くて面白いのですが、能に入ってからは今まで以上にプリントの余白がすぐに埋まっているように思います。気のせいでなければ本当に。
家に帰ってからノートを整理してみると、他の作品よりページを使っているので、やはり増えている気がするのですが、ただ単に私が聞き逃していただけだったら嫌だなぁ……。
世阿弥が努力型の天才であるものの、驕ることが無かった人なのだとよくよく分かる授業です。
●日本文学史Ⅳ(近世)
~『曽根崎心中』より早く没した芭蕉と西鶴~

元禄文化と言えば、西鶴や芭蕉、近松などが挙げられます。
従って彼らは同じ元禄人で、『好色一代男』や『おくのほそ道』、『曽根崎心中』が同じ時期に書かれたと思われがちです。
しかし、実は西鶴と芭蕉が亡くなったのは元禄初期(それぞれ元禄6(1693)年と7(1694)年)であり、2人は『曽根崎心中』を知らずに没しているのです。
(『曽根崎心中』は元禄16(1703)年の作品)
つい一緒くたにしてしまいますが、結構時間のズレがあるものなんですね。
●中国文学史
~海に無い竜宮城~

竜宮城と言えば「浦島太郎」を思い出す人は多いのではないでしょうか。
中国の怪奇小説(唐代伝奇)にも竜宮城が出て来るのですが、「浦島太郎」のように海ではなく、川や湖や沼にあります。
しかも「竜」の字があるだけに、水の守り神である竜が住んでいたという話です。
大陸国の中国では海が遠く、身近な水と言えば長江や黄河だったからこそ、竜宮城が川や湖や沼にあると思われていたそうですね。
(当時は海なんて見たことのない中国人が多かっただろうとは先生の談です)
湖ならまだしも、川や沼の竜宮城と聞くと、少々規模が小さくなる気がするのは私だけでしょうか。
●日本語史
~混交語「よそる」~

皆さんはご飯をお茶碗に入れる時に何と言うでしょうか。
「よそう」「もる」「よそる」……それ以外の言葉を用いる方もいらっしゃるかもしれませんね。
江戸時代になって関東方言(東国語)や上方語(それまでの中央語)、駿河や遠江などの言葉が江戸に入ってきて、江戸で使われる江戸語が誕生しました。
関西と関東のそれぞれで使われていた言葉が混交して出来た言葉もあり、「よそる」はこれに当たるそうです。
関西の「よそう」+関東の「も」=「よそ」で、comtamination(混交語)と呼ぶようです。
(「リラ」+「クジラ」=「ジラ」も同じ原理みたいです)
私は「よそる」で、家族も「よそる」だったのですが、母の知り合い(実家は愛知県?)は「よそう」を使っていました。
●世界の古典Ⅱ文学‐2
~偉い人ほどだらしない格好~

裳や唐衣、十二単などは身分の高い女性が着ていたと思われていますが、実は侍女が日常で着ていたものだそうです。
相手に失礼の無い格好をするのが衣装であり、男性でも女性でも目下の者ほどかっちり&がちがちした服装をしていたと衣装史でも明らかになっているのだとか。
(その証拠に石山寺の源氏絵で、「常夏」巻冒頭の源氏の格好が崩れたものになっています)
江戸時代くらいに話が歪んで、身分の高い人こそがしっかりした豪華絢爛な服を着ていたと解釈されるようになってしまったそうですよ。
この間の授業で、服装を崩した男性が源氏の訳がないと思ったのは、私だけではないと信じています。
他にも面白かったのは沢山ありますが、今回はこれくらいにしておきます。
若干中途半端な時期ですが、少しは来年の受講の参考になると嬉しいです。
まんべんなく受講しようとは言いませんが、食わず嫌いしていた授業が結構面白いことはあると思うので、色々と覗いてみては如何でしょうか?

すぱい てすと

…さて。今から君達にはテストを受けてもらう。
君達がスパイとして、使える人間かどうか。最初の関門だ。例え、今回の結果が良かろうが、スパイとして認められたわけではない。あくまでこれは第一関門であることを、心に留めておくように!
…それでは、はじめ!!
…。こんばんは。みずの です。
↑みたいなこと考えてたらテスト時間なんて瞬く間でしたね。
ちなみに受けたのはおわかりかと思いますがSPIの模擬試験です。えすぴーあいです。
SPYスパイの模擬試験ではないですすみません。
後半時間が足りなくなって、いかに素敵な配置にマークしていくかを考える時間になりましたね…。
ともかく、さんすうができない。そこから?みたいな感じですが、本当に。数学じゃなくて算数でもなくて「さんすう」ができない…。まだまだ全然勉強量が足りてないです~…。がんばろう…。まだ先、という方も、こうならないよう、ちょっとずつでもはじめておくことをオススメしますよ~…。
色々思う所はありましたけれども、こういった模擬試験を学校でやってもらえたり、併せて最近の傾向や取り組み方についてお話がきけるのはモチベーションの意味でも助かりますね。モチベーションと言えるくらい進んでいるかと言えば進んでないのですが、有り難いです…。
それから、本日は模擬試験の前に教養特別講義をとっておりまして、和太鼓奏者であり、舞台プロデューサーのヒダノ修一さんがお話してくださいました。様々な活動をなさっていて、そのパワーや、何事も自分から掴みにいく精神は今後の自分を考えていく上で勉強になりました。和太鼓という音楽・芸能などのソフトパワーを介して文化交流をはかる。その意味と、交流の広さを少し知ることができました。
また、中学・高校と和太鼓部に所属していましたので、和太鼓の話を聞くとちょっぴり当時のことを思い出してしまいました。最後には実演もしてくださって、やっぱり太鼓はかっこいいなぁと改めて思いました。リズム・振動がいいですよね。。
それでは、本日はこれにて失礼します!
ありがとうございました。
みずの