どうも、食い倒れさとよです。ストレスです。わかってます。
ストレス解消法が、「食」っての、もうアカンのですけどね、つい食べてしまいますね。
食欲の冬ですかね~
さて、原因不明のスランプから抜け出せない私ですが、まぁがあがあ言うててもしゃあないんで、
今日も今日とてすべての「積み残し」を未来の自分に丸投げして、展覧会行ってきました~。
芸術の冬ですよ~
「桜圃名宝展」
場所:学習院大学史料館
会期:9月27日→12月6日
とってもいい展覧会でしたよ~会期が過ぎてから言うなよって感じですが・・・・・
まず、「桜圃」とは何ぞや?ですが~、
それは寺内正毅の雅号のことですね~。
郷里である山口県宮野の地名「桜畠」に由来するそうです~。
おっと、寺内正毅は、近代史で必ず目にする、そうそう、スキンヘッドのあのお方のことですよ~。
平成25年に学習院大学史料館が、約350点にも及ぶ寺内家旧蔵の品の寄贈を受けたそうで、
今回の展覧会はその中から漆藝品を展示していました~。
なんと~、皇室から賜ったものも。
他にも、教科書でおなじみの、西郷隆盛、木戸孝允、高杉晋作らの墨蹟や、乃木希典の書簡なども展示されていましたよ~。
寺内さぁん、いいもん持ってんねwwww(ゲス顔)
…まあ、でゅふふな笑いを口元に浮かべたゲス人はさておき(マスクしてって正解だった)、
以下個人的にビビビビッ[:!:]ときたもの紹介、いってみやう~(*^_^*)q
もう会期終わってしまったのでネタバレにはなりませんよね~←
☆さとよ的イイネ!賞☆
◎菊花紋吉野山蒔絵料紙硯箱
…長いね!ネーミング(笑)
どんなものか、簡単に言うと、箱の表には山に咲く満開の桜が、裏側には川とその流れに浮かぶ紅葉が描かれてるんですよ。(適当)
図録によると、表は吉野山、裏側は龍田川と、歌枕の情景を描いているそうです~。
一番ビビッときたことは、箱の表側の上方中央に、菊の紋が入っているんですが、それが月に見えたことですね~。
み吉野の吉野の山に咲きにほふ桜を照らす春の夜の月
なんとも幻想的じゃないですか~、一首できましたよ~とかいう妄想を楽しみました。
図録には技法などのことにしか触れられていないのですが、「御下賜品」ということなので、「太陽」の方がいいのかなとも思いました。
が、否、私はこの情景には月のがしっくりくるから、この菊花紋は今日から月[:月:]ということにします(ドヤッ☆)
☆さとよ的kawaii!で賞☆
◎ボンボニエール
ボンボニエールとは、「皇室や華族家などの慶事の際に配られる小さな工藝品」のことだそうで、大きさとかイメージは、お雛飾りの小道具のような感じですかね~。
でも、蒔絵等、細部まで緻密に描かれてて、ちゃんと漆藝品してましたよ~。
一目見て、なんだこのシルバニア心をくすぐるキュートな漆藝品は!じつにけしからん!と悶えてきました。「蒔絵の素敵なボンボニエール」とか称してシルバニアファ●リーシリーズのラインナップに加えたいです(真顔)
◎菊花紋散蒔絵文台硯箱
文台と硯箱のセットで、普通の菊花紋と、花弁を透かした菊花紋(紋の縁取りだけのもの)とが水玉チック描かれているポップな模様、というのが私の第一印象です。
菊花紋で水玉描くとか何それかわいい、女子力来たとか申し訳ないほど自由すぎるさとよの頭の中。
菊花紋がオレンジを輪切りにしたような原宿系スイーツデザインに見えるとか妄想が止まりません~。一応これも「御下賜品」なんですけどね~。
最後に、
☆展示が神で賞☆(学芸員さんに喧嘩売ってない)
◎「天下の精鋭」
東郷平八郎の墨蹟なのですが、展示の仕方に感動しました。
漆藝品の金蒔絵を際立たせるため、背景を黒くするというのは、なるほど、と思ったのですが、この墨蹟も縁が金色だったため、背景の黒と絶妙な照明の当たり方が相俟って、なんとも神々しく、まるで暗闇に浮かび上がっているように見えました。
ほほう、こんな展示方法もあるのか…メモメモ…
桜圃のこととか作品のこととか、今回はほぼ、タダで頂いた(ヤラシイ書き方←)フルカラー図録を参照しました~。
でもやっぱ、図録で見るより、モノホンを見た方がイイネ!
蒔絵ファンの私だけに、今回の展覧会はおなかいっぱいごちそうさまでした、といった感じでした(笑)。
積み残し丸投げにしてよかったです~(笑)。
では今回の担当は、えび道楽さとよでした~。どやさ。