りけんハケン!

3月でございます!春かと思いきやまだ夜は冷え込んだり。なかなか一筋縄にはいかぬ日が続きます。
私事ではありますが、先月末半年程お世話になったアルバイトを卒業してまいりました。前回のブログで宣言した通り、学生利権を活用しまくるべく少し早目の卒業を…!
アルバイトは某雑誌編集部で初めて事務方のお仕事をさせて頂いていたのですがこれがまぁ自分の能力の低さを思い知らされること!そして社会人になるという意味を覗かせて頂けたこと!それまでは試験監督や採点、書店でのアルバイトをしていて、直接お客様と接するお仕事というのも見られ方だったり、応対だったり、レジ作業だったりと学ぶことは多くありました。けれど働く仲間内でもより多くの意思疎通が必要(だと思う)事務方(会社内)での仕事となると、今迄の経験が生かせないことも多く、仕事についての意思疎通の難しさというのを痛感しました。
これから3年生の就職組はいよいよ就活スタート、というところだと思いますが、私は就活後ではあっても社会に出る前に(あくまでも本業は学生ですが)販売・接客だけではなく、事務方など会社員が働いている様子を間近で見られるアルバイトもとても良い経験になると思うのです。
個人的に一つ、誇りに思っているのは今迄「読者」という立場だったのが日本文学科に入学したことを契機に「調査・研究」の立場となり、書店アルバイトによって「販売者」の立場、博物館学芸員資格課程での実習でお世話になった文学館で「調査・研究・展示(普及)」の立場、そして今回のアルバイトによって「作り手」の立場と、本に纏わる環境のほぼ全てに関わることができたということです。4月からの社会人ではまた「読者」の立場に戻りますが、全く同じ「読者」ではなく、本に纏わるあらゆることの経験を経て「読者」となるのはまた違った見方(どのような戦略・会社事情・方法で推され売られているのか、など)を伴ってのことと思うとそれはそれで楽しみだとも思います…!
探してみると世の中には色々なアルバイトがあって、(危険なものは勿論避けるべきですが)「学生のうちにしかできないこと」の一つだと考えれば、うまく時間を使って色々な職を経験できるのも学生の利権の一つだと思うこのごろであります。