東日本豪雨

おはようございます。まなみです。
最近あった記録的大雨ですが、みなさんご無事でしたでしょうか。
ニュースではかなりショッキングな映像が流れていましたね。

私の地元は被害こそ甚大ではなかったものの、一部地域が浸水、(超個人的ではありますが)我が家が盛大に雨漏りするなどしました。雨漏りしたのは我が家が古いからっていうのももちろんあるのですが、どうやら2011年の震災のときに瓦がずれていたらしく、今回の大雨には耐えきれなかったようです。

家では祖父母とともにニュースを見ていたのですが、今年90歳になる祖父が「鬼怒川が決壊するのは知る限りだと二度目だ」と言っておりました。
私は今年の8月に鬼怒川の温泉旅館に泊まったのですが、そこの露天風呂が川の増水で倒壊したとのニュースを見て、ショックでした。鬼怒川を眼下に眺めながら入る朝風呂は最高だっただけに残念です…。鬼怒川では他にも何軒か川沿いの宿泊施設が流されてしまったようですね…。川沿いと言っても、川のすぐ横に旅館が建っているわけではなく、川をかなり下に見下ろす形で、高いところに建っているのです。それなのに増水で流されてしまったとのことですから、ちょっと想像もつかないほどの水量だったと思います。

私の地元は北と南を川に挟まれ、昔は水害が絶えない地域だったそうです。(大昔、水害をおさえるため即身仏となった僧がいたとの伝承があるほど)
そのため今回はいつ川が決壊するかと気が気ではなかったのですが、大丈夫でした。
過去に水害に悩まされた経験が数多くあったため、スーパー堤防をつくり、それ以降は目立った被害は起こっていないとのことです。
鬼怒川ももっと強い堤防をつくっていればもしかしたら今回の被害はもう少し抑えられたのかもしれないと考えると、口惜しいばかりです。

ニュースでは、隣の市の橋が流されてしまっている映像を見たり、知っている場所が水没しているのを見たりと、夏休みの締めくくりが悲しくつらい気持ちで終わってしまいそうです。
2011年の震災での津波の映像を見たとき、うちは海なし県だから心配ないな、と、のん気に構える気持ちが私にはあったのですが、周辺のまちが川の決壊により津波と似たような被害を受けて、自然を相手にしては、どの地域も油断ならない、ということを再確認させられました。

東日本大震災は1000年に一度、今回の大雨は50年に一度と一般的には言われていますが、その二つが5年も経たないうちに起こってしまって…。震災からまだまだ完全には復興できずにいたところの今回の件。自然相手で、誰が悪いわけでもないので「どうして」という思いでいっぱいです。

未だ行方不明の方の懸命な捜索が続いているとのことで、一刻も早く見つかることを願っています。

暗い話になってしまい申し訳ありませんが、今はこのことで頭がいっぱいで…次回の更新では夏休みの旅行記が書けたらと思います。
以上、まなみでした。