夏休みの報告!

おはこんばんは、えりです!
夏休みが終わってからだいぶ時間が経っていますが、どうしても!どうしてもこれだけは喋りたいんです!

というわけで、夏休みの最後二日間を利用して行った京都旅行でとりわけ印象に残った二つのことを報告したいと思います!

まず一つ目は、嵐山の鵜飼です。夏季限定のイベントだそうで、9/23が最終日とのことでした。
鵜の絵が描かれた提灯を下げた船に乗って川へ繰り出します。ゆっくり進む船の心地よい揺れ、穏やかにふく涼しい風、船遊びはこんなに気分がいいものだったのか!と感動しました。私は乗らなかったのですが、「宮廷鵜飼」というバージョンもあり、そちらは船の上に鮮やかな布がかけてあり、船頭さんが白い狩衣(たぶん狩衣・・・)を着ていました。平安時代の船遊びの再現だそうです。通常の鵜飼見学の船は、なにもかかっておらず、船頭さんは背中に鵜の絵がプリントされた青いハッピを着ています。
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鵜飼が始まるのを待っていると、赤い提灯をぶら下げいい匂いを漂わせて近寄ってくる船がありました。よく見ると提灯には「おでん」「イカ焼き」と書いてあります。私たちが乗っている船に横付けしたと思ったら、「おでんいかがですかー?わらびもちもありますよー!」と夕食の販売が始まりました!なるほど、飲食物持ち込み禁止の理由はこれか!と思いましたが、おでん、とっても美味しかったです。船の上で買い物をする、ご飯を食べる、というのはなんだかわくわくしますね!
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いよいよ始まった鵜飼!暗闇のなかに浮かぶ篝火が綺麗でした。鵜匠たちが船縁を棒でたたき、それに驚いた魚がパッと動いたところを鵜が見つけてとってくるそうです。観光客を乗せた船の前を二往復してくれるのですが、二周目の復路では鵜匠を見つめたまま一向に潜る気配のない鵜もいて面白かったです。行きは船を引っ張り、帰りは川の流れに逆らって泳ぐのですから、それは疲れるわ、と思いました。一人で数羽の鵜を操り、どの鵜が魚を捕まえたのか決して見逃さない鵜匠の技術はすごいです。皆さんも夏に京都に行くのであれば、ぜひ鵜飼を見に行ってみてください!
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もう一つは下鴨神社です。今年がどうやら式年遷宮の年だったそうで、普段公開していない箇所をスタッフさんの解説付きで公開していました!三所社、大炊殿(重要文化財)、葵の庭(重要文化財)などです。大炊殿は神饌、いわゆるお供え物の料理をつくる場所で、なかでは模型を使って実際の神饌の展示が行われていました。ごはんも魚も円錐のような形に盛ってあるのが面白かったです。
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同じく普段はなかに入れない神服殿では、下鴨神社の行事のビデオや写真が公開されていて、とても綺麗でした。
下鴨神社の敷地内?に河合神社という神社があり、そこに鴨長明の方丈の庵の再現がありました!みてくださいこの写真!お分かりでしょうか。外観だけではなく、ちゃんと内部まで再現されているんです。細かいところまで再現されているのを見ると、なんだか嬉しくなってきますね。
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他にも、お寺の公開時間と戦いながら急いで見に行った天龍寺や、一口城主になりませんか?!という斬新な文句で募金を集めていた二条城などいろいろと思い出はありますが、今日はこのあたりで終わります。それではみなさま、よき旅を!